スターダムのseason3が始まりました。１カ月半ぶりの新木場で、３週間ぶりの東京開催でしたが、満員の観客が集まりました。そして、この日から紫雷イオが参戦。イオの素晴らしさが存分に発揮できましたね。スワンダイブから半回転してのリングイン、場外への高速トぺ、ムーンサルト・プレス、最後はゆずポンにライダーキックを決めました。ゆずポンが敗れたのは４月３日の大阪大会以来、久しぶり…イオはたった１回の参戦でスターダム・ファンのハートを掴みました。これほど脚光を浴びたイオは初めて見ました（というほど見てませんが…）。観戦に来ていた大江百重（中西百重）さんは「イオはこんなに凄いのになんで、（トップ戦線に）出て来てないの？」と素朴な疑問を言っていました。それは簡単、どこもイオの才能より人気を必要としただけだからです。レスラーとしての資質やポテンシャルはトップ・クラスなのですが、活かされていなかった。それは当のイオが気が付いているからこそ、スターダムで開花したかったのでしょう。これから、もっともっと楽しみなキーパーソンとなるに違いありません。
ゆずポンも珍しく、イオの登場に面白くない様子。奈苗に媚を売って、調子良く立ち回っていると感じたから。でも、このようなイデオロギー闘争は大いに歓迎。怒りのゆずポンも魅力があります。美闘陽子の試合も安定感が出てきました。夢ちゃんは世Ⅳ虎にデビュー以来の初黒星を喫しました。世Ⅳ虎は大人げないのですが、これが世Ⅳ虎の味なのですよ。泣き顔の夢ちゃんの成長が楽しみ。星輝ありさvs岩谷麻優は実に危なっかしい対戦でした。でもやっぱりライブはいいですね。
