メキシコ2010①アミーガたちとの再会

　私にとって24回目のメキシコ旅行は、アミーガたちとの再会が多く実現した。まずHIROKAとダミアンがホテルに訪ねてくれ、仕事やら雑談やらで話し込んだ。HIROKAは最近、小動物のペットショップを始めたそうで、インコとか亀などを扱っているとか。「昔からペットショップをやるのが、夢だったんですよ。市場で仕入れて毎日、店に出ています…」と言っていた。
　アレナ・ナウカルパンでは、レディ・メタルと本当に久しぶりの再会。彼女はアルシオンの旗揚げイヤーに招聘した。浜田文子から「上手いルーダがいるんだけど」と言われ、呼んだのはいいが試合はイマイチだった。でも性格は明るく人懐っこいので、試合よりも選手間のムードメーカー的存在のため、3度も来日させたのだ。通称マルちゃんは、相変わらず人の良さ丸出し。
　タッグを組んだデァアボリカに逆らえずにいたのだ。デァアボリカは1990年に、エステル・モレノがどうしても一緒に呼んでほしいと頼んできて全女に参戦させたことがあった。第3代CMLL世界女子王者でもあり、チャパリータASARIとアレナ・メヒコで対戦。ASARIが肩を負傷したことが
　記憶に残っている。そしてフロール・メタリカとは、おそらく15年ぶりの対面だった。Jdの初期に来日し、なぜかよくルチャドーラたちの世話をしたものだ。メタリカはポルキー（ブラソ・デ・プラタ）ばりの体型にはビックリ。
　下田美馬とはいつも日本に帰って来ると、電話で話すかメールのやり取りだけだが、アレナ・メヒコを観戦後にVIPSで遅い夕食を共にした。下田は内藤哲也、石狩太一のマネジャーみたいな感じで、日の丸の旗を振って勇んで入場していた。私がメキシコ入りした週に、ようやくメキシコ版プレイボーイ「H」でセミヌード撮影したという。この話しは3年越しにまとまったのだ。いろいろメキシコと日本の情報交換をしたが、それは書けない話ばかり。
　そしてファビー・アパッチェとも1年半ぶりに電話でだか話すことが出来た。アルシオン時代、娘のような存在だったファビーも一児の母。AAAの看板ルチャドーラとなって久しい。