ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

女子ガイコク人列伝(第18話)ジュディ・マーチン

2008年12月15日 09時40分43秒 | 女子ガイコク人列伝
1955年10月8日生まれ、米国・サウスカロライナ州コロムビア出身。178㎝、75㎏ (得意技)ブレーン・バスター、ジャンピング・ネックブリーカー
 10代でミス・サンファン、ミス・ローラーダービー・クイーンといった美人コンテストに優勝したというプロフィールを見たとき、どんな美人レスラーなのかと興味があったが、いざ来日してみると、これまたビックリ。まるで魔女みたいな風貌で、いかにもアメリカの臭いがする典型的なヒール・タイプだった。
 75年に地元にあるファビュラス・ムーラの門を叩き、デビュー。初来日は79年秋の『日米対抗リーグ戦』だが、真価を発揮したのが82年10月に大森ゆかりとの王座決定戦に勝ち、オール・パシフィック王者になってからだ。その表情は、老かいな悪党だが、素顔は大人の雰囲気でじゃじゃ馬のレイ・ラニ・カイやシェリー・マーテルのトンパチぶりをサポートしていたものだ。ムーラからの信頼も厚く、ジムの師範代も務めていた。
 87~88年にかけてはレイ・ラニとのグラマー・ガールズで、日本のJBエンジェルスと名勝負シリーズを展開し、ヒット商品となった。ゴールドのコスチュームは気品と格式に満ちていたし、ファンの憎悪を浴びるのにピッタリのイメージ。いやらしいほどのインサイドワークはベテランの味をかもし出した。アメリカでも、日本でもレイ・ラニとのコンビが多く、どちらかといえば割を食っていたが、そこは仕事人らしく、きっちりヒールに徹していたから、選手間の信頼も厚かったのだ。

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