ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

栗原あゆみ復帰興行を見て

2008年12月14日 22時13分34秒 | ROSSY's EYE
 1年半ぶりにリングに戻ってきた栗原あゆみ復帰興行は、SHINJUKU FACEが札止めになる超満員の観客が集まった。主役の栗原はシングル&タッグの2試合に登場。まるで長いブランクを全く感じさせない、スピード感があった。2年前のジュニア・オールスター戦で「ベストバウト」を受賞した、渋谷シュウとのシングル戦は、やけに渋谷が大きく見えたものだ。敗れたものの、栗原のドロップキックを受けきる渋谷の上手さが目についた。
 メインは栗原が夏樹☆たいようと組み、高橋奈苗&AKINOと対戦。珍しい3本勝負だったが、試合はマラソン・レースのような長い、長い闘いが続いた。けして、キメの細かい内容ではなかった。瞬間技のタイミングや斬れも、良くはなかった。それでも栗原は何かを感じさせる、応援したくなる選手だ。気持ちの鼓動で魅せてくれる貴重な選手なのだ。欲を言えば、この日のために体をひと回りも、ふた回りも大きくしてほしかった。やっぱり今後、トップ選手を目指していくなら、体の大きさが無いと観客を納得させることは難しいと思う。まあ、とにかく復帰して良かった。本人の自己採点通り”合格”でいい。これから猛ダッシュして、同世代から突き抜けてもらいたい。

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