新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

家の近くのむし探検 クモ、カメムシほか

2019-09-11 20:20:31 | 廊下のむし探検
家の近くのむし探検 第37弾


5日に家の近くで見つけた虫の続きです。



最初はワキグロサツマノミダマシ



これはクサギカメムシのたぶん、3齢幼虫。





そして、ホリカワクシヒゲガガンボ



4日に撮ったカニクサの胞子嚢がはっきりしなかったので、もう一度撮り直しました。



これはユウゲショウでしょうね。





後は帰りにマンションの廊下で撮った写真です。クロスズメバチとシダクロスズメバチとの違いは「日本産有剣ハチ類図鑑」に載っています。

複眼内側の白斑は幅広く、その内縁は膨らむか直線的 クロスズメバチ
複眼内側の白斑は三日月状にえぐられ、幅は狭い シダクロスズメバチ

この写真の個体の白斑は三日月状にえぐられているようなのでシダクロスズメバチかなと思うのですが、以前調べた個体の白斑はもっと幅が狭かったので、よくは分かりません。正面から撮らなかったのが失敗でしたね。





最後は甲虫です。たぶん、ゴミムシダマシは間違いないと思うので、「日本産ゴミムシダマシ大図鑑」の図版で調べてみました。最初、ホソスナゴミムシダマシかなと思ったのですが、前胸背板側縁の形が違います。もう一度調べ直して、結局、フトヒメツノゴミムシダマシ Toxicum moriiではないかと思いました。この図鑑は写真は綺麗なのですが、属や種の検索表が載っていないのが残念なところです。