おとといの続きで、4月14日に神戸の六甲アイランドで行われた植物観察会で見た花です。あいにくの雨で参加者も少なく、傘をさしての観察でしたが、和気あいあいとして楽しかったです。
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最初はこのトゲミノキツネノボタンです。以前、淀川、木津川、桂川の三川合流地点にある背割堤(せわりてい)という堤防に行ったときも一面この花が咲いていました。
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次はマンテマの仲間です。この仲間は図鑑を見てもなかなか区別がつきません。「日本帰化植物写真図鑑」や「日本帰化植物図鑑」を見ると、マンテマと名の付くものはマンテマのほか、ツキミ、イタリー、フタマタ(ホザキ)、サクラの全部で5種が載っていました。でも、〇〇センノウというのも似ている種があります。これらはみなSilene属に入っています。「日本帰化植物図鑑」に載っているマンテマの説明を読むと、花の下に膨らんでいるのは蕚なのですね。花期には円筒形、花後は膨れて卵形となるそうです。これは花が咲いているときもかなり膨れています。さらに、長い毛が目立ちます。
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フタマタ(ホザキ)かなと思って茎の根元が写っている写真を見てみました。フタマタは茎が途中で分かれるとのことですが、これはそうでもありません。結局、迷宮入りです。
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観察会で見たマンテマだけをまとめておきます。これは説明会ではツキミマンテマという説明でした。ツキミというだけあって、夕方開花し昼間はしぼむとのことです。でも、雨でしぼんでいるのか、昼だからしぼんでいるのかよく分かりません。先ほどのマンテマと比べると蕚が細く、毛は短いです。
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これは花の色は薄いのですが、たぶん、マンテマではないかと思います。先ほどまでの花は花弁の先に切れ込みがあったのですが、これにはありません。
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次はスズメノチャヒキ風ですが、何だか分かりません。観察会でもスズメノチャヒキ?と言って通り過ぎました。(追記2024/07/30:全体に短毛が多く、芒が長いので、ヒゲナガスズメノチャヒキ Bromus rigidusではないかと思いました)
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それから、お目当てのアカバナルリハコベが見つかりました。小さな花ですが、道沿いにずっと咲いていました。雨なので花がつぼんでいるのですが、晴れていたらさぞかし綺麗だったろうと思いました。「日本帰化植物写真図鑑」には載っているのですが、瑠璃色のルリハコベと混じって咲いているそうです。ルリハコベと同じ学名なので、品種という扱いなのでしょうか。
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道を歩いていたら、こんなに固まって咲いているところもありました。
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これはフラサバソウです。葉を見ると、オオイヌノフグリなどとよく似ています。小さな花だったので、接写で写して参加者に見せたら、喜んでもらえました。
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ムスカリの花は下を向いているのかなと聞かれたので、下方から写真を撮ったのですが、撮り終わったときにはみな先を行っていてそのままになってしまいました。
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次は目立たない花ですが、シロイヌナズナだそうです。まあでも、花を拡大すると結構綺麗です。
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それから、この花。リーダーが花の名前を忘れてしまったので、思わず、カワヂシャと言ったら、参加者にノヂシャだと訂正されました。そうです。ノヂシャですね。でも、私は名前を混同していたようです。過去の記録を見たら、カワヂシャなんて書いている記事がありました。
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最後はミノボロモドキです。これは昨年のポートアイランドの時の観察会でも見ました。この時は本当は六甲アイランドに行くはずだったのですが、魚崎で降り損ねてそのまま三宮にいってしまい、ポーライナーに乗ってポートアイランドでの観察会になりました。でも、種類数から見ると、ポートアイランドの方が多かったですね。この種は「日本帰化植物図鑑」には載っていました。白いのは雄蕊なのかなぁ。
これで一応、雨中の観察会は終わりです。一行はマリンパーク駅の下で昼飯を食べて、もう戻ることにしました。参加者の一部はその足で「咲くやこの花館」へ行くとのこと。私はくたびれたのでもう帰ることにしました。みんな元気ですねぇ。
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最初はこのトゲミノキツネノボタンです。以前、淀川、木津川、桂川の三川合流地点にある背割堤(せわりてい)という堤防に行ったときも一面この花が咲いていました。
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次はマンテマの仲間です。この仲間は図鑑を見てもなかなか区別がつきません。「日本帰化植物写真図鑑」や「日本帰化植物図鑑」を見ると、マンテマと名の付くものはマンテマのほか、ツキミ、イタリー、フタマタ(ホザキ)、サクラの全部で5種が載っていました。でも、〇〇センノウというのも似ている種があります。これらはみなSilene属に入っています。「日本帰化植物図鑑」に載っているマンテマの説明を読むと、花の下に膨らんでいるのは蕚なのですね。花期には円筒形、花後は膨れて卵形となるそうです。これは花が咲いているときもかなり膨れています。さらに、長い毛が目立ちます。
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フタマタ(ホザキ)かなと思って茎の根元が写っている写真を見てみました。フタマタは茎が途中で分かれるとのことですが、これはそうでもありません。結局、迷宮入りです。
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観察会で見たマンテマだけをまとめておきます。これは説明会ではツキミマンテマという説明でした。ツキミというだけあって、夕方開花し昼間はしぼむとのことです。でも、雨でしぼんでいるのか、昼だからしぼんでいるのかよく分かりません。先ほどのマンテマと比べると蕚が細く、毛は短いです。
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これは花の色は薄いのですが、たぶん、マンテマではないかと思います。先ほどまでの花は花弁の先に切れ込みがあったのですが、これにはありません。
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次はスズメノチャヒキ風ですが、何だか分かりません。観察会でもスズメノチャヒキ?と言って通り過ぎました。(追記2024/07/30:全体に短毛が多く、芒が長いので、ヒゲナガスズメノチャヒキ Bromus rigidusではないかと思いました)
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それから、お目当てのアカバナルリハコベが見つかりました。小さな花ですが、道沿いにずっと咲いていました。雨なので花がつぼんでいるのですが、晴れていたらさぞかし綺麗だったろうと思いました。「日本帰化植物写真図鑑」には載っているのですが、瑠璃色のルリハコベと混じって咲いているそうです。ルリハコベと同じ学名なので、品種という扱いなのでしょうか。
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道を歩いていたら、こんなに固まって咲いているところもありました。
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これはフラサバソウです。葉を見ると、オオイヌノフグリなどとよく似ています。小さな花だったので、接写で写して参加者に見せたら、喜んでもらえました。
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ムスカリの花は下を向いているのかなと聞かれたので、下方から写真を撮ったのですが、撮り終わったときにはみな先を行っていてそのままになってしまいました。
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次は目立たない花ですが、シロイヌナズナだそうです。まあでも、花を拡大すると結構綺麗です。
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それから、この花。リーダーが花の名前を忘れてしまったので、思わず、カワヂシャと言ったら、参加者にノヂシャだと訂正されました。そうです。ノヂシャですね。でも、私は名前を混同していたようです。過去の記録を見たら、カワヂシャなんて書いている記事がありました。
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最後はミノボロモドキです。これは昨年のポートアイランドの時の観察会でも見ました。この時は本当は六甲アイランドに行くはずだったのですが、魚崎で降り損ねてそのまま三宮にいってしまい、ポーライナーに乗ってポートアイランドでの観察会になりました。でも、種類数から見ると、ポートアイランドの方が多かったですね。この種は「日本帰化植物図鑑」には載っていました。白いのは雄蕊なのかなぁ。
これで一応、雨中の観察会は終わりです。一行はマリンパーク駅の下で昼飯を食べて、もう戻ることにしました。参加者の一部はその足で「咲くやこの花館」へ行くとのこと。私はくたびれたのでもう帰ることにしました。みんな元気ですねぇ。
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