桜の開花宣言を受け 少しづつ桜が咲いているのを見かけますが、
冷たい風に まだまだ寒さを感じています。
この桜は、今年初めてみた 五反田の桜です。
先日のおはなしですが、墨田区の錦糸中学校で がん教育の一環で
お話をさせていただく機会をいただきました。
2014年度、文部科学省の「がんの教育総合支援事業」が始まり
指定都市でのモデル事業の一環で
墨田区でも2014年からがん教育の準備が始まりました。
2013年 墨田区の女性のがん死亡率が 1位ということがきっかけにもなったようです。
「がんに関する正しい知識を持つための健康教育・普及啓発活動の推進」が盛り込まれ
2015年度 小中の学校で授業が行われ 私は、がん体験者として
中学校でお話をさせていただいたのです。
中学校は、保健体育の先生と養護教諭の先生が担当され
1時限目は、がんの病態や予防について がんの知識を深めるもの
生活習慣、予防方法など。
ICTを用いて生徒に興味を引くような内容で行われました。
2時限目は、養護教諭の先生が前回のまとめと 私のお話し、
その後、授業で習得した内容を踏まえて
「あなたの身近な人が がんになったら あなたはどんなことをしてあげたいですか。」
のディスカッションが行われました。
私は、病気になる前、看護師と働いていた時の お話しから始まり、
がんになったときの話、辛い治療中の話、
そして今 現在の話をさせていただきました。
また、治療中でも うれしかったこと、皆さんへ伝えたいことをパワーポイントを
使用しながらすすめました。
最後に、学生さんがディスカッションした感想を のべてもらい
心がじ～んと熱くなりました。
今は2人に1人ががんになる時代、
できるだけ がんを科学的に理解し がんになっても、心豊かな人
自らの身体のことなどを十分理解して大人になってほしいと思いました。
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