奧播磨 上陸!!!
もう10年位のお付き合いになるのに初めての訪問
大変失礼致しました。
姫路より車で30分少々 姫路市安富町に下村酒造店は位置します。
今は仕込みから営業まで全てをこなす熱きスーパーロックマン
「原田」さんにお出向かえ頂きました。
行くことは出来ませんでしたが回りには自然スポットがたくさん!
良い環境の中で酒造りが行われています。
蒸しは昔は「和釜」でいまは回転式甑と言う奴だそうです。
原田さんは「普通でしょ」と言っておりましたが私は初めてみました。
確かに倒せば掘りやすそうですが。
ところ変わればと言う奴でしょうか・・・・
目下の悩みは「室」の狭さ 広くするため縁の部分を継ぎ足したため
奧から回りこめなくなってしまいました
確かにやりづらそうです。 少しでも早く拡張したいとのことでした。
1日も早く動線のしっかりした「室」を「奧播磨」に!!
仕込みは最大1トン~700㌔未満の小仕込みが中心
奧播磨でもほとんど櫂入れはしないそうです。
きっちり対流が起こるので大丈夫との事
足場は原田さんと下村専務の手造り
昔ははしごを使って作業をしていたそうです。
蔵人は手先が器用で大工仕事が出来ねばなりません。
搾りは佐瀬式槽しぼり 「奧播磨」の酒にはこれが一番との事
空気式の自動圧搾機もありましたがほぼ放置状態
こちらは澱引きタンク約2~3週間かけて澱引きします。
ここの作業は常温で行います。 澱引きご瓶詰め 瓶火入れ
ここまで25日平均だそうです
アンビリーバボーと叫びたくなる蔵元さんもいるでしょう。
しかしこれが奧播磨流 生老ね もちろんありますよ!
通常の利き酒で欠点と取られる部分を特徴に変えるパワーが
この「奧播磨」の酒にはあります。
10人が10人旨いという酒じゃなくて
10人中1人が旨い酒を「奧播磨」は目指して下さいとメールしたら
100人に1人との返事が返ってきました。
そんな熱烈なファンの期待を裏切らない酒造りを目指すというか
得意とするという原田さんの気持ちと信念を「はりきり企画部」は応援します。
でもせめて30人に1人にしておきましょう。
そうなるために味ノマチダヤ 「奧播磨」押しでこれからも行きます
下村専務もまだまだ本調子では無いようですので
原田さんに「奧播磨」の屋台骨支えてもらわないといけません
原田さん たのんまっせー ギターはセミプロ!!
奧播磨流「夏の酒」も含め 純米吟醸辛口3兄弟 好評発売中!!
最後に 「杉玉」がめちゃくちゃ多い「奧播磨」でした