農業を生業とする者、生産物を粗末にしてはならないと常々おもうものです。
生産物は最後まで活かしてこそその努力が報われると信じています。
春に収穫を終えしっかり実も充実したえんどう豆。しかし、食べきれず廃棄となってしまうところを”もったいない!せっかくの産物”と莢から取り出し乾燥保存していました。そっと取り出しお盆仕事。
色はあせてしまい、カラカラに乾燥し痩せこけた豆です。
一晩水に浸してやりますとふっくら膨らみ、その色合いも華やかでそれはもう別物です。
丁寧に皮を剥いで口当たりの良い餡に仕上げてみようとうぐいす餡の初挑戦。
豆を煮る。煮た豆を漉す。漉した豆を絞る。これはまるで白味噌を思わせ<うぐいす餡>にはほど遠い様相です。
砂糖を加え丁寧に練り上げると光沢の良い白あんです。
さーて!お供えならば団子かな?という訳でこんな形になりました。
お盆に立ち働く、元気な頃の姑を思い出します。
”暑い時は冷たいお茶を・・・””たまには冷たい水も・・・”と氷を浮かせてお供えしていたことを・・・。心だなぁ・・・と。
農家の嫁の私は、大切に育てた作物と涼しい風をお供えします。
< 盆供物 農のこころに 涼を添え >
生産物は最後まで活かしてこそその努力が報われると信じています。
春に収穫を終えしっかり実も充実したえんどう豆。しかし、食べきれず廃棄となってしまうところを”もったいない!せっかくの産物”と莢から取り出し乾燥保存していました。そっと取り出しお盆仕事。
色はあせてしまい、カラカラに乾燥し痩せこけた豆です。
一晩水に浸してやりますとふっくら膨らみ、その色合いも華やかでそれはもう別物です。
丁寧に皮を剥いで口当たりの良い餡に仕上げてみようとうぐいす餡の初挑戦。
豆を煮る。煮た豆を漉す。漉した豆を絞る。これはまるで白味噌を思わせ<うぐいす餡>にはほど遠い様相です。
砂糖を加え丁寧に練り上げると光沢の良い白あんです。
さーて!お供えならば団子かな?という訳でこんな形になりました。
お盆に立ち働く、元気な頃の姑を思い出します。
”暑い時は冷たいお茶を・・・””たまには冷たい水も・・・”と氷を浮かせてお供えしていたことを・・・。心だなぁ・・・と。
農家の嫁の私は、大切に育てた作物と涼しい風をお供えします。
< 盆供物 農のこころに 涼を添え >