もしかすると、先ほどまで泳いでいたのでは・・・と思われるほどピチピチ鮎の思いがけない贈り物が届きました。
”若い者は塩焼きだろうが、やはり鮎は甘辛く煮たのがいい。””煮汁で玉葱を煮てくれ・・・”夫の指図です。まるで健在だった頃の舅そのまんまではないですか・・・。
お昼寝を返上して半分だけコトコト甘露煮にしよう・・・。私の方針はこうです。
塩でぬめりを取り除き、さっと素焼きで身を引き締めます。
鮎のように姿の美しい魚は、ヒレもいのち、焦がさないよう慎重に・・・。
うむっ!と口を閉じでいたはずの魚はどれも焼かれると揃ってパックリ口を開いています。笹の葉を鍋底に敷いて煮ると煮くずれないのだとか・・・。
”笹の葉なんて手元にはないし、しょうがないな・・”と生姜の葉で間に合わせです。
お行儀よく並んだ鮎を水、ほうじ茶でコトコト煮ます。そうそう!出し昆布を一枚かけてやりましょう。
柔らかく煮えたころ、減った水分を補うためのお酒をたっぷり夫の晩酌用から調達しました。その上に調味料を加えます。みりん、三温糖、しょう油をどれもこれも適量。とてもダイナミックな料理人です。
季節を感じさせてくれる嬉しい食材にはしっかり手間もかけていただきたいものです。
こうした料理をじっくり味わいながら頭から食した舅を思い出します。
こう見えて我が家は歴代亭主関白なのか?しみじみ思う夕餉時。玉葱だってご希望通りですもの・・・。
< 夏の日の 夕餉に思う 我が家系 >
”若い者は塩焼きだろうが、やはり鮎は甘辛く煮たのがいい。””煮汁で玉葱を煮てくれ・・・”夫の指図です。まるで健在だった頃の舅そのまんまではないですか・・・。
お昼寝を返上して半分だけコトコト甘露煮にしよう・・・。私の方針はこうです。
塩でぬめりを取り除き、さっと素焼きで身を引き締めます。
鮎のように姿の美しい魚は、ヒレもいのち、焦がさないよう慎重に・・・。
うむっ!と口を閉じでいたはずの魚はどれも焼かれると揃ってパックリ口を開いています。笹の葉を鍋底に敷いて煮ると煮くずれないのだとか・・・。
”笹の葉なんて手元にはないし、しょうがないな・・”と生姜の葉で間に合わせです。
お行儀よく並んだ鮎を水、ほうじ茶でコトコト煮ます。そうそう!出し昆布を一枚かけてやりましょう。
柔らかく煮えたころ、減った水分を補うためのお酒をたっぷり夫の晩酌用から調達しました。その上に調味料を加えます。みりん、三温糖、しょう油をどれもこれも適量。とてもダイナミックな料理人です。
季節を感じさせてくれる嬉しい食材にはしっかり手間もかけていただきたいものです。
こうした料理をじっくり味わいながら頭から食した舅を思い出します。
こう見えて我が家は歴代亭主関白なのか?しみじみ思う夕餉時。玉葱だってご希望通りですもの・・・。
< 夏の日の 夕餉に思う 我が家系 >