まだまだ続く長崎さるくです。
今日はグラバー園。
これもまた出島と同じ位有名なスポットなので、
全部取り上げていてはきりがありません。
なので気になるポイントだけピックアップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7a/34398dfdc7fee581d5deb4c9c12cec44.jpg)
長崎港が一望できる、
最高のロケーションに建てられたグラバー邸は、
瓦屋根が乗った国内初の木造洋館。
それにしても長崎には「国内初」の多さに驚かされますが、
そのうちの重要なもの、例えば、
国内初の蒸気機関車 (アイアンデューク)、
国内初の洋式炭鉱技術 (高島炭鉱)、
国内初の西洋式ドッグ (小菅修船場)、
そして国内初のビール (キリンビール) など、
全てこのグラバーさんの息がかかっているのも驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/85/393aa2db63d29f212abcee2e4a786e35.jpg)
グラバーさんの奥さんだったツルさんを、
モデルにしたと言われるオペラ『蝶々夫人』にちなんで、
園内にはプッチーニの彫像が飾られています。
園内でもこの付近は緑が深く、一番いい雰囲気なんですが、
その木陰を見てみると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/18/7ed2d214a05f6e1bf4d757fdc56e44dd.jpg)
国内初のアスファルト舗装道路があります。
またまた出ました!国内初。
これはグラバーさんの息子、
富三郎さんが作ったものだそうですが、
その付近には石造りのローラーが安置され、
これまた国内初のテニスコートの名残だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/13/9b482796641a8cc5cd4307672d3dd0d9.jpg)
グラバー邸の邸内には、
幕末の志士をかくまう隠し部屋や、
キリンビールのマークのモデルとなった獅子像など
いろいろあるのですが、それはさておき、
150年前の開国当時の西洋料理を再現した食堂があります。
さすが食玩の国ですね。
鹿の股肉の丸焼きや鴨肉丸煮、
猪の塩胡麻焼きや伊勢エビのスープなど、
野菜が不足しがちなメニューだったようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/70/422cecd73740575650366202d64a13a8.jpg)
そしてそれらの料理を作っていたと思われるのがこの厨房ですが、
なんと床が蒟蒻煉瓦じゃないですかぁ!
しかも平並べではなく立てて敷き詰めてあるので、
まるで壁を倒して床にした様に見えます。
もっとも蒟蒻煉瓦は薄いので、平置きにすると脆いため、
床材として使う場合はこうやって使うのが
普通だったのかもしれませんね。
至れ利尽くせりのグラバー園でした。
■シリーズ:長崎さるく■
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今日はグラバー園。
これもまた出島と同じ位有名なスポットなので、
全部取り上げていてはきりがありません。
なので気になるポイントだけピックアップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7a/34398dfdc7fee581d5deb4c9c12cec44.jpg)
長崎港が一望できる、
最高のロケーションに建てられたグラバー邸は、
瓦屋根が乗った国内初の木造洋館。
それにしても長崎には「国内初」の多さに驚かされますが、
そのうちの重要なもの、例えば、
国内初の蒸気機関車 (アイアンデューク)、
国内初の洋式炭鉱技術 (高島炭鉱)、
国内初の西洋式ドッグ (小菅修船場)、
そして国内初のビール (キリンビール) など、
全てこのグラバーさんの息がかかっているのも驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/85/393aa2db63d29f212abcee2e4a786e35.jpg)
グラバーさんの奥さんだったツルさんを、
モデルにしたと言われるオペラ『蝶々夫人』にちなんで、
園内にはプッチーニの彫像が飾られています。
園内でもこの付近は緑が深く、一番いい雰囲気なんですが、
その木陰を見てみると…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/18/7ed2d214a05f6e1bf4d757fdc56e44dd.jpg)
国内初のアスファルト舗装道路があります。
またまた出ました!国内初。
これはグラバーさんの息子、
富三郎さんが作ったものだそうですが、
その付近には石造りのローラーが安置され、
これまた国内初のテニスコートの名残だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/13/9b482796641a8cc5cd4307672d3dd0d9.jpg)
グラバー邸の邸内には、
幕末の志士をかくまう隠し部屋や、
キリンビールのマークのモデルとなった獅子像など
いろいろあるのですが、それはさておき、
150年前の開国当時の西洋料理を再現した食堂があります。
さすが食玩の国ですね。
鹿の股肉の丸焼きや鴨肉丸煮、
猪の塩胡麻焼きや伊勢エビのスープなど、
野菜が不足しがちなメニューだったようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/70/422cecd73740575650366202d64a13a8.jpg)
そしてそれらの料理を作っていたと思われるのがこの厨房ですが、
なんと床が蒟蒻煉瓦じゃないですかぁ!
しかも平並べではなく立てて敷き詰めてあるので、
まるで壁を倒して床にした様に見えます。
もっとも蒟蒻煉瓦は薄いので、平置きにすると脆いため、
床材として使う場合はこうやって使うのが
普通だったのかもしれませんね。
至れ利尽くせりのグラバー園でした。
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的確な解説に「うん、うん!」とうなずいています。
長崎はどこを歩いても「日本で初めての・・・」があまりに多すぎますね。
そんな近代文化発祥の地でありながら、今の長崎は元気がないように感じます。
S34年発刊の「長崎への招待」というガイド本があります。
H7年が最後の改訂で7冊ほど発行されているようです。
古本を取り寄せて、変わっていく長崎の様子を本の中で確認しています。
ごく最初の頃に大浦天主堂を見ただけだった長崎。
今年になって初めて市内を見て回ったので、
こうして「初めての感動」をアップしています。
でも、ありきたりな解説ばかりですみません(汗)
ほんとに長崎は国内初三昧ですね。
おくんちの精神に「風流(ふりゅう)」というのがあって、
人を驚かせるために技巧を凝らすそうですが、
そういった文化あっての国内初三昧なのかな、
とも思ったりします。
昔の長崎を知らない人間から見れば、元気がある街のように見えますが、
かつての長崎はもっと元気があったんでしょうね。
『長崎への招待』に見る長崎の変遷、
とても興味深いですね。
細さがかわいらしいです。
妙に魅力を感じる煉瓦ですね。
市内のどこにでもあったら、それほどではないのかもしれませんが、
たま~に見つかるので、嬉しいのかもしれませんね。
これからも長崎へ行ったら、いろいろ探してみようと思います。