全国星空継続観察は、昭和63年から環境省が地方公共団体、学校、市民グループに呼びかけて、年2回(夏期と冬期)実施しているものです。
目的は、星空を観察するという身近な方法によって、大気の状況や光害のひとつである夜空が明るくなるという現象について、多くの人に考えてもらうことを目的としています。
環境省が提唱している観察方法は・・・
①肉眼による天の川の観察
②双眼鏡によること座の観察
③星空の写真撮影
の3つです。
塩尻市では、この観察を平成8年から行なってきた。その後、塩尻星の会が受け継いで続けてきたのだが、その中で過去2回、市民向けにこの観察を行なってみた。それは平成12年、13年。
しかし、その後続かず、再び塩尻星の会のメンバーで行なうように戻ってしまった。
地球温暖化問題や、昨今のライトダウンキャンペーンが行なわれるようになり、以前より光害問題が認知されるようになったため、再び市民向けに開催するように動き出した。
星空を観察という身近な・・・とは言っても、上記3つの観察のうち②は、慣れないとなかなかうまくできない観察だ。過去続かなかった原因のひとつにそれがある。
そこで、今回あえて、双眼鏡によること座の観察を省略し、その代わり、日本博物館協会の星空調査表を使わせていただいた。(写真)
夏は、はくちょう座の観察を行なう。はくちょう座の白星図があるので、見えた星を塗りつぶしてもらう、その塗りつぶした星の数によって“何等星まで見えたか”を確めてもらう・・・というものだ。
ガイダンス棟で、その説明。いざ、外へ出て観察を・・・という時、夜空は雲に覆われてしまった。しばらく待って、少しずつ雲が切れてきたのだが、雲はなかなか消えてくれない。そうした悪条件の中、皆さん熱心に観察され、観察ノートも書いてくれた。
観察ノートには、ワークシートとして、この観察をして気づいたこと、きれいな星空を守るにはどうしたら良いか、を書いてもらった。皆さん、率直な感想・意見を書いていた。
その感想・意見、はくちょう座の観察の集計については、また次回に。
目的は、星空を観察するという身近な方法によって、大気の状況や光害のひとつである夜空が明るくなるという現象について、多くの人に考えてもらうことを目的としています。
環境省が提唱している観察方法は・・・
①肉眼による天の川の観察
②双眼鏡によること座の観察
③星空の写真撮影
の3つです。
塩尻市では、この観察を平成8年から行なってきた。その後、塩尻星の会が受け継いで続けてきたのだが、その中で過去2回、市民向けにこの観察を行なってみた。それは平成12年、13年。
しかし、その後続かず、再び塩尻星の会のメンバーで行なうように戻ってしまった。
地球温暖化問題や、昨今のライトダウンキャンペーンが行なわれるようになり、以前より光害問題が認知されるようになったため、再び市民向けに開催するように動き出した。
星空を観察という身近な・・・とは言っても、上記3つの観察のうち②は、慣れないとなかなかうまくできない観察だ。過去続かなかった原因のひとつにそれがある。
そこで、今回あえて、双眼鏡によること座の観察を省略し、その代わり、日本博物館協会の星空調査表を使わせていただいた。(写真)
夏は、はくちょう座の観察を行なう。はくちょう座の白星図があるので、見えた星を塗りつぶしてもらう、その塗りつぶした星の数によって“何等星まで見えたか”を確めてもらう・・・というものだ。
ガイダンス棟で、その説明。いざ、外へ出て観察を・・・という時、夜空は雲に覆われてしまった。しばらく待って、少しずつ雲が切れてきたのだが、雲はなかなか消えてくれない。そうした悪条件の中、皆さん熱心に観察され、観察ノートも書いてくれた。
観察ノートには、ワークシートとして、この観察をして気づいたこと、きれいな星空を守るにはどうしたら良いか、を書いてもらった。皆さん、率直な感想・意見を書いていた。
その感想・意見、はくちょう座の観察の集計については、また次回に。