STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

ハッブル宇宙望遠鏡の通過

2008年10月18日 | 星空
人工衛星が夜空を通過していく様子が見られるのは、けっこう頻繁にある。
特に国際宇宙ステーションの通過は、本体が大きいためかなり明るく輝く。その明るさは1等星の明るさを超え、0等~マイナス2等クラスの明るさに達する。
それでも、なかなか通過を見る機会に巡り会わないのだが、今夜は、ハッブル宇宙望遠鏡の通過があった。
ハッブル宇宙望遠鏡。地球大気の影響を受けない宇宙空間に天体望遠鏡を打ち上げ、地上の望遠鏡では撮影できないような鮮明な画像を捉えてきた。打ち上げから20年以上も経つので老朽化のため、現在は休止中。スペースシャトルによる修理も予定されているが、先日そのシャトル打ち上げが延期された。

それはともかく。
明るいステーションとは違い、赤道上の地球軌道を回っていることと、高度が高いため地上までの距離が遠く、通過の様子はあまり明るく見えない。およそ3等星くらいだ。
今夜通過の様子を写真に捉えた。

宵の明星

2008年10月18日 | 星空
宵の明星、金星が見えてきている。
ここしばらく好天の日が多くなってきたが、昼間晴れていても、日没とともに曇ってしまっていた。
今夜は、雲がなく、西空は夕焼け色に染まっていた。
日没後、17時30分過ぎから、南西の空低く、宵の明星が見えていた。
薄明が終わる頃には沈んでしまう低空だ。
これからしばらく年明けまで、さらに薄明時の高度を上げて、宵の明星の観察好期が続く。