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アンサンブルセバスチャン 室内楽コンサート2011

2011年05月14日 | 音楽(コンサート)
○日時 2011年5月14日(土) 14時~16時20分
○会場 塩尻市文化会館・レザンホール中ホール
○演奏 アンサンブルセバスチャン
    音楽監督/ピアノソロ:木内栄
    コンサートミストレス/ヴァイオリンソロ:平波智映
    ヴィオラソロ:南かおり
    ヴァイオリンソロ:平波華映
    指揮:山田哲男、木内栄
    フルートソロ:丸山貴菜、小林愛
    ソプラノ:倉科有紀
    バリトン:松島誠治
○プログラム(曲目)
    J.S.バッハ G線上のアリア
    J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲第4番ト短調BWV.1049
    モーツアルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲変ホ長調K364
    モーツアルト オペラ「フィガロの結婚」よりK492
        恋とはどんなものかしら
        もう飛び回れないぞ、愛の蝶よ
    モーツアルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K467
 (アンコール)
    モーツアルト オペラ「フィガロの結婚」よりフィナーレ
    モーツアルト アヴェ・ヴェルム・コルプス

 塩尻で活動している室内オーケストラのコンサート。今年で4回目となります。
 演奏内容は毎年少しずつ成熟してきており、今回も素晴らしいコンサートになりました。プログラムを見ると、すべての曲、ソロ楽器(歌手)が入る曲ばかりですね。
東日本大震災の犠牲者に対する哀悼の意を込めて、プログラムの冒頭にG線上のアリアが追加されました。司会の酒井さんの案内により、演奏後拍手無しで、舞台上の演奏者が一度袖に戻りました。
 特に良かったのは、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲(通常は、協奏交響曲と呼ばれていますが、プログラムでは協奏曲となっています)。平波智映さんと南かおりさんのソロは素晴らしく、息の合ったというより、ふたりのソリストの対峙が感じられました。
後半演奏されたピアノ協奏曲第21番は、木内栄さんによる“弾き振り”です。オーケストラが良く鳴ってピアノが隠れ気味でしたが、力強さがあり、これまでこの曲の気づかなかった魅力を感じさせました。
 アンコールは、フィガロとアヴェ・ヴェルム・コルプス。良かったです。