音文ホールで、アルカント・カルテットを聴いてきました。
以前にもこのホールで公演があったそうですが、実際聴くのは今回が初めてです。
曲目は、シューベルトの弦楽四重奏曲第12番「断章」、第2チェロとして、オリビエ・マロンを迎えボッケリーニの弦楽五重奏曲、シューベルトの弦楽五重奏曲の3曲。
カルテットのメンバーは、アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)、ダニエル・ゼベック(2Vn)、タベア・ツインマーマン(Va)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)の面々ですが、会場のロビーに並べられていたCDを見てビックリ。アルカント・カルテットとしてのCDもありましたが、4人のメンバーそれぞれのソロCDも置かれていました。4人ともですよ。タベア・ツインマーマンにおいては3種類もありました。
演奏もすごい。確かにソリストとしての技量を持ちながら、個性を見せずに4人が一体化している感じで、まさに一人で演奏しているようです。響きがひとつのトーンになっているのです。50分を超える大曲、シューベルトの五重奏曲が終わると大きな歓声とスタンディングもあり盛り上がりました。
1か月ぶりの生演奏。聴き応え十分、充実した音楽に浸りました。
開演19時、終演21時10分。
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