BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

Commonwealth Day1

2010-10-05 11:22:27 | Weblog
いよいよ始まりましたー!

選手は、お腹を壊していまいちの結果だったりしたり、試合中にも、プールにごみなどが浮いていて(屋根から降ってきたのかな?)中断してネットですくったり。いろいろありますが、なんとかレースがスタートしました。

しょっぱな、いきなりAUSが爆発です!

思っていた以上に、UK選手のレースが振るわないような気がしますが・・・(タンコック、アドリントンなどもイマイチ?流してるの?でも、フラン・ハルサムはかなり調子いいですが)

Alicia Couttsが200IMで9秒台で優勝!国内では、RiceとSeebohmの影に隠れてましたが、私自信も3ヶ月前にAISで練習を見させていただいたときに、彼女の練習の強さには驚きました。ターンの技術もかなりのものですしね。最後のBRからFSのターンで勝負ありでしたね。


(Photo: Getty Images)

それと、しょっぱなの女子の200FSのレース。

去年両肩の手術をして見事に復活。そして、個人では始めての国際大会の金メダルを獲得した、Kylie Palmer。レース後のインタビューでも彼女のHAPPINESSは十分伝わってきました。
彼女のコーチは、元Libbyのコーチ。Stephan。Kylieの昨日レースを見ていて、昔のLibbyの泳ぎにそっくりなのにビックリしました。それはやっぱりコーチが同じだからなのでしょうか?それにしても、体格(Libbyもそんなに身長ありませんしね)も泳ぎもそっくりなKylieの泳ぎは今後の彼女の活躍が更に期待できるものでした。


(Stephan WidmerコーチとLibby Trickett)


(Photo: Getty Images)


(彼女の笑顔が全てを物語ってますね~)

男子の4x100FRも盛り上がりましたー!最終泳者の最後のターンでは、一度Englandに抜かれましたが、最後の50mがつよかったJames!!珍しく2泳だったEamon Sullivanはかなりいい泳ぎだったので個人でも期待できそうです。PanPacがよくなかったですからね。


そして、もう一つ。

男子の400FSで、一時は、ドーピングの規定で出場が断念されかけた、Ryan Napoleon。

その汚名を自分の泳ぎで払拭!最後は、CanadaのRyan Cochraneとの一騎打ちになり、惜しくもタッチの差で銀メダルとなりましたが、本人は出場が叶った思いとメダル獲得で多くの重圧から少し開放されたのではないでしょうか。オメデトウ!
(西条くん!Ryan頑張ったよ!)

(Photo: Getty Images)


初日、AUSはかなりの活躍で、金メダルを4つも獲得。一気に他国をリードしております。TEAM全体の調整もなかなかのような気がします。

ただ、UKがこれから勢いを増してくるかもしれません。それはまだまだこれから注目ですね!


TVでもずーーーっと放送してくれているので、しばらく毎日がわくわくの連続でーす。


昨日のハイライトを兼ねて、USAのWorldSwimmingTVでも紹介しております。



日本では、今回の様子はまったく報道されないのでしょうかね?


NAO君曰く;
「日本でも取り上げるべきですよ!ちょっとしたオリンピックみたいじゃないですかー!絶対日本でも放送するべきですよー!」

私も同意見ですが・・・


日本選手が出てないのでね・・・



でも、2006年のMelbourneのCommonwealth GAMEで見事銅メダルに輝いた、日本人のAUS代表選手もいるんですよー!

彼女の名前は、Erika Yamazaki選手


今回は、WarmUpで肘を痛めてしまって、無念のメダル無しに終わってしまいましたが・・・
インタビューでは落ち着いて話しておりました。

最後のトライでうずくまって悲しんでいる姿は・・・見ていて心が痛みました・・・

(Photo by Yahoo News)


Amiもそうですが、AUS代表で活躍しているすごい日本人選手もいるってことを知ってもらいたいですね。