土曜日の朝、京都から舞鶴へ。
西舞鶴駅は、こぢんまり、のんびりとしていて、とても静かだった。
観光案内センターで勧められた「舞鶴かまぼこ手形」1000円を購入。
市内バスに乗り放題で、一部の施設の入館料が無料になったり、半額になったりする。
かまぼこが名産なんだなあと思いつつ、結局、かまぼこは食べずに終わった。申し訳ない。
まず、引揚記念館へ。
今年は2月に大連港に行ってきたので、こちら側も、と思ったのだが、
展示品のほとんどは、シベリア抑留とその引揚げで、
満洲からの、一般の人の引揚げに関する資料はすごく少なかった。
前にウズベキスタンのタシケントで見たナヴォイ劇場と、その近くにある日本人のお墓の写真があった。
ナヴォイ劇場で、ウズベキスタンの人に呼び止められたときのことを思い出した。
「お前は日本人か。これは日本人が造った劇場だ。何十年経ってもびくともしない。
日本人の仕事は本当に素晴らしい! あそこのお墓に、必ずお参りして帰るんだ。
日本人に会えて、彼らも喜ぶだろう」と。
お墓さえなく、そこにいた痕跡すら残っていない多くの人が、満洲に眠っている。
もう少しその人たちを思うための展示があってもよかったと思う。ちょっと残念。
で、すぐに見終わってしまって、赤れんが博物館まで戻ってきた。
赤れんがの作り方とか積み方など、地味に面白い展示物だった。
カレーで腹ごなしし。
地元のお年寄りが、熱心に絵を描いていた。いい老後だなあ。
舞鶴湾めぐり。
とにかく、たくさん自衛隊の船が見られる。
引揚げの方が見た景色と、たぶんあまり変わっていない祖国の山。
日の丸だなあ。軍艦旗だなあ。と、ここが日本であることを再認識する。
戦前から使われている山肌をくりぬいた倉庫。
約30分のクルーズは、なかなか見応え十分だった。
次に歩いて自衛隊桟橋へ。
満洲でよく見かけたレンガの建物と同じだ。
もっとも満洲に残っている建物のほうが大きくて立派だったが。
桟橋で間近にしらせを見る。
若い自衛隊の人が、道案内や写真を撮ってあげたりなど、すごく親切に立ち働いていた。
最後に、海軍記念館へ。
近寄り難く、人民を睥睨している人民解放軍の雰囲気とは違い、
日本の自衛隊の人たちは、私たちと等身大だ。
そういえば、むかしネパールの軍人さんたちは、すごーくゆるゆるで、
警備といいつつ銃すら持っていなかった。
軍隊と言ってもいろいろあるよなあ。
西舞鶴駅は、こぢんまり、のんびりとしていて、とても静かだった。
観光案内センターで勧められた「舞鶴かまぼこ手形」1000円を購入。
市内バスに乗り放題で、一部の施設の入館料が無料になったり、半額になったりする。
かまぼこが名産なんだなあと思いつつ、結局、かまぼこは食べずに終わった。申し訳ない。
まず、引揚記念館へ。
今年は2月に大連港に行ってきたので、こちら側も、と思ったのだが、
展示品のほとんどは、シベリア抑留とその引揚げで、
満洲からの、一般の人の引揚げに関する資料はすごく少なかった。
前にウズベキスタンのタシケントで見たナヴォイ劇場と、その近くにある日本人のお墓の写真があった。
ナヴォイ劇場で、ウズベキスタンの人に呼び止められたときのことを思い出した。
「お前は日本人か。これは日本人が造った劇場だ。何十年経ってもびくともしない。
日本人の仕事は本当に素晴らしい! あそこのお墓に、必ずお参りして帰るんだ。
日本人に会えて、彼らも喜ぶだろう」と。
お墓さえなく、そこにいた痕跡すら残っていない多くの人が、満洲に眠っている。
もう少しその人たちを思うための展示があってもよかったと思う。ちょっと残念。
で、すぐに見終わってしまって、赤れんが博物館まで戻ってきた。
赤れんがの作り方とか積み方など、地味に面白い展示物だった。
カレーで腹ごなしし。
地元のお年寄りが、熱心に絵を描いていた。いい老後だなあ。
舞鶴湾めぐり。
とにかく、たくさん自衛隊の船が見られる。
引揚げの方が見た景色と、たぶんあまり変わっていない祖国の山。
日の丸だなあ。軍艦旗だなあ。と、ここが日本であることを再認識する。
戦前から使われている山肌をくりぬいた倉庫。
約30分のクルーズは、なかなか見応え十分だった。
次に歩いて自衛隊桟橋へ。
満洲でよく見かけたレンガの建物と同じだ。
もっとも満洲に残っている建物のほうが大きくて立派だったが。
桟橋で間近にしらせを見る。
若い自衛隊の人が、道案内や写真を撮ってあげたりなど、すごく親切に立ち働いていた。
最後に、海軍記念館へ。
近寄り難く、人民を睥睨している人民解放軍の雰囲気とは違い、
日本の自衛隊の人たちは、私たちと等身大だ。
そういえば、むかしネパールの軍人さんたちは、すごーくゆるゆるで、
警備といいつつ銃すら持っていなかった。
軍隊と言ってもいろいろあるよなあ。