ダライ・ラマ、ファビアン・ウァキ (共著)。角川書店刊。
フランスの大手百貨店のトップとダライ・ラマの対談集。
経済や性のことなどについて、こんなにダライ・ラマが
ざっくばらんに語ることは、めずらしいかもしれない。
そして、すべてについてちゃんと整合性のとれた回答ができる仏教哲学は、
本当に、世界的に宗教といわれるもののなかでも、稀有のものだと思いました。
「ここに、血の入ったグラスと、ミルクの入ったグラスがあります。
どちらが好きですか」
ダライ・ラマが茶目っ気たっぷりに繰り出す比喩はとてもユニークだ。
それにしても、対談相手はフランス人。
幼少期はユダヤ教、その後仏教にであって心服し、キリスト教にも興味があるらしい経済人。
そして、とても、とても、とーっても、仏教が、特にチベット仏教が好きらしい。
ある意味、憧れ過ぎで、仏教を神格化しすぎているような印象も受ける。
なんといっても、仏教へのアプローチがスピリチュアル過ぎるような・・・。
生まれた時から、何となく、仏教的な観念がしみ込んでいる日本人の私にとっては、
ちょっとこのテンションは、不思議に思える・・・。
でも、ダライ・ラマの欧米での評価って、こんな感じなのかしら。
もっとも、ダライ・ラマをアイドルみたいに考えている日本人もいるけど。
日本人による(日本人の)僧侶に対する評価は、現在、それほど高くないと思う。
僧侶がベンツに乗って、かなりの肥満体だったうえに、
法事でダラダラとお経を唱えられると、正直、ゲンナリするし。
こんな時間のために足がしびれるなんて、なんとも理不尽だと思ったりする。
なかには、すてきなお坊さんもいるんだけど。
ここ数日、ダライ・ラマ関連の本を連続的に読んで、少し疲れたから、
次は、少し目先を変えよう。
フランスの大手百貨店のトップとダライ・ラマの対談集。
経済や性のことなどについて、こんなにダライ・ラマが
ざっくばらんに語ることは、めずらしいかもしれない。
そして、すべてについてちゃんと整合性のとれた回答ができる仏教哲学は、
本当に、世界的に宗教といわれるもののなかでも、稀有のものだと思いました。
「ここに、血の入ったグラスと、ミルクの入ったグラスがあります。
どちらが好きですか」
ダライ・ラマが茶目っ気たっぷりに繰り出す比喩はとてもユニークだ。
それにしても、対談相手はフランス人。
幼少期はユダヤ教、その後仏教にであって心服し、キリスト教にも興味があるらしい経済人。
そして、とても、とても、とーっても、仏教が、特にチベット仏教が好きらしい。
ある意味、憧れ過ぎで、仏教を神格化しすぎているような印象も受ける。
なんといっても、仏教へのアプローチがスピリチュアル過ぎるような・・・。
生まれた時から、何となく、仏教的な観念がしみ込んでいる日本人の私にとっては、
ちょっとこのテンションは、不思議に思える・・・。
でも、ダライ・ラマの欧米での評価って、こんな感じなのかしら。
もっとも、ダライ・ラマをアイドルみたいに考えている日本人もいるけど。
日本人による(日本人の)僧侶に対する評価は、現在、それほど高くないと思う。
僧侶がベンツに乗って、かなりの肥満体だったうえに、
法事でダラダラとお経を唱えられると、正直、ゲンナリするし。
こんな時間のために足がしびれるなんて、なんとも理不尽だと思ったりする。
なかには、すてきなお坊さんもいるんだけど。
ここ数日、ダライ・ラマ関連の本を連続的に読んで、少し疲れたから、
次は、少し目先を変えよう。