りつこの昨日今日

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もう小晦!

2018-12-30 15:35:01 | 日記
気温は低いとのことですが、日が照ってるし風もないので暖かく感じます。
うちの旦那様はガレージと物置きをありあわせの材料で、まだ作っています。年内に外装だけは、と建具までがはいりました。
好きで取ってあった昔の建具に敷居まで作るからなかなか大変です。でもとにかく、とても楽しそう!近所の人達も声を掛けてくれるし、お正月が無ければキリも休みも無かったことでしょう。
私は手伝いをすることもなく、自分ペースの毎日を送っているものの、ベランダが作業場なので片付きません。でもそれを盾に取って、年賀状書きはもちろん、おせち料理や大掃除もなく、かえって気楽で良いお正月になりそうです。

しなければならない事は自ずから無くなって行き、結構楽しい日々が続きます。何か困ることも起こるでしょうが、それはその時のこと。
南座の義経千本桜をテレビ中継でゆっくり観て、今年の小晦が終わりました。
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12月のエッセイ

2018-12-28 16:11:55 | 日記

ティ

 

移民キ メキシコ北西の国境ティファナが騒がしい。ャラバンの人々であふれる国境だ。

 ホンジュラスなど中南米諸国から、悪化する治安と貧困を逃れるために、2500人が「キャラバン」第一陣として、アメリカとメキシコの国境に到着したのだ。着の身着のままの人々を待っていたのは、トランプ米大統領の派遣した五千人の兵士と有刺鉄線の壁だった。

 命からがら幼い子供を連れた女性も多く、キャラバンを収容するテント小屋は満員で、衛生状態も非常に悪いという。それでもアメリカへの移住を目指してメキシコ入りをする人々はすでに1万を超えている。

 

 我々夫婦には懐かしい思い出の町だ。

カリフォルニア州のサンフランシスコから、時速六十マイルしか出ないぼろ車でメキシコシティを目指したのは1971年、沖縄返還の前年だった。当時のレートは1ドルが360円で、日本から来た若者は皆、貧乏だった。

しかしサンディエゴの美しい街並みを過ぎて国境へ続く道は広々とした1直線、その両側にはデニーズ、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどが並んでいて、自分たちもこの豊かな国側にいることを感じた。

国境のゲートの向こうは土埃が舞い、左の山肌にはしがみつくように色とりどりのトタン屋根が見えていたのだ。あれほどに劇的な国境を見たことはなく、50年近くが過ぎても印象は消えることがない。

当時、麻薬と売春の町という冠詞の付いたティファナは、食事だけで通り過ぎたけれど、 税関検査員との穏やかなやり取りや小学生くらいに見えたガソリンスタンドの少年の自信に満ちた埃だらけの笑顔が記憶に残っている。

 

 

 メキシコ北西の国境ティファナが騒がしい。移民キャラバンの人々であふれる国境だ。

 ホンジュラスなど中南米諸国から、悪化する治安と貧困を逃れるために、2500人が「キャラバン」第一陣として、アメリカとメキシコの国境に到着したのだ。着の身着のままの人々を待っていたのは、トランプ米大統領の派遣した五千人の兵士と有刺鉄線の壁だった。

 命からがら幼い子供を連れた女性も多く、キャラバンを収容するテント小屋は満員で、衛生状態も非常に悪いという。それでもアメリカへの移住を目指してメキシコ入りをする人々はすでに1万を超えている。

 

 我々夫婦には懐かしい思い出の町だ。

カリフォルニア州のサンフランシスコから、時速六十マイルしか出ないぼろ車でメキシコシティを目指したのは1971年、沖縄返還の前年だった。当時のレートは1ドルが360円で、日本から来た若者は皆、貧乏だった。

しかしサンディエゴの美しい街並みを過ぎて国境へ続く道は広々とした1直線、その両側にはデニーズ、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどが並んでいて、自分たちもこの豊かな国側にいることを感じた。

国境のゲートの向こうは土埃が舞い、左の山肌にはしがみつくように色とりどりのトタン屋根が見えていたのだ。あれほどに劇的な国境を見たことはなく、50年近くが過ぎても印象は消えることがない。

当時、麻薬と売春の町という冠詞の付いたティファナは、食事だけで通り過ぎたけれど、 税関検査員との穏やかなやり取りや小学生くらいに見えたガソリンスタンドの少年の自信に満ちた埃だらけの笑顔が記憶に残っている。

 

 あのゲートは今や巨大な建物と化し、入国審査は日本人でも3時間待ちの混雑だとか。ましてやビザのない移民希望者たちにはどうにもならない状況が想像される。そこへ、敵意丸出しのトランプ政権だ。難民の先鋒50人ほどが強行突破を試みても、アメリカ兵士群の前で何ができるのだろう。

 日本政府は一貫して難民は受け入れないという態度を示している。今年一月には「難民申請の厳格化」が決定され、「難民鎖国」はさらに悪化しそうだ。狭い国土と単一民族で言語的障害が大きいことなどを言い訳にしている。日本人はロヒンギャに対するミャンマー人の迫害に心を痛め、スーチーさんの政権を非難しても、政府は逃げてきた2人のロヒンギャの人を受け入れようとせず、収容施設に閉じ込めたままなのだ。

 「技能実習生」という名のもとに最低賃金を無視した奴隷的な労働状況に対して、安倍首相は「知らないから答えようがない」と言った。

その一方で人手不足解消のために家族を伴わない外国人労働者の受け入れ法案は無理やり通している。

 

世界を見回すとフランスも中国も恐ろしいことだらけ。人々はますます自己主張を強めるばかりだし、他国を平気で敵扱いするようになっていはしないか。

その中で「ノーと言えない安倍政権」はアメリカに言われるがまま際限なく兵器の購入に補正予算を当てている。ノーベル賞の本庶さんが案じるように、予算の回ってこない日本の教育界は縮んで行くばかりだ。あと何年、私達は無事でいられるのだろ

 あのゲートは今や巨大な建物と化し、入国審査は日本人でも3時間待ちの混雑だとか。ましてやビザのない移民希望者たちにはどうにもならない状況が想像される。そこへ、敵意丸出しのトランプ政権だ。難民の先鋒50人ほどが強行突破を試みても、アメリカ兵士群の前で何ができるのだろう。

 日本政府は一貫して難民は受け入れないという態度を示している。今年一月には「難民申請の厳格化」が決定され、「難民鎖国」はさらに悪化しそうだ。狭い国土と単一民族で言語的障害が大きいことなどを言い訳にしている。日本人はロヒンギャに対するミャンマー人の迫害に心を痛め、スーチーさんの政権を非難しても、政府は逃げてきた2人のロヒンギャの人を受け入れようとせず、収容施設に閉じ込めたままなのだ。

 「技能実習生」という名のもとに最低賃金を無視した奴隷的な労働状況に対して、安倍首相は「知らないから答えようがない」と言った。

その一方で人手不足解消のために家族を伴わない外国人労働者の受け入れ法案は無理やり通している。

 

世界を見回すとフランスも中国も恐ろしいことだらけ。人々はますます自己主張を強めるばかりだし、他国を平気で敵扱いするようになっていはしないか。

その中で「ノーと言えない安倍政権」はアメリカに言われるがまま際限なく兵器の購入に補正予算を当てている。ノーベル賞の本庶さんが案じるように、予算の回ってこない日本の教育界は縮んで行くばかりだ。あと何年、私達は無事でいられるのだろう。  〈201812〉

ファナそして

 

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手仕事いろいろ

2018-12-25 09:37:02 | 日記
あっと気がついたらクリスマスが終わり、年末まで一週間もなくなっています。人が忙しく働いているのに何をしているのでしょう。
散歩には出るけれど、あとは箪笥のボロを引っ張りだして、こたつ掛けを作っていました。
久々のミシンは上手く働いてくれず、調整ばかりに時間がかかり、でもちゃんと働きだしてくれた時の嬉しさ!
バリ島土産のプリントの残り、久留米絣の端切れ、男もの大島の裏地など、とにかく藍を集めて。ずっと使っていなかったこたつが少し楽しくなりました。

裏地を使いたくて解いた大島の表地、古くてシミだらけキズだらけ、と思っていたけれど洗濯してアイロンをかけたら、意外にまだまだいけそう。ふんわりしたワンピースか何かにしようと、考え始めたら止まらない。
結局、いつもの細身のシャツに、プリーツスカート。ワンピースのようにも着られるし、別々にも使えると、型紙を引っ張りだして、奮闘中です。

鉄パイプを骨に物置き兼ガレージ作りに性を出す夫にちょっと触発されたかも。何でも物を作るのは楽しいものですね。
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やはり師走は寒い!

2018-12-12 14:52:14 | 日記
雪が降らなくてスキー場が困っていると、先週のテレビニュースで騒いでいると思ったら、今週は急に寒くなりました。昨夜は少し霙も降り、今朝は雨になってほっとしました。
グーグルフォトを開けたら、いきなり去年の今日の写真を表示してくれました。雪の薄っすら見える表富士、そうだ、多治見や美濃を回って名古屋に泊まったのだっけ。犬山城を歩いて明治村へも行った。帝国ホテルや懐かしい建物がたくさんあって、きっとまた来よう、と閉門時間ギリギリに外へ出たっけ。
もう一年もになるのですね。ついこの間、と思ったのに。今日に関しては今年の方が寒い。表富士の雪の少なさに驚いてシャッターを切ったのだもの。

次の誕生日までに認知症テストやシニア講習を受けないと免許の更新ができない、とハガキが来ました。認知症テストの結果によって受ける講習のレベルが3段階に分かれるとのことです。
七十歳の時に講習をうけた最寄りの教習所に電話すると、4カ月後まで開きはなく、認知度に関わらず一番重い判定の講習しかやっていません、と、さっさと予約を進め、講習料もほぼ1万円!びっくりして免許本部に電話をしてみましたが、全くお話中ばかり。
こんなことってありえない、と、あちこちに問い合わせ、やっと、更新のハガキ通り750円の認知症テストをしてくれる所を見つけました。
くだんの教習所に、他で受けるからと、予約取り消しの電話をすると、いきなり、ガチャンと切られてしまったのです。
他の人達はどうしているのでしょう?選択の余地無く、予約しているのでしょうか。運転免許という切実な問題が、問い合わせもできずに進められている方達もたくさんいるような気がするのです。
歳をとって困ることなんて何にも無い、とずっと思っていたのですが、こんなこともあるのですね。
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桜が満開です

2018-12-05 10:49:12 | 日記
きもの展が終わり、再び散歩したり、ゴルフに行ッタリ、歩き回っています。いつも散歩する橋のたもとに、毎年、冬にチラチラと花をつける桜があるので行ってみました。何と満開です。
小ぶりな白っぽい花はこんなにたくさん咲いても、何か寂しげなのは何故でしょう?
この木は早くに葉が散ってしまいました。枝ばかりになると、葉陰で守られるべき花の蕾が暖かい日射しで膨らんでしまうと何かで読んだことがあります。背景の山々は
華やかに色を濃くして行くのに、季節を忘れてしまった満開の桜は来年の春にはちゃんと咲くのでしょうか?これが本当の老婆心!
久々のゴルフは、なんと3つのロングでパーが取れたのです!なのにショートはボギー2つにダホ2つ。練習不足はパットとアプローチに響くものなんですネ。でも珍しく富士にかかった笠雲の変化を楽しむことができました。
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