りつこの昨日今日

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摘み草が美味しい

2019-04-29 21:50:22 | 日記
雨さえ降っていなければつい川原を歩きたくなります。いつもの道なのに初めて見る小さな花が咲いていたり、昨日気づかなかった木の芽が出ていたり、いつも新しい発見があります。
今年は早く春らしくなって、それから寒くなったりしたので桜も長く、つくしはひと月以上も摘めた気がします。炒めて卵とじにしたり、人参や油揚と一緒につくしご飯にしたり。その間、蕗の薹の後の小さな蕗をまるごと煮たり、よもぎを摘んで茹でて刻み、炊いた餅米と合わせて叩き簡単なよもぎ餅も楽しめました。甘草が10センチくらいのうちは、たくさん集めて酢味噌で和えます。
いつもクレソンを摘む水辺に、今年は芹が見つかりました。クレソンは肉とよく合うので鍋には美味しいのですが、芹が加われば最高です。クレソンはそれだけで炒めても良いし、芹のナムルも良かった!
枸杞の芽を摘んでいたら、時々出会う方が、ご主人がイタドリがお好きだという話し。私も少しだけポキポキと折って、きんぴらのようにしてみたら、夫が気に入ってくれました。酸っぱいのでお醤油少しだけで。枸杞の芽のお浸しは本当に美味しいです。
中々うまく抜けないのに皆んな大好きなのが野蒜です。もうこの頃は球も大きくなって、ただお味噌をつけてかじるだけ。ひとつ残らず消えてしまうので他の料理はしたことがありません。一度ヌタにしたいのですが。
平成が終わる頃には筍やタラの芽がどんどん出て来て大忙しになります。
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雪が降っています。

2019-04-10 10:30:56 | 日記
桜の花びらが積もるかのように雪が降っています。見渡す限りの桜と若葉の中で。蕾が膨らんだ木香薔薇やブルーベリー、植えたばかりのトマトやナスの苗も白く覆われています。大丈夫かな?

長男が中学校の入学式の日、霙が降って薄い色の着物を着て行った私は、寒いのと草履での泥はねが気になった記憶があります。あれ以来のことでしょうか?
人力車の二人に降りかかるのは三島由紀夫の「春の雪」、人間のリインカネーションへと思いが飛んでしまいます。
何処へ行く予定もなく、手元には「チンギス ハン」の第2巻、雪の付いたモミジの若葉が綺麗です。
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世の中に絶えて桜の無かりせば

2019-04-07 15:52:27 | 日記
世の中に絶えて桜の無かりせば
春の心はのどけからまし

稀代のプレイボーイ、在原業平の歌だ。
千年も前の人と全く同じ気持ちを持てるとは、和歌や物語など日本の文化も大したものだと思う。
もちろん、業平の右往左往するのとは大分趣きが異なるだろうが花盛りを求めて用もないのに出かけたくなるのは性のようなものだ。
今年の開花宣言は随分と早くて、一気に咲き満ちるかと思いきや、冷たい風と雨が続いて、ここ八王子では今が満開だ。ことに全体が濃淡のピンクに包まれた近くの山の柔らかな美しさといったら!
田舎に住んでいてこんなにも幸せ!芹を摘んでナムルを作り、土筆ご飯やクレソンと肉の醤油炒め、おうあらせいとう、紫大根?のお浸しは今年初めて知った味だ。
何だかんだと言って、食い意地が先に立ってしまう!
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