しばらく雨で寒いほどの日が続き、やっと青空になったら今度は三十度越え!散歩道にある栃の木に白い花が立ち上がっていました。存在感のある花です。
彼岸桜に実がたくさんなって、口に放り込みながら歩くのが楽しみです。たくさんとれたらジャムにするのですが、あまり綺麗なのでテーブルにおいたら、そのままひとつふたつと減っていくようです。
いつものことですが花の移ろいは早いもの。大手毬の満開のあと梅花卯木が可憐な盛りを見せ菖蒲や紫蘭も過ぎてしまいます。
単の結城に芭蕉布の帯で出掛けたくなって、今日は麻の襦袢に縦シボの襟を付けました。季節を着る着物の楽しみはやはり捨てがたいものがあります。
薔薇と鈴蘭の象牙、瓢箪と菊は珊瑚、お気に入りの帯留めはどっちにしようかなぁ。