去年と今年

去年の今日、ブログに何を書いたかメールが教えてくれました。毎日、とても寒くて水道管が凍って破裂したのでした。水道屋さんはどこも同じような依頼が多くて、やっと来て修理しても、もう家が古いからすぐまた同じことが起こるかも、と！
その手当ても兼ねて、水道管のある北側の壁を取り込んでガレージと物置を作ることになったのでした。
大工仕事が大好きなうちの旦那、30年ものの糖尿病を克服して、とにかく元気いっぱい、生涯で今が一番元気、と外仕事に精を出しています。

まだ寒も開けないのに見事に咲いた紅梅を見つけました。名前の通り、春を告げられたようなウキウキ気分になりました。

イヌフグリを見つけました

散歩の途中で、小さな星のような紫色のイヌフグリを見つけました。川原の陽だまりに。
まだ寒の真っ只中というのに、この花が咲けば春は足音を立てて近づいてくるのが毎年のことです。一日ごとに花の数が増えて、やがて早咲きの梅が見つかるのも遠くないでしょう。
今年は雪が無くて日差しの強いときは本当に暖か、大した目的も無く外を歩きたくなります。今日もふらっと両国まで出掛け、場所中の国技館の雰囲気を味わい、江戸東京博物館で遠足の中学生たちと一緒に江戸の春を見てきました。
場所入りするお相撲さんたちを眺めるのは、雰囲気があってなかなかいいものです。

1月のエッセイ

　２０１９年、平成の終わりに

 

 

　年号の変わる今年、私は後期高齢者となる。好むと好まざるとにかかわらず。

　その真っ先に来るのが運転免許の更新に必要な「認知症テスト」なのだ。好天に恵まれた気分の良い新年に、面倒なことだ。前にシニア講習を受けた教習所に電話をすると、

「四月十日までいっぱいです。当日は、認知症テストの如何に関わらず３時間講習で、費用は一律９５００円です。８時半集合で夕方までかかります。お名前から言ってください。」

　認知症テストの結果によって、講習の種類も時間も違うはずだ、と尋ね返すと、それしかやっていない、というばかりだ。

　更新のはがきを見直して、免許センターに問い合わせの電話を掛けたがお話し中ばかりでらちが明かない。少し遠いけれど日野市にある教習所に掛けてみた。今度は

「認知症テスト、７５０円です、その結果によって講習を受けてください。」

こちらは更新はがきの通りだった。そこでさっきのところにキャンセルを入れると「分かりました」も言わずにガチャンと電話が切られた。

「なんだ、これ」

　車好きの若い人が減って、教習所も経営が大変なのかしら。それにしても。

　年末年始のニュースでは、ただイライラしたから、などという理由で轢き逃げや傷害事件を起こし、バイクをひっくり返すために夜の道路にロープを張った男も報道されていた。

　皆、どうしてそうイライラするのだろう。青空がこんなにきれいな新年なのに。

一年ごとに年を取るのは当たり前。今や、九十、百で、なお畑仕事や商売に精を出し、頼られている人も多い。

　駅伝の選手たちのように、ベストを尽くして爽やかに、とまではいかなくても、一日、一日できることを精いっぱいやって、楽しいと思って過ごせたらいい。小さな冒険も胸において。

　　　　　　　　　　　〈２０１９０１１１〉

2019年のお正月

スッキリと青空が広がり暖かなお正月です。まずは川原の散歩です。
元旦やさえずりせせらぎ青い空
お雑煮用の芹を摘んで帰りました。

大晦日は、一応片を付けようと、散らかった端材を始末して掃除して、珍しく一日中お手伝いに暮れました。だからご馳走は無くても片付いた外を眺めて、こたつから出ないお正月に満足しています。夜は外食と決めて図書館で借りてきた"天平 グレート ジャーニー"と日向ぼっこを楽しみつつ穏やかな一年を祈るのみです。
初日高し天平の旅読む日向