ベトナムの友達が来ました。

親しいベトナム人夫婦が訪ねてきました。留学生だった頃からの長い付き合いです。日本の会社に勤めているし、奥さんは京都の大学に留学中なので、時折、家族のようにやってきます。
来るなりまだ真っ白な庭にシャカシャカと踏み込んで、子どものような声と笑顔てす。雪！雪！楽しい！
旧正月に帰省するので、子供たちに見せるために自撮りもたくさんして。
そう、彼らは２人の子持ちなのです。小さな子供たちは親任せで自分のキャリアアップを優先するのはさほど例外的なことではないようです。２人共に大好きなのがリサイクルショップ。特にウチの近くの店がお気に入りで、来るたびに大量に買い物していきます。ファミレスも回転寿司も大好きだし、昨日のハイライトはスーパーの焼き芋！見ているだけでこちらまで嬉しくなる笑顔です。

梅が咲きました。

すっかり凍り付いてしまった道に足を滑らせながら散歩して良かった！梅の花が咲き始めたのが見られました。たくさんの蕾が膨らんできたところへ降った雪、また縮こまってしまった、と思っていたので。それでも鶯はもう二度も見たのです。様子を探りに来るのでしょうか？鳴きはしないし、早春譜の歌詞を思い出しました。

水道管が凍り水が出ない！

また！寒い日が続き、毎朝、恐々と蛇口を捻っていましたが、昨日の朝、屋外の水道管から水が漏れ氷柱になっていました。水道局、修理屋さんとたくさん電話しても、同じような依頼でいっぱいとか。今朝になってやっと修理に来てもらいました。
修理は終わったものの、何か抜本策をしないと何度でも同じことが起こる、と言われてしまいました。、。どうしましょう。まだ当分北側の雪は溶けそうにないし、雪を見てのんびり俳句を作っていたいのですが。
アジサイの枯れ木にも氷柱が。

雪深し長靴の跡猫って跡
外は雪 園の窓から遊び歌

生まれながらの着物好き

　　　私は生まれながらの着物好き。戦中生まれで物のない終戦直後、
母が自分の古着から三歳の祝い着を作ったが被布の飾りには古い鼓の房
が付いていた。ずいぶん何度も着たのだろう、べたべたに汚れた小さな
被布は今も私のタンスにある。七歳の時は、母が派手になって長襦袢に
直していた縮緬、朱色の嵯峨菊が長い袂の祝い着になった。成人式もも
ちろん母譲りだったが、それらが大切にしまわれていた押し入れの茶箱
はいつも私の宝箱で、暖かい季節の虫干しは大事なイベントだった。
　二階の座敷やベランダの手すりまでいっぱいに広げられた古着は、祖
父の着物や二重廻しと呼ばれるコート、ハイカラーのシャツや背広、父
の軍服やゲートル、進駐軍の放出物資だった変わったプリントの生地や
ワンピースなどもあった。美しい着物といえば、母が結婚した時の三枚
のみ。臙脂に近い赤い綸子の友禅小紋、若草色の裾模様、そして太い縦
縞が派手になったからと黒のよろけ縞を上から染めた小紋。中学生にな
るとまずは赤い友禅から私の晴れ着となった。

庭はまだ真っ白です

こんな日はシニアの特権、のんびりを決め込む。

パン焼ける香満ち来て外は雪
で、今朝は自家製パンにヨーグルトとコーヒーを楽しんでいます。

雪に転ぶ夢より目覚む夜半の闇
夢で良かった！川原道の散歩に出られないのがさびしい。

そろそろ句会用の句をまとめなければ。兼題は春着とか。母譲りの若草衣を誦みたいけれど、季語に思い入れが強いと大抵うまくいかないものですね。