スポーツやボクシングも、上手くなる、上達するには、「イメージ力」が何よりも一番重要だと思っています。
ですが、人間、今まで見た事も聞いた事もないような動きやアイデアが、頭の中から出てくる事はありません。
しかし、今まで入力した「記憶の組み合わせ」はできます。
腕を組んで考えていると、何か良いアイデアが浮かんでくるような気がしますが、実際にアイデアなどは浮かんではこないと言います。
脳は、記憶されたデーターの中から一番良い方法を引き出しているだけといいます。なので色んな物を見て脳にインプットする事は大変重要な事だと言えます。
色んな「DVDを観たり」、最初は「好きなボクサーの真似」をするのもいいと思います。
自分より「上手い人の動きを見て研究」するのもいいです。
そして見ているだけでは駄目で、実際に「試して」いく事こそが重要です。
いろんな動きを試していく内に、自分に合ったスタイルが見つかってくるものだと思います。
イメージする事で、練習の中で一番効果的なのはシャドーボクシングで、
シャドーボクシングでも、慣れてきたら「フォームの練習だけをする」のではなくて、「闘う」ところまでイメージします。
相手を想像、イメージし、相手がこうパンチを打ってきたらこう避けて、こう反撃して、と体で反応できるまで「反復練習」します。
これにはやはり上記の「イメージ力」が大切で、イメージ力が無ければ上手く行う事は出来ません。
名前の通り、シャドーをやっていて、闘っている「相手の影」が見えるようになってくれば一人前でしょう。
イメージする力こそが感性、つまりセンスであり、これは生まれ持ったものだけではなく、実際に見たり聞いたりする事で感性(センス)も「上げていく」事が可能です。
色んな物を見たり聞いたり、よく「イメージ」して、「反復練習」で繰り返し「試す」事。
この過程こそが大事です。
【KSBC】神戸スポーツボクシングクラブ
神戸スポーツボクシングクラブ URL → http://www.kobe-boxing.com/