「カシムザドリーム」
やりすぎコージーで番組内で言っていたという未公開映画ですが、ジム生の方が貸してくださったので早速観てみました。
・・・本当、壮絶な人生です。
言葉では表せない、なんといっていいかわかりませんが、一言で表すなら「壮絶」なドキュメンタリー映画でした。
この人生に比べたら、悩みや不安といった他の事がなんてちっぽけな事なんだと感じます。
感動というものとはまた違った感覚、いかに幸せであるかという事を気付かせてくれる映画です。
「カシムザドリーム~チャンピオンになった少年兵 予告編」
全部実話、ノンフィクションの作品。一人のボクサー、「カシム・オウマ」のドキュメンタリー映画。
【あらすじ】
彼が生まれたのはアフリカのウガンダの地方の村だった。6歳のとき、学校で反政府軍に誘拐されたカシムは、強制的に兵士にされる。その教育が悲惨で、連れ去られすぐに友達を殺せと命令され、そこで嫌だと言うと殺されてしまうというようなところで、カシムは8歳で殺人者になる。過去を振り返るな、感情を表に出すなと洗脳されキラーマシーンに育てられる。
やがて反政府ゲリラが政権を取り、成人したカシムは少年兵から正規軍に入隊する。そこでボクシングを学び、やがてアメリカに遠征する。
しかしそこでカシムはアメリカのボクシングジムのつてで亡命を図る。カシムの亡命に本国では父親が見せしめで惨殺され、脱走兵のカシムは本国に帰れば死刑。カシムは米国でチャンピオンになって王の恩赦で帰国出来ることを夢見て戦い、とうとうウェルター級チャンピオンになる。
そして一時帰国して父親の墓の前で感情を一切出さなかったカシムが初めて号泣する。ここで映画が終わる。けれど、まだ続きがあり、カシムは戦争体験のフラッシュバックでマリファナ常習者になってしまったけれど、マリファナを吸うとお腹が空いてしまうそうで、結局体重が維持できなくなってしまう。それで階級を上げて二階級制覇を目論むも失敗。しかし最近アフリカ人初の二階級制覇に成功した。