神戸スポーツボクシングクラブ【KSBC】リュウ会長のリュウ流ブログ

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最終回

2011-04-18 23:14:54 | 神戸スポーツボクシングクラブ

自分の中で思うに男性の場合はボクシングをやった以上はやはり1度はスパーリング等の実戦練習を経験した方がいいな~と個人的には思っています。

ちょこちょこ最近、実戦練習デビューの方もおられますが、なかなか皆さん全くの初めてにしてはかなりな感じでセンスが高いなと感じています。

自分自身は半年間程練習した後の、初めての実戦練習なんてほんとにこちらは真剣にやってても、いかんせん初めて付ける重いグローブで、1R必死にガードを上げているだけで精一杯で、打ち返しても当たる要素なんてさらさらなく、アマ試合経験者にボディーを合わされ、打たれて苦しかった思い出だけしかありません。ほんまに情けなかったです。
(友達はプロテスト後間もない方に鼻血でる位けっこうな感じでボコボコにされてましたけど。またそのプロの方も別の日に他のプロの方にボコボコにされてました。汗 この光景、衝撃は一生忘れる事はありません。)

しかもそれも後々考えると相手はかなりな感じで何も言わずとも手を抜いてくださってました。

自分と「力の差」が一体どれ程あるんだろうと思うのと同時に、乗り越えたい、無理かもしれないけど少しでも「追いつきたい」といったような悔しいのか何かわからないような、元々負けず嫌いなんでしょうか、強烈にそう思う気持ちと、楽しさ、例えるなら何か新しいおもちゃを見つけた様な、新しい永久に楽しませてもらえるような遊びを見つけたような感覚が、今の自分の全ての「原動力」であり、ふと思い返せばたったあの「1回の実戦」こそが、ボクシングとの「本当の出逢い」でした。

それから自分の中では、何度か離れてはまた始め、途中大嫌いになりかけたりもして、その中で積み上げても積み上げても永遠に完成する事なんて勿論無く、果てしない終わりのない旅を続けているような感覚です。
(逆にTVゲームみたいに「完成」なんてしようものならソッコー飽きてしまう人間ですが)

軽はずみにあの人は私と違う、特別だから、と言われるような事は心外だなと思う事もありますが、自分自身あともう少し軽かったら未熟児で、なんか病気で危うく死にそうになった位に元々体の弱かった人間、傷や骨折等は何度も経験したり、靭帯断裂や、今でも足にはボルトも入っていて、運動神経なんてものも「並」、中の中位の人間です。

まぁ強いて言えば「回復力」だけはありましたかね。ボロボロになっても回復したら前以上に強くなっている「サイヤ人」の血が流れているのかな~なんて思ったり。漫画は大好きでしたが。(あ、もしかしたらそれも必然か)

続けて頑張っている皆さんを見ていたら、人間「何かしらの才能」ってほんとそれぞれに必ず存在するな~と思っています。

ボクシングは「メンタル」が重要なスポーツです。「悔しさ」を忘れては絶対に上達はできませんし、「楽」を求めたり、「諦め」たり、人間そこで妥協という「満足」をしてしまった「瞬間」に上達や成長も止まってしまいます。

もちろんこの辺は男女共通で。

ボクシングは自分自身に「言い訳」をする人間には本当にできないスポーツで、本当に闘うのは「眼の前の相手」なんかではなく、「自分自身」そのものです。

「自分自身」と真摯に向き合って下さい。

そして完全に勝ったなどとは決して思わず、勝ったと思った所から一回力を抜いて「手放して」から、また以前よりも更に「高い所」を目指して追いつくように努力して下さい。

それの繰り返しだと思います。

最近は本当にボクシングは人生の縮図だと思います。

ボクシングからは色んな事を教わりました。

継続は力なり。1万時間の法則

シンプルに言うと「反復練習」こそが最も大切で、全ての物事は「続ける」事でこそ、本当に誰でも上手く、上達でき、強く、ダイエットも叶います。「無駄な練習」なんて実は「一切」ないんです。

この空間も色んな「出逢い方」があれば、「別れ方」があります。突き詰めるともしかしたら自分が悪かったのかなという風にも考えてみたり、少し落ち込んだりする別れ方も正直あります。

ボクシングは個人競技でもあり、孤独な競技であり、どこかそういう「何か」を抱えた人間がそれぞれ集まりますが、ふとよく考えればすぐそばには「仲間」が居ます。

一人で頑張れるだけ頑張って、それでも無理な時は少し頼ったり、助け合っていく事も大事です。

自分は上から見る事も下から見る事も決してしません。

というか大人の皮を被った実は「子供」なんだと思います。(笑)

またボクシングを好きというよりも愛し、ボクシングの「平等」の精神を大事にしています。

ちょっと疲れたかなと思う時は、「子供」が「子供」に頼る時があってもいいと思います。

皆さんもある部分では同じように「自然」な「子供の頃の気持ち」に一旦帰ってみるのも、大きく考えれば「今の世の中」を考えてみるととても大事な事かもしれません。


最近思うに実は身の周りの現代人って社会のせい?環境のせい?なのか、「ネガティブ」に捉える人がとても多いようなので、何らかの形で伝えたいメッセージでした。

けどネガティブに考えてしまうのも深く考えれば「自分自身のせい」であり「心の弱さ」です。

相手を悪く捉えるのではなくて、どちらも悪い、自分にも原因があるんだといった「謙虚」な気持ちを持った方が、人間、気持ちが楽になれるものです。

本ブログをまた再開するかどうかは全くもって不明であり、自分の為に勝手に気ままに書いていたブログですが、今まで何かの「縁」で、本当に長い間、読んでくださった方、たまに声を掛けてくださった方等にはどうもありがとうございましたと言いたいような気持ちです。

また、たまにコメント下さる方等もどうもありがとうございました。

もし何か伝えたい事であったり、聞きたい事などがあれば今後は直接口頭でも構いませんし、メールでも24時間いつでもお待ちしています。

ジム生以外の方で見てくださっていた方達も、またどこかでお会いできる事を願ってこれにて最終回とさせて頂きます。

とこれ実はどこで辞めようかなと考え中。

ガキ使のやまちゃん辞めへんで~を観てのぷちどっきりなんですが。

もしかして信じてしまった人居ますかね。

また何かネガティブな感情を抱いた人って居ますかね。

なんかこの空間でボクシングする人って社会で対応できている人達も多いと思うので、変に「かしこ過ぎ」たり、「マイナス思考過ぎ」だったり、心身共に「バランス」を崩しておられるような部分が多くの方にあるように感じ、もし本当に「そう思った」のであれば、「型」に嵌り過ぎていないか、自分でも知らない内に「固い心」で何かに「囚われ過ぎ」てしまっていないかを確認する事も必要かな~と思います。

もし自分や周りの人にもそういう方がいらしたら少し気を付けてみてくださいね。自分は子供の頃から裸足でサッカーボールの上に自然と長い事乗ってたり、「バランス感覚」を特に大事にしているので、自然と何事も「過ぎ」ては駄目という持論が意識的か無意識的かわからないけどあります。

もし型に嵌まり「過ぎ」た考えの人は、逆に身も心も「柔らかく」保つようにしてみて下さい。マイナス思考「過ぎ」る人は逆の「プラス思考」に少し持って行ってみて下さい。

バランスを保て、ちょうど良いニュートラルの位置に戻るかと思います。

あと意識的にそれが不可能な場合は、日常での睡眠、食事、運動といったところをまずは最初に見直してみて下さい。

根本的な原因はそこにある事が多いです。

この当たり前の部分、普段の生活のリズムが崩れてしまうと、もちろん同時に全てのバランスが崩れていってしまいます。

この空間で「自然」に「健康」を取り戻しましょう。そしてみなさん「健康」でいましょう。

あ~なんかかなりな感じの長文で疲れたw


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