豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

インフルエンザ

2009年02月11日 | Weblog
「8分でわかりますからね。しばらくお待ちください。」ということで、待合室に戻っていると再度診察室に呼ばれ、「インフルエンザのA型ですね。」と告げられました。
うーん、覚えている範囲では記憶にないなあ・・インフルエンザ。
今年は、なんとなく予防注射も受けそびれていたから、もしやとは思いましたが。
とにもかくにもタミフルを早く飲みなさいということで、向かいの薬局でまず一錠。
その時の熱が、39.0度。
とはいえ、そんなにしんどくはありません。
むしろ、前の日の腰痛と膝痛のほうが大変でした。
なんだ、これはフラのレッスンがきつかったのではなくて、風邪の症状だったのですね。
発熱したのが日曜だったので、休日診療の少し離れた医院。家に戻ると、家族の顔が引きつりました・・・。
「え~~?インフルエンザ???」
申し訳ないけど、そうらしい。
で、3日間、まるまる隔離されておりました。

その数日後に韓国に旅立つ予定の虎子にうつっては申し訳ないですから、ひたすら、気配を消し、じっとしておりました。二日間はまったく外部の情報はなし。
その間に、浅間山が噴火しておりましたね~~。
久々に与えられた情報源は、ラジオ。
最初に聞いた音は、どういうわけか石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」でした。うなっておいででした。しみじみ、いいわあ・・。
テレビの音も入るラジオが流していたのは、火曜日夜の音楽番組。年配の方向きの番組だとずっと思い込んでいましたが、なにやらどんぴしゃな年代になってきたようです。久々に「小樽の人」も聴きました。そうそう、こまどり姉妹も!!!
彼女たちが歌い終わったあとの司会者の方の安堵感溢れる声。NHKアナウンサーの小田切千さん・・お人柄が滲み出てます、ファンになりました。テレビの音声をラジオで聞くのも、もどかしいながら面白いものですね。状況が克明に想像できて、印象はより濃くなるようです。



タミフルは、念のためですが鍵をかけておいてくださいとお医者様に告げられていたので、期待と不安を抱いていたのですが・・。なにしろ10代ははるか昔のことなので、さしたる変化も感じないままただただ薬効のみ頂戴いたしました。高熱は本当に一瞬だけ。熱は、薬を飲んだとたんに恐ろしいほど下がり、体力も食欲も何もかも落ちないまま、ただただ幽閉されておりましたので、ずる休みをしているような心持でございました。おそるべし、タミフル!
今年は、効き目がでないなどというニュースも流れていたようですが、この作用はどうなのでしょう。実験室と現場の様子と言うのは必ずしも一致しないようです。

ただ、ちょっと考え事をしようと目を瞑ったら次に目覚めるのは数時間後。その間自分は15分くらいしか経っていないように感じておりました。いずれも、突然何かの状況の只中に陥り、難しい状況に困惑しながら事態を収拾する・・という繰り返し。これが、インフルエンザの症状なのか薬の副作用かは定かではありませんが、小さい頃に高熱が出たときも同じように怖い夢を見ていたことを思えば、熱が見させる状態だということなのでしょうか。

とにかく、熱が出たらお医者様に駆け込み、しかるべき処置を取ってもらうことが大事ですね。タミフルを飲んでなかったらどういうことになったのか想像できませんが、効きすぎるのも正直恐ろしいような気もしました。身体は、いったんはインフルエンザに立ち向かう姿勢になっていたのかもしれません。その矛先をどう向けたらいいのか、いまごろになってどうも何をやっても調子がいまいちです。いまひとつ元にもどれていないものを感じてしまいますが、気のせいでしょうか。
今年は何種類かのインフルエンザが流行しているようです。一度かかっても、違う種類のインフルエンザにかかってしまう人もいるのだそうです。
もう、念ずるしかありませんが、予防だけは怠らず、なるべく人混みを避けて過ごすしかないですね・・。