豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

蜜芋

2010年02月13日 | Weblog
めちゃくちゃ甘いさつまいもをGET!

ほっくり系でなくねっとり系のさつまいもが好きだという虎子の好みにぴったりではないか?ということで、お取り寄せしてみたさつまいもです。
名前は、「甘太くん」・・・というらしい


なぜかすでにうちにあった焼き芋鍋で、約一時間焼きますと、ホカホカ熱々の焼き芋が出来ました。
焼きたては、ほくほくしていてやや白っぽい黄色ですが、ほどなく全体がしっとりしてきて黄金色に変化してきました。繊維質なのか、すじが多少気になりますが、気にせずぱくり。甘い!もう、はんぱなく甘いです!!

焼き芋鍋には、底に遠赤外線が発生するという小石が薄く並べられているのですが、そこにさつまいもから流れ出た蜜がこびりついて黒く焼け焦げていました。
新聞(※)に包んで・・・、熱さと格闘しながら味わう甘さは格別でした。
その証拠に、感動のあまり?証拠写真を撮るのをすっかり忘れていたのですね。
一応、「言い訳」しておきます。
(※:石焼芋屋のおじちゃんから買う焼き芋は、この新聞紙の香りがオプションでついてくるからあの独特の美味しさが味わえるに違いない!と気がついてからの我が家の風習。)

この焼き芋は、焼きたてが美味しいのはもちろんですが、冷めても美味しい!
甘みが消えることなく、程よく落ち着いて、時々作っていたさつまいもの外郎のような上品な食感になりました。

「かんしょ」と表示してあるさつまいもは、大分生まれです。
触るとかすかに表面が乾いていて、新鮮というより若干しなびて柔らかい感じでした。
もともと甘みの強い種類なのでしょうが、保存の仕方に工夫があるようです。
さつまいもは、もともと暖かい地方の植物なので、寒いところに不用意においておくと黒ずんで傷んでしまいます。
このおいもさんたちは、甘みが増すように大事に工夫して保存されていたのですね。

せっかく、我が家に来てくれたのですから、風邪引かさないようにして、蒸したり、てんぷらにしたり、お味噌汁に入れたりして、最後まで大切にいただかなくてはね。
スティック状に切って、からっと揚げてもよさそう。
敢えて、お砂糖を加えたお料理にはしないで食べてみたい思いますが、大学芋くらいならよいかもしれませんね。