豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

ライブハウス

2010年11月07日 | Weblog

ライブハウスでのライブ。
これはもう久々の久々・・・、ほとんど初めてかも?

みたぽんの音楽仲間が広島に来られるというので、これは見に行かなくては?と、有志を募って出かけてきました。集合時間は、三越デパート前午後8時45分・・・不良主婦

ライブの主は、井上ともやすさん。
吉田拓郎さんに傾倒し、触発され、今や、プロのフォークソングの歌手として活動されているそうです。
出会ったのは、中学生。といっても全盛期の拓郎さんではなく、かなり遅れてきた拓郎ファンというべきか・・・。でも、熱い!!

あらかじめお伝えしておいた無理やりな選曲、「おはよう」も聞かせていただいてありがとうございました。初めて披露されるということでしたけど、なんかじんわりとして、本当にうれしかったです。東京湾ではぜ釣りってフレーズ、好きなんですよね。

でも、この曲は、私が自ら好きになったというよりは、今はジャズなど唄っている友達の影響。彼女、ふとした時に好きな曲を教えてくれていたけど、その着目はオリジナリティがありました。昔から音楽的なセンスもあったのね。・・・・ということも思い出しながらのライブ鑑賞、感傷、干渉。

リクエストに答えての拓郎さんの曲も楽しかったけれど、その後のオリジナルがさらに熱い!!
足を踏み鳴らしての熱唱は、冬の原爆ドームの歌でした。下の階に迷惑なんじゃない?と思ったけれど、このライブハウスは、ビルの1階。余計な心配はいらないのでした。それほどまでに、がんがん踏み鳴らす床。力、入ってましたねえ~。

二年前に「行こう!」と思い立たれて、初めてヒロシマに来られ、その帰りの東京までのバスの中で、自然とメロディまで浮かんできたそうです。
そうやって出来た曲、「ヒロシマに雪が降る」という曲は、それまでの拓郎メドレーをはるかにしのぐ力で迫ってきました。

作ろうというより、できたという種類の曲でしょうか。飄々とした外見、軽妙なおしゃべりの合間にかいま見えてくる真剣なまなざし。繊細な感性の塊をある場所に置いたら、その地の何かと反応しあうのかなあ。沖縄の地と人にも心寄せると語る彼の存在は、世間一般の男の人の世過ごしの形とは違うかもしれないけれど、そういうあり方もなかなか良いなあとほろ酔いで考えておりました。

ともかく、拓郎さんの、正統なる後継者?の面目躍如。柔なラブソングにはない、懐かしくも力強い唄。ああ、これをこんなに間近で気の合う友達と聞くことが出来てよかったな~と思った夜でした。・・・・・ね