初ツバメ

桜が満開を迎えるここ数日。今日、今年初めてのツバメをみました。

組長最後の最後のお勤めのご葬儀は、故人のご遺志によりお香典・供物の類をご辞退された関係もあり、慎ましくも静かで落ち着いたお式となりました。長年のご友人の弔辞も帳場に座っていながらもじっくり拝聴でき、本当にお別れに相応しい会でした。中でもひときわ印象的だったのが祭壇の「ご遺影」です。桜をバックにカメラを手にしたおじいちゃまのお写真、素敵でした。９３歳というご長寿ではありましたがご家族の方には痛切極まりない哀しいお別れです。そんな中、６月に結婚されるお孫さんの婚約者の方が、はるばる遠方から駆けつけて来られたのは、心温まる光景でした。遠慮がちに新しい家族に寄り添う彼女。初々しい二人を見ていると、寂しさの中に一筋の光明が差してきたように思えました。倒れた巨木の傍らから芽吹く若木の風情です。仏式のご葬儀ながら最後のお見送りの曲が、故人のお好きな「アベマリア」だったのが、なんとも日本的だなと思いました。

季節の移り変わるこの時期は、何故かお亡くなりになる方が多いような気もします。自然のエネルギーに対抗するには体力が及ばなくなるのでしょうか。


ところで、年女の私は、気になることが一つありまして・・・。
去年、周囲の年女・男にはなぜか災難が降りかかりました。三人中二人は、階段からの転落です。
まさかと思いましたが、はや今年も年男一名が転倒による負傷をおった模様です・・・。気をつけましょう、年女・年男さん。
前記の三人組、最後の彼女は１２月３１日を迎え、やれやれと安心した数日後の松の内に階段から落下しました。やはり節分までは前年を引き継ぐのでしょうか。
ともあれ、年女・男に限らず、足腰を鍛えるのはこれからの生涯には有効です。こんな記事を見つけました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　活活トレーナー

転倒を防ぐのに役立つ運動のできる器具の紹介です。これを例えば両足首に着けて右足を上げれば、ゴムチューブの力で軽い負荷がかかります。負荷で主に太ももの筋肉や股関節周辺の筋肉を鍛え、転んだりつまずいたりしにくい体にするのです・・とのこと。ビデオもセットで７，３５０円。

なんだか、悲しくなってきました・・。
ま、あまり深く考えずに、美味しいビールでも頂きましょうか。