書店でバックナンバーを取り寄せてもらって揃えた「鴨川ホルモー」の外伝「ホルモー六景」のうちの五話。あともう一つ、数日後に発売される8月号で六景全部終了です。
京都の四つの大学対抗で行われてきた不思議な競技を受け継ぐサークルが舞台の物語。外伝では、登場人物の別の側面や周辺の人、物語に直接的・間接的に連なる人のお話が時には強引な展開も交えて繰り広げられています。
中でも、5月号の第三話。
この回には、巧妙な仕掛けが施してありました。読み終える寸前に明かされるからくり。それがそうだとわかった時に、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
教科書の中で始めて出会った作家を年月を経てこんなに身近に感じることができたなんて、ちょっとした感動でした。
これはほんの数十年の間に同じ時代をともに出来て初めて味わえる、極めて限定的な楽しさだと思いました。って、少々大げさですね。
なにはともあれ、本編を読んでない方が、外伝を先に先に読んでしまうのは、もったいないです。特に第三話は、是非本編を読まれてからにしてください。ああ、そうきたか!という心地よい脱力感に包まれることでしょう。(あくまでも、主観的な感想ですので、あしからず。)
最後の第六景はどんなお話か、発売されるのが楽しみです。
でも、終わって欲しくはないという、複雑な思いも交錯しています。
外伝の収録されている「野生時代」は、今まで手に取ることはなかった雑誌ですが、とても面白かったです。これまで読んでなかったのがもったいないくらい!
しかしながら、ちょっと分厚いのですね。もう少し紙が乾燥すると、押し花するのにも好都合です。
京都の四つの大学対抗で行われてきた不思議な競技を受け継ぐサークルが舞台の物語。外伝では、登場人物の別の側面や周辺の人、物語に直接的・間接的に連なる人のお話が時には強引な展開も交えて繰り広げられています。
中でも、5月号の第三話。
この回には、巧妙な仕掛けが施してありました。読み終える寸前に明かされるからくり。それがそうだとわかった時に、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
教科書の中で始めて出会った作家を年月を経てこんなに身近に感じることができたなんて、ちょっとした感動でした。
これはほんの数十年の間に同じ時代をともに出来て初めて味わえる、極めて限定的な楽しさだと思いました。って、少々大げさですね。
なにはともあれ、本編を読んでない方が、外伝を先に先に読んでしまうのは、もったいないです。特に第三話は、是非本編を読まれてからにしてください。ああ、そうきたか!という心地よい脱力感に包まれることでしょう。(あくまでも、主観的な感想ですので、あしからず。)
最後の第六景はどんなお話か、発売されるのが楽しみです。
でも、終わって欲しくはないという、複雑な思いも交錯しています。
外伝の収録されている「野生時代」は、今まで手に取ることはなかった雑誌ですが、とても面白かったです。これまで読んでなかったのがもったいないくらい!
しかしながら、ちょっと分厚いのですね。もう少し紙が乾燥すると、押し花するのにも好都合です。
本名かどうかは忘れました。昨日、野生時代の八月号を買いました。ゆっくりゆっくり読んでいます。
著者は、長年事務職についていたそうです。その経験を生かした作品も読んでみたいです。
少し下の世代なので、ずっと追いかけていっても大丈夫そうです。
それはそうと、二作目の「鹿男あをによし」は、今回の直木賞の候補だったんですね・・・うかつにも今知りました・・。「夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦さんも仲良く落選されたようで、お二方のこれからが楽しみですね。
桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」も題名からして興味を惹かれます。好きなだけ本が読みたいですねえ。避暑地で一日中本とソフトクリームに囲まれていたら、どんなにシアワセでしょう。とはいえ、今日は休日出勤。
半分くらい読んだら夏休みに入ってしまって、進みません。
面白くなりかけのところです。
何とか時間を見つけて読み通したいと思っています。
万城目さんて「マンジョウメ」じゃなくて「マキメ」さんなんですね。