凡人クライマー

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Medical Cyclist~ロードバイクのトレーニング、機材、食事、応急手当・落車対応、レース・イベントを語るブログ~

除雪トレ、計5時間

2017-01-16 22:18:58 | トレーニング


今日は除雪祭り。

まずは仕事明けに職場の除雪をひたすら3時間。

これはスコップを使っての作業。

重心を低くし、体幹や臀筋、大腿二頭筋を使うように掘って行く。

そうすることで体幹と下半身の強化になるだけでなく、腰を痛めないで済む。

ガッツリ除雪した後、その足で実家へ。



それなりに積もってる。

実家は地面には消雪パイプやホースがあるため除雪が要らないが、屋根が昔ながらの瓦屋根のため、雪下ろしが必要である。

ご先祖さまが頑張ったので家がそれなりに大きく、雪下ろしはなかなかの重労働だ。

それを両親だけに任せる訳にもいかず、こうして毎年手伝いに来ている。

こちらでの雪下ろしは2時間。

足場の不安定な屋根の上、長靴にかんじき、重いスノーダンプ。なかなかの重装備である。

そこで重要なのが、またも重心を低くして腕力に頼らない下ろし方なのだ。

一つの動作で下ろす雪は数十キロにもなる。

適当に腕だけでスノーダンプを使うと疲れるだけで無く、バランスを崩して転落もしかねない。

どっしりと腰を落とし、雪を下ろす時も体幹や下半身を使って屋根下へ滑らせる。

さらに大事なことは、脱力である。

雪をスノーダンプに乗せ、屋根下へ滑らせるところまで行けば、あとは脱力することが大事なのだ。

なぜなら、力を入れたまま雪の流れに逆らってしまうと、そのまま体を持って行かれるからだ。
これも、転落の危険がある。

そこで、雪を滑らせたらその流れに逆らわず脱力する。

すると、自然とスノーダンプから雪をリリースすることが出来、安全面においても、疲労を溜めないと言う点でも効果的なのだ。

これらの点に気を付けながら、ひたすらに雪を下ろすのである。



こちらが、本日の収穫の1/10程度の雪塊だ。

両親の手伝いにもなり、自分のトレーニングにもなった。一石二鳥である。

このような素晴らしい時間を、読者の皆様にも是非体験して頂きたい。

雪下ろしボランティア、我こそは!と言う方はメッセージをお待ちしている。





当然、これだけの重労働のあとには、至福の時間が待っている。

いつもより美味しく料理と酒が頂けることは、間違いないのである。

以上で本日のレポートを終了する。


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