今日は除雪祭り。
まずは仕事明けに職場の除雪をひたすら3時間。
これはスコップを使っての作業。
重心を低くし、体幹や臀筋、大腿二頭筋を使うように掘って行く。
そうすることで体幹と下半身の強化になるだけでなく、腰を痛めないで済む。
ガッツリ除雪した後、その足で実家へ。
それなりに積もってる。
実家は地面には消雪パイプやホースがあるため除雪が要らないが、屋根が昔ながらの瓦屋根のため、雪下ろしが必要である。
ご先祖さまが頑張ったので家がそれなりに大きく、雪下ろしはなかなかの重労働だ。
それを両親だけに任せる訳にもいかず、こうして毎年手伝いに来ている。
こちらでの雪下ろしは2時間。
足場の不安定な屋根の上、長靴にかんじき、重いスノーダンプ。なかなかの重装備である。
そこで重要なのが、またも重心を低くして腕力に頼らない下ろし方なのだ。
一つの動作で下ろす雪は数十キロにもなる。
適当に腕だけでスノーダンプを使うと疲れるだけで無く、バランスを崩して転落もしかねない。
どっしりと腰を落とし、雪を下ろす時も体幹や下半身を使って屋根下へ滑らせる。
さらに大事なことは、脱力である。
雪をスノーダンプに乗せ、屋根下へ滑らせるところまで行けば、あとは脱力することが大事なのだ。
なぜなら、力を入れたまま雪の流れに逆らってしまうと、そのまま体を持って行かれるからだ。
これも、転落の危険がある。
そこで、雪を滑らせたらその流れに逆らわず脱力する。
すると、自然とスノーダンプから雪をリリースすることが出来、安全面においても、疲労を溜めないと言う点でも効果的なのだ。
これらの点に気を付けながら、ひたすらに雪を下ろすのである。
こちらが、本日の収穫の1/10程度の雪塊だ。
両親の手伝いにもなり、自分のトレーニングにもなった。一石二鳥である。
このような素晴らしい時間を、読者の皆様にも是非体験して頂きたい。
雪下ろしボランティア、我こそは!と言う方はメッセージをお待ちしている。
当然、これだけの重労働のあとには、至福の時間が待っている。
いつもより美味しく料理と酒が頂けることは、間違いないのである。
以上で本日のレポートを終了する。