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エルドアン首相、フランスとの関係に“新時代”を求める

2012年05月12日 | 国際
5月11日 エルドアン首相はフランソワ・オーランド新フランス大統領に電話して祝辞を述べ、フランスとトルコの“新時代”を要請しました。

 
オーランド・フランス大統領(Wikipedia)とエルドアン・トルコ首相(Hurriyet)


10日午後、エルドアン首相はオーランド大統領への電話で、「トルコとフランスはこれから不自然な関係を解消するだろう」と話したと、首相の側近が語りました。「私は両国の関係の新時代に確信を持っている」
フランスとトルコの関係は、サルコジ大統領の時代には最悪でした。サルコジはトルコのEU加盟に大反対でしたからね。
1915年の事件を“大虐殺”とするアルメニア人の主張を否定することを犯罪とするというバカみたいな法案を支持したのはサルコジ大統領ですから。
11日、フランスの憲法評議会はこの法案を表現の自由に違反するとして却下しました。

エルドアン首相はサルコジ前大統領は選挙のために、反ムスリムと反トルコ感情をあおったと非難していました。


  アフィヨンカラヒサル県でアルコールに厳しい条例が

アフィヨンカラヒサル県でアルコールの販売と飲酒に関して厳しい条例ができました。この種の条例は全国的にも初めてですって。

 Hurriyet

この条例では、公園、ピクニック場、庭園、バス駅、通り、墓地、橋、礼拝の場、文化的・歴史的な場、空きビルを含む公共の場で、アルコールの販売と摂取を禁じるというもの。公共乗物など、あらゆる車両内も禁止。

アフィヨンカラヒサル県庁は、この条例を出した理由について、「市内の平和と治安を強化し犯罪を防ぐため」と言っています。「酒飲みはしばしば公共の場を占有し、周囲を不安にし、交通事故を起こします」

違反した人は82トルコリラ(4000円弱)の罰金です。

・・・この条例、厳しいようで大したことないですね。レストランでもバーでも、友人の家でも、個人パーティでも、自宅でも、いくらだって飲めるんですから。いいんじゃありません?


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