トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「アサドは空爆にクラスター爆弾を使っている」AFP

2012年10月22日 | 国内
10月22日ひゃー、びっくりです。自国民の頭上にクラスター爆弾の雨を降らす大統領がいるとは!フランスの通信社AFPが証拠写真を発表しました。 

 Sabah

しかも、クラスター爆弾はメードイン・ロシアだって。う~ん、許せない!
AFPによると、クラスター爆弾の残骸が、空爆の激しかったイディブとマアレト・アル・ヌマンで見られたそうです。
現地の医者たちは、空爆の激しかった地域の犠牲者たちの遺体は、身元確認もできないバラバラ状態だったと言っています。

クラスター爆弾は空中で爆発し多くの小片になって広範囲に飛び散ります。
2010年、クラスター爆弾の使用を禁じる協定は国際法になりましたが、シリアは調印していません。
シリア政府はクラスター爆弾の使用を否定、そんな武器は持っていないと言っています。

トルコ外務省のスポークスマン、セルチュク・ウナル氏は「シリアのクラスター爆弾使用については、“ヒューマン・ライツ・ウオッチ”から報告があった。当省が調査確認したわけではないが、そのようなニュースが発表されること自体、シリア政府がいかに非人道的な攻撃をしているかの証拠だろう」と言っています。


「古都ブルサの建物や遺物の全面的修復を行なう」ブルサ市長

オスマン帝国誕生の地といわれるブルサには、その周辺を含めると、たくさんの貴重な建物や文化的遺物がありますが、修復を必要とするものも多いそうです。

 Hurriyet

ブルサ市庁は、周辺の村の建物も含め、オスマン時代の建物や文化遺物301件を修復すると発表しました。
「修復の必要がある建物301件について、県に申請しました」とブルサ市のシャハベッティン・ハリプト市長。
オスマン帝国の首都でもあったブルサは帝国の主要な都市としての長い歴史を有する非常に重要な都市だったと、ハルプト市長は言っています。
「私たちはこのとしの歴史に責任を感じ、また観光促進のためにも修復を進めるつもりです」

・・・イスタンブールからも近いブルサ。私も大好きな町です。崩壊しかけた古い建物や墓所もあります。廃墟と化すまえに修復を! 何度でも訪れたい歴史の都です。
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トルコ、シリアに犠牲祭中の停戦を要求

2012年10月22日 | 国際
10月21日
国連のブラヒミ平和特使がシリアに、ムスリムの祝日である犠牲祭中の停戦を要請していますが、トルコのダウトオール外相も、金曜、これに呼応してシリアに犠牲祭中の停戦を要求すると記者団に語りました。

 Cumhuriyet

木曜、シリア政府側の戦闘機が、反乱軍が制圧した町を爆撃し、23人の子供を含む、少なくとも49人が殺されました。

「シリア政府側が飛行機やヘリによる住民に対する空爆を、ただちに、無条件で止めることはきわめて重要だ」とダウトオール外相は言っています。
「私はトルコ共和国の名において、シリアのすべての戦闘集団に、犠牲祭中の一時停戦を尊重し、その期間をより長くするよう公式に要求する」

4日間の犠牲祭は、今年は10月26日から始まります。


   「ダヴィンチ設計の金角湾の橋が現実になる」エルドアン首相   

16世紀、かのレオナルド・ダヴィンチがイスタンブールの金角湾に架ける橋を設計したが、結局、そのプロジェクトは実現はしなかった、という話はよく知られていますね。
今日、エルドアン首相は、ボスフォラスと金角湾の奥を結ぶ水路に初めて水が流れたことを祝う式典で、「ダヴィンチの橋が現実のものになる」とスピーチしました。

 Hurriyet
あら、今日は首相、珍しくノーネクタイですね


金角湾の奥とボスフォラスが結ばれ、湾の奥に橋が架けられるようです。「昔はここに橋がありました。このプロジェクトで、湾を歩いて渡れるようになります」とエルドアン首相。
金角湾岸に生まれ育った首相は金角湾に対する思い入れが大きいようです。

便利になるのはいいけれど、美しい風景は壊さないようにお願いしますね。

 
  警察が東部で128.9キロのヘロインを押収

警察の密輸・組織犯罪部の捜索作戦で、治安チームがビトリス県で、走行中の車にかくされていた128キロ966グラムのヘロインを没収しました。運転者は拘留されました。

 Cumhuriyet

PKKが出没するビトリス県、いずれPKKの資金源でしょう。


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