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22日のAKP総会後、ユルドゥルム氏が新政府のリーダーになる

2016年05月21日 | 国際
5月21日 22日のAKP総会で、運輸・通信相のビナリ・ユルドゥルム氏が公正発展党(AKP)の議長に正式に選ばれた後、新政府を結成する権限を持つことになりました。

 Hurriyet

「アフメト氏(ダウトオール首相)は22日、辞職を発表されるだろう。氏の辞職後、私は新首相にその権限を授与したいと思う」と、エルドアン大統領は19日、Aハベルのインタビューで語っています。

ダウトオール首相がエルドアン大統領との亀裂によって辞職を決意したため、AKPは22日の臨時総会で新しいリーダーを決めることになりました。AKP党内の調査では、党の総意として、エルドアン大統領の腹心の1人、ユルドゥルム氏の名が挙がりました。

トルコは23日、24日には、国連人道主義サミットを開催しますが、「24日、国連会議が終ったら、新しい政府を承認する計画だ」とエルドアン大統領は言いました。ユルドゥルム氏が主導する次の政府は、おそらく29日に、国会で信任の投票が行われるでしょう。エルドアン大統領やAKPの幹部と“完全に一致して”政務を行うために、内閣は大きく変化すると、ユルドゥルム氏は最初の声明で言いました。

ユルドゥルム氏はAKPの3人目の首相となる
エルドアン大統領とダウトオール首相に次いで、ユルドゥルム氏は5月22日、トルコの第27代首相になるでしょう。ユルドゥルム氏はまた、党管理を抜本的に変化させ、AKPの50席の中央決議団をリニューアルするでしょう。
ギュル前大統領がユルドゥルム氏に祝辞を送った
アブドゥラ・ギュル前大統領はユルドゥルム氏に電話し、AKPの議長と新首相に指名されたことに祝辞を述べたと、5月20日、アナドルニュースが報じました。ギュル前大統領はユルドゥルム氏の就任を祝い、ユルドゥルム氏は前大統領をAKPの臨時総会に招きました。


アメリカ・トルコ外相がブリュッセルで対テロ努力について討論

 トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相のツイートによると、チャヴシュオール外相とアメリカのジョン・ケリー国務長官は、5月20日、ブリュッセルで会い、中東の治安状況について討論しました。

 Hurriyet

「対テロ努力、中東の状況、現在のシリアの状態について、ケリー国務長官とじゅうぶんに討論した」と、チャヴシュオール外相は彼の公式ツイッターに書いています。2人はブリュッセルで行われたNATO加盟国の外相会議に出席していました。2人はまた、イラクの最近の状況や、中東に流入する外国人戦闘員の流れを止める対策を話し合いました。

チャヴシュオール外相のツイートによると、彼はまた、マケドニアのニコラ・ポポスキ外相に会い、両国の関係と、NATOとマケドニアの関係をより強化する方法を討論しました。5月20日、ブリュッセルを発つまえに、チャヴシュオールはブルガリアのダニエル・ミトフ外相と会いました。19日には、彼は、ギリシャのニコス・コツィアス外相、オランダのベルト・コエンデルス外相、デンマークのクリスチャン・ジェンセン外相と会いました。


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