6月26日 100年昔のオスマン軍によるアルメニア人大量殺害に、ローマ法王は“大虐殺”ということばを使いましたが、法王は“十字軍のメンタリティ”を持っているというトルコの批判に、ヴァチカンは反論しました。
Hurriyet
「法王は十字軍とは関係ありません。法王は戦争を始めたり、城壁を築くより、橋を架けたいと思っておいでです」と、ヴァチカンの報道官フェデリコ・ロムバルディ神父は記者団に語りました。「法王はトルコ国民に反対するようなことは言っていません」
6月24日、法王は、第1次大戦をアルメニア人の大量虐殺と言って非難し、トルコの怒りを買いました。「悲しむべきことに、この悲劇、この大虐殺は、過去100年の一連の悲惨な大災害の始まりとなりました」と、法王は、アルメニアの首都エレヴァンの大統領宮殿で言いました。
トルコのヌレッティン・ジャニクリ副首相は、6月25日、法王がこのことば(大虐殺)を使ったのは“非常に不幸なこと”だと言い、法王庁と法王の行動には十字軍のメンタリティの反映と痕跡が見られると言いました。
トルコ国境近くのアルメニアの修道院訪問から帰ったフランシス法王は、ヴァチカンの式典中に、このことばを使っています。激怒したトルコは駐ヴァチカン大使を10か月間、呼び戻しました。
トルコは、第1次大戦中、アルメニア人が侵攻してきたロシア側に与したために起こった内戦の結果、オスマン帝国に暮らしていた多くのキリスト教徒であるアルメニア人が死んだことを、トルコは認めています。しかし、トルコは、その人数に異議を唱え、また、殺害が組織的であったということは認めていません。トルコはまた、ムスリムである多くのトルコ人も命を落としていると言っています。
6月26日、法王は、3日のアルメニア訪問の最後のメーン・イベントで、ふたたび殺害に言及し、信仰のために苦しみ、命を奪われた人々に敬意を捧げると言いました。
6月24日、法王は、第1次大戦をアルメニア人の大量虐殺と言って非難し、トルコの怒りを買いました。「悲しむべきことに、この悲劇、この大虐殺は、過去100年の一連の悲惨な大災害の始まりとなりました」と、法王は、アルメニアの首都エレヴァンの大統領宮殿で言いました。
トルコのヌレッティン・ジャニクリ副首相は、6月25日、法王がこのことば(大虐殺)を使ったのは“非常に不幸なこと”だと言い、法王庁と法王の行動には十字軍のメンタリティの反映と痕跡が見られると言いました。
トルコ国境近くのアルメニアの修道院訪問から帰ったフランシス法王は、ヴァチカンの式典中に、このことばを使っています。激怒したトルコは駐ヴァチカン大使を10か月間、呼び戻しました。
トルコは、第1次大戦中、アルメニア人が侵攻してきたロシア側に与したために起こった内戦の結果、オスマン帝国に暮らしていた多くのキリスト教徒であるアルメニア人が死んだことを、トルコは認めています。しかし、トルコは、その人数に異議を唱え、また、殺害が組織的であったということは認めていません。トルコはまた、ムスリムである多くのトルコ人も命を落としていると言っています。
6月26日、法王は、3日のアルメニア訪問の最後のメーン・イベントで、ふたたび殺害に言及し、信仰のために苦しみ、命を奪われた人々に敬意を捧げると言いました。
トルコ軍と連合軍が北シリアでIS戦闘員8人を殺害
24日、トルコ軍とアメリカ主導の対ISIL連合軍の軍事作戦で、少なくとも8人のイスラム国(ISIL)の戦闘員が殺害され、ISの31のターゲットが2度の空爆を受けたと、さる情報筋が匿名で語りました。
Hurriyet
また、この作戦で、ISILが使っていた5棟の建物が破壊されたそうです。ISILは北シリアからトルコを攻撃する準備をしていたと情報筋は言っています。1月中旬以来、ISのロケット弾が、シリア国境に近いトルコ南部の町や都市に撃ちこまれています。これらの攻撃で、トルコに逃げ込んでいたシリア人を含む21人の人々がなくなり、70人以上が負傷しています。
一方、6月24日、トルコの戦闘機は、イラクのハクルク地方とトルコ南東部にいるクルド労働者党(PKK)を空爆しました。6月25日に出されたトルコ参謀本部の発表によると、トルコのジェット戦闘機が19時から19時46分の間、ハクルク地方を空爆し、2つのターゲットを破壊しました。
トルコのカルス、シュルナク、ハッカリの諸県では、11のPKKターゲットが破壊されたと、声明は言っています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロ組織に挙げています。2015年7月、PKKは30年間の軍事作戦を再開しました。
公的数字によると、それ以来、ほぼ600人の軍人、警官、村の警備員を含む治安要員が殺され、トルコと北イラクの作戦では7700人のPKK戦闘員が武器を放棄しています。
一方、6月24日、トルコの戦闘機は、イラクのハクルク地方とトルコ南東部にいるクルド労働者党(PKK)を空爆しました。6月25日に出されたトルコ参謀本部の発表によると、トルコのジェット戦闘機が19時から19時46分の間、ハクルク地方を空爆し、2つのターゲットを破壊しました。
トルコのカルス、シュルナク、ハッカリの諸県では、11のPKKターゲットが破壊されたと、声明は言っています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロ組織に挙げています。2015年7月、PKKは30年間の軍事作戦を再開しました。
公的数字によると、それ以来、ほぼ600人の軍人、警官、村の警備員を含む治安要員が殺され、トルコと北イラクの作戦では7700人のPKK戦闘員が武器を放棄しています。
「ときどきダイアリー」ヘ