トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

1億年昔のものと思われる洞窟が発見された

2022年12月24日 | 国内
12月24日 南西部ムーラ県ヤターアン地区で新たに発見された洞窟は、科学者たちによると、5000万年から1億年昔のものと推定されています。

 Hurriyet

多くの分野の科学者たちのチームが、ヤターアン地区への村道で発見された洞窟の研究作業にとりかかりました。科学者たちは、「黄色の草地」と呼ばれるこの洞窟の年代を判定するために、洞窟の地質構造を調査しています。洞窟内で行われた研究の結果と地質構造が記録されましたが、最初の測定によれば、洞窟の深さは108メートル、長さは208メートルということです。

多くの大学の教授たちが、洞窟内で発見された地質構造の研究のためにヤターアン地区にやってきたと、洞窟を発見したタルジャン・オーウズさんは言いました。

「ここにやってきた研究者たちは、ここからサンプルを取り、研究室で調査するのでしょう。最初の調査が終わったら、洞窟は当局に保護されることになるでしょう」とオーウズさんは言いました。オーウズさんは、洞窟内には多くの大理石の鍾乳石があると語り、洞窟は5000万年から1億年の歴史があると推定されていると付言しました。


「ギリシアは緊張をさらに高めることを止めない」アカル国防相

「ギリシアはわが国の善意のアプローチにもかかわらず、緊張と不法な態度をエスカレートさせつづけている」と、トルコのフルシ・アカル国防相が、12月24日、記者団に語りました。

 Hurriyet

ギリシアは、先週、NATOの演習に参加していたトルコのジェット機に、2度にわたって嫌がらせをしたと、国防相は言いました。「この敵意ある態度は、ギリシアがNATOの基本原則と価値観を無視するほど傲慢になっていることにほかならない。NATOがギリシアに、この無礼な態度を止めるよう言うべき時が来ている」

アカル国防相はまた、スエーデンとフィンランドのNATO加盟申請に関して、トルコは、両国がマドリードで署名した契約に従うことを期待しているとくり返しました。両国はこの契約で、テロリストへの支援を止め、引渡しリストに関して、トルコに対する制限を排除することを約束しています。

アカル国防相はF-16ジェット戦闘機をトルコがアメリカから購入する可能性に言及し、「トルコはアメリカ当局へのアプローチ改善に努めている。前向きで具体的な決着を期待している」と語りました。


   「ときどきダイアリー」ヘ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャウシュオール外相とブリンケン国務長官が米土関係について話し合った

2022年12月24日 | 国際
12月23日 メヴリュト・チャウシュオール外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、12月22日、電話で、両国の関係と地域の問題について話し合いました。

 Hurriyet

トルコ外務省の声明によると、2人は最近のウクライナ情勢、とくに穀物協定の実施や、NATOの拡大、トルコのF-16戦闘機の入手のプロセス、近づく訪問のスケジュールなどについて話し合いました。

シリアの最近の状況も議題になり、また、チャウシュオール外相は、トルコはテロとの戦いをつづける決意だと強調したと、声明は述べています。ブリンケン長官はチャウシュオール外相に、国連仲介の「黒海穀物協定」のためのトルコ政府の努力に対して謝意を述べたと、アメリカ国務省のネッド・プライス報道官は言いました。

ブリンケン長官とチャウシュオール外相は、ロシアの理不尽な攻撃に対するウクライナの防衛を支援するにあたって、NATO の団結の重要性を力説したと、報道官は語りました。「ブリンケン長官も、シリアの状況について懸念を表明しました」

トルコは、11月13日のイスタンブル・イスティクラル通りでの爆弾テロ攻撃後、北シリアへの地上攻撃を始めたと、くり返し明言しています。この攻撃で6人の市民が死亡し、81人が負傷しました。

トルコ当局は不法集団PKKと、そのシリアの分派YPGの攻撃を非難しています。トルコはイラクのPKKと北シリアのYPGに対して、大規模な空軍作戦を開始しています。


  「ときどきダイアリー」ヘ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする