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フィダン外相がBRICSサミットで、ロシア外相と会談した

2024年06月12日 | 国際
6月12日 ハカン・フィダン外相が、6月11日、BRICSグループの会議に出席するため訪れたロシアで、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と会談しました。

 Hurriyet
ロシアのラヴロフ外相(左)とトルコのフィダン外相


トルコの外交情報筋によると、両外相は二国間関係と地域問題、とくに最近のガザの状況を中心に話し合いました。さらに、情報筋によると、フィダン外相とラヴロフ外相は「トルコにとって重要な経済問題」も話し合いました。

また、ロシア当局は、6月11日、フィダン外相はその日、ウラジミル・プーチン大統領とも会談する予定だと言いました。これは、前日、モスクワで行われたフィダン外相と、ロシアのセルゲイ・ショイグ安全保障会議書記との会談に続くものでしょう。

BRICSサミットでは、フィダン外相はセッションでのスピーチで、ガザの人道的状況を中心に話しました。「ガザは完全に破壊されようとしています。イスラエルのパレスチナ領土占領は、侵略、大量排除、民族浄化、戦争犯罪に拡大しています」とフィダン外相は言いました。「われわれは国際秩序がダブル・スタンダードに支配されることは容認できません」

フィダン外相は国際関係における紛争に関して、より強力な協力と外交を提唱し、BRICSとトルコの関わりを強調しました。セッションにはBRICS諸国の他、トルコ、ベラルーシ、キューバ、ヴェネズエラなど15か国も招かれていました。


「タクシム共和国博物館」がオープンした

イスタンブルの「タクシム共和国広場」に「共和国博物館」がオープンしました。

 Hurriyet

広場の象徴的な建物のひとつ「タクシム・マクセミ」(貯水槽)が修復工事を終えて、「イスタンブル大都市圏(IBB)共和国博物館」として、6月8日、オープンしました。

トルコ共和国100周年を記念するこの博物館は、独立から共和国創設までの包括的な内容、コレクション、イベントによって共和国の精神を広場を訪れる人々に伝えるでしょう。

1928年8月8日にオープンした「タクシム共和国広場」は、トルコ最初の近代的広場であり、共和国記念碑によって独立戦争を不滅のものにしています。タクシム広場は、共和国博物館誕生によって、イスタンブルの最も重要な待ち合わせ場所でありつづけるでしょう。

1732~33年、オスマン・スルタン・マフムード1世によって建てられた「タクシム・マクセミ」は、オスマンの重要な遺産として存在してきました。この建物はイスタンブル市内に水を供給するために重要な役割を果たしてきました。

「タクシム・マクセミ」は、近年は「IBBタクシム共和国アート・ギャラリー」になっていましたが、今度、「共和国博物館」に変身しました。博物館は訪れる人々に、独立戦争から共和国創設までの歴史を提供し、共和国の真価と偉業を再現して見せてくれます。


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