トルコのトピックス

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天然ガスの輸入量が2023年8%減少した

2024年06月22日 | 経済
6月24日 「エネルギー市場管理局(EPDK)」のデータによると、トルコの天然ガス輸入は、2023年、前年より7.64%減少しました。

 Hurriyet

昨年、トルコは504億立方メートルの天然ガスを購入しました。最大の供給国はロシアでした。ロシアからの天然ガス輸入分は42.27%だったと、EPDKは言っています。

2番目の供給国はアゼルバイジャンで、102億立方メートル、3番目はアルジェリアで、59億立方メートルを、トルコは輸入しました。昨年、トルコはまた、イランから54億立方メートル、アメリカから40億立方メートルを輸入しています。

昨年、家庭が消費した天然ガスは、170億立方メートルで、2022年の180億立方メートルより減少しました。また、工業分野での消費は133億立方メートルから123億立方メートルに減少しました。

トルコの天然ガス生産は2022年にくらべて、昨年はほぼ113%増加し、8億700万立方メートルに達しました。2019年、ガス生産は4億7400万立法メートルのみでした。

FPDKによると、トルコのガス輸出は1年で54%増加し、8億6900万立方メートルに達しました。
 

「タトヴァン観光列車」が開通した

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が、6月24日、アンカラ=タトヴァン間を走る「タトヴァン観光列車」の開通を発表しました。

 Hurriyet

列車は140人の乗客を乗せて、1,262キロを約28時間で走り、ユニークな旅を経験させてくれます。

運輸相は声明文で「タトヴァン観光列車」はイード・アルアドハー(犠牲祭)明けに開通すると言っていましたが、最初の列車は6月24日午後2時半に首都アンカラを発ち、6月26日午後7時に東アナトリアのタトヴァンに到着することになりました。

乗客は特別設計の快適な寝台車から、トルコの風景と豊かな文化を眺めるという、まれにみるチャンスを堪能できます。各寝台車には冷蔵庫と流し台が設置され、乗客は、絵のようなアナトリアの山河を眺めながら食堂車でディナーを楽しめます。

アンカラから乗る乗客は、東アナトリアのエラズーで、3時間の休憩時間に市内散策を楽しむことができます。タトヴァンから乗った乗客は、シワスでの休憩時間に、地元の文化遺産に触れることができます。

「タトヴァン観光列車」は「東部観光急行」や「ディヤルバクル観光急行」と同様、現代の旅行のニーズに対応することを目標とし、また、通過する地方の観光の振興も配慮しています。


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トルコはアルメニアのパレススチナ国家承認を歓迎

2024年06月22日 | 国際
6月23日 ガザの紛争がつづく中、トルコはアルメニアのパレスチナ国家承認の決定を歓迎しました。

 Hurriyet

「われわれがつねに主張しているように、パレスチナの承認は、国際法、正義、良心からも必要とされるものである」と、トルコ外務省は、6月21日、声明で言いました。トルコはより多くの国がパレスチナを承認するよう努力をつづけていくと声明は言っています。

アルメニアは6月21日、パレスチナ国家承認を発表し、ガザ戦争中、最後に承認した国となりました。イスラエルとハマスの戦争がつづく中、一連の国々がパレスチナを承認しましたが、イスラエルはこれを強く非難しています。

「アルメニア共和国は、国際法、国家の平等、主権、平和的共存への配慮を確認し、パレスチナ国家を承認する」とアルメニア政府は言いました。アルメニアはまた、「中東に恒久的平和と安全を確立させることを心底願っている」と付言しています。

「アルメニアは、武力紛争で、市民のインフラを盾として使うことを遺憾に思う」とアルメニア外務省は言っています。アルメニアはまた、「市民を捕虜とする」ハマスも非難しています。「彼らの解放させよという国際社会の要請に同調する」とアルメニアは言っています。


犠牲祭の休暇が終わって何百万人がUターン、交通大渋滞

9日間に延長されたイード・アルアドハー(犠牲祭)の休暇を終えた人々が帰宅するため、とくにイスタンブルへ向かう道路では大交通渋滞が起こりました。

 Hurriyet

トラキア地方で休暇を過ごした人々は、6月20日午後から、テキルダーからイスタンブルへ向かう道路で交通渋滞に遭遇しました。車の流れを調整するために、警察隊と憲兵隊が交通の要路で、ドラーバーたちに注意を怠らぬよう勧告していました。イスタンブルへ帰る車の流れは、6月23日の夜まで続くだろうと、当局は予想しています。

南西部ムーラ市のボドゥルムには、9日間の休暇中、250,000台の車が入り、町内の人口は通常の200,000人から100万人に膨れあがりました。ホテルの稼働率は95%で、ビーチは休暇を楽しみ人々でいっぱいになりました。

6月20日だけで30,000台の車がボドゥルムの町を去り、町を出てゆく車の大行列が見られました。憲兵隊と警察隊が交通緩和のために交差点で誘導していました。

アリ・イエルリカヤ内相は、6月21日、イード・アルアドハーが始まって以来、全国で49人が交通事故で亡くなったと報告しています。


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