雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

モラハラ父との不毛な戦い その2

2021-03-02 09:32:35 | 日記

その1の続き。
とにかく堂々巡りが延々続く。

お母さんが何もできないっていうのはおかしい。そういう時もあったかもしれんけど、全部が全部じゃないやろう。→いや全部だ。
お母さんが言うこと聞かないわけないやろう→絶対「はい」「ごめんなさい」「どうしたらいいんですか」と言わない。
夫婦なんだからお互い様。片方だけが悪いっていうことはない→俺は何も悪い所はない。
じゃぁ50何年もなんで夫婦やって来れたの?→俺が我慢してきたからだ。
怒らないで。優しくして。→しつけや行儀だ。直さないといけない。
認知症だから言っても忘れるから、怒らないで。→認知症じゃない。料理とか洗濯とかやってるし、普通に人とも話せる。→冷蔵庫の中を見てよ(豆腐が何丁も入ってたり、いつのかわからない食材もある)今は認知症初期だけど、その内料理とかもできなくなる。
やたら母の声が小さいと言うので、じゃぁ補聴器つけたら→俺は他の人と話す時は不自由に感じたことはない。何度言っても声が小さい母が悪い。(そりゃこんな風に日常的に言われたら、委縮するわ)
仕事に定年はあるけど、家事に定年はない→料理なんてたいしたことない。俺だって忙しい。
「お母さんはちゃんとやってきた」と言うと、小馬鹿にしたように笑う父。「そこ、笑うところじゃないよね」「お前は知らないだけ」不気味過ぎる。
母は向上心や好奇心がないとか言い出す。いやいや、前は絵手紙とか押し花とか山登りとか趣味もいっぱいあって、お母さんは誰にも負けないとか言ってたよね(母は小さな声で勝ち負けじゃないって言ってたけど。私も同意)
思い出すだけでもこんなにある。これが何度となく繰り返されるカオス。

あまりにも父が「何もできない」「全然言うことを聞かない」と言うものだから、母も合間合間に「そんなことはない」と口を挟んでくるが、父の勢いがすごすぎる。そして、結局母は「私が悪かった」と言い出す。「お母さんは悪くない。お母さんは頑張って来た」と言うけれど、それをまた打ち消しにかかる父。ほんと黙れ。

やり取りの間にデイサービスを週2から3回に増やすかという話になった時も、母に振ると、その時々で2回でいいと言ったり3回でと言ったり、自分の気持ちというより波風立てないことを優先しているようにも見える。

そういえば、母が言うことを聞かないという具体例として父があげたのが、レストランの話。
レストランで食べ終わって、俺がお茶を飲んだり一服しようとしたら、さっさとお母さんは会計に行く。それを何度注意しても直らない。(それがずーっとだと言う。でも、今は認知症なんだし、その時に優しく言えばいいのにできないんだ)でも、母の友達の○○さんと食事に行った時は「どうぞゆっくりしてください」とちゃんと気を利かせると。やっぱりなーとここで合点がいく。
母は日頃からあれができないこれをしろと言われ、友達の○○さんはちゃんとできるのにとか見習えとか言われたんだろう。その劣等感や嫉妬が浮気妄想につながってるんだろうなあ。これはまあ予想通りだ。

そして、やたら「責任」と言う父。売り言葉に買い言葉で私も「お父さんには愛情はないかも」(本当は全くないけど「かも」で濁す)と言うと、「それと同じだ」と言われる。一瞬意味がわからず。父は母に対して「愛情じゃなく責任で面倒を見ている」と断言。へーーーー。そこまで言い切るのは逆にあっぱれというか。この人すげーなと。しかも、娘に向かって。(私も同罪か)

私が責め立てたことが気に食わず、「俺がどんな目に遭って来たかわかるか、聞かせてやろうか」と急に被害者面しだす。「過去の話は聞きたくない。今の話をして」と言うと、「お前は自分の言いたいことだけ言って俺の話は聞かない」と言い出す。一体母が父に何をするんだと思ったら、母の親戚や育ちの話らしい。「母の血に問題がある」とまで言い出す。「そんなこと言って失礼だとは思わないの」と言っても聞かない。ほんとにこの人はおかしい。

それから、「お前は俺とは子供の頃何も話さなかった」とか言い出す。「それはお父さんが怖かったから」
父は夜遅く帰ることが多くて、帰って来ても機嫌悪そうで、勝手にテレビのチャンネル替えられても何も言えなくて、話しかけられる雰囲気でもなかったし、話しかけられても委縮して普通には話せなかった。ある程度の年齢になると2階に上がって避けていたのも事実だ。それって私が悪いのか。
しかも、「何もかも自分たちで決めて全部事後報告だった」と。ていうか、母親を通して何でも許可を取ってから動いてたけど。漫画本買うのも、門限もガッツリ決められて、進学の時も県外はダメだと言われて。
とにかく自分は家族に相手にされなかったという口ぶりだ。それも全部私たちが悪いんだろう。

挙句の果てに私の家族のことまであれこれ言い出す。「挨拶もろくにできない」「挨拶してる」と言っても、「普通は少し腰をかがめて、おじいさんお元気ですか…とか言うもんだ」とか(どこの貴族だ)、「孫たちは来てもただ黙って座ってるだけだ」「お世辞でもいいから山登りするってすごいですねーとか言うもんだ」と(お世辞でいいんか)。まぁ実際のところ私達家族は愛想笑いしながら黙って聞いてるだけだけだから、それは否定できないけど。ていうか、来てくれるだけでもありがたいと思え。(7年前に縁を切ればよかった)

実際、主語のでかいネガティブな話(テレビはくだらん、日本はだめだ、国会議員は云々)や説得力のない自慢話(家族からこんなに疎まれてるのに本当にそんなに慕われてるのか甚だ疑問)や説教じみた話(同じ話を会う度に何度も。言われんでも友達おるし、趣味もあるし。私の趣味の話しても難癖つけられるだけだから言わんだけじゃ、ボケ!)ばっかりだし、自分の物差しでしか判断できないのに、孫が懐くか!

あんまり頭に来たのと、疲れたのと、やりあってる途中で食ってかかったことを後悔してとっとと終わりにしたかったので(話しても通じない相手だとわかっていたはずなのに、無駄な時間とエネルギーを使ってしまったという後悔)「ごめんなさい。私の育て方が悪かったです」「もう風呂に入ります」と2階へ。でも、これがまた追いかけて来るし、ほんと勘弁してくれ。

その3へ。

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