昨日の8月30日は阿部信行内閣が発足した日です。来年1月に総辞職するまでの四苦八苦が始まりました。
阿部内閣の政策が載ってます。
そして内閣に名を連ねた13名の閣僚ほか次官参与の書が印刷されています。
ここには阿部信行総理大臣の書はありません。阿部本人が書をあまり書かなかったことは『北國新聞』(1939/8/30)に載ってますが、内閣寫眞にも、揮毫しないのは筋金入りです。
というわけで今回は『阿部内閣寫眞銘鑒』を取り上げます。
阿部内閣の政策が載ってます。
そして内閣に名を連ねた13名の閣僚ほか次官参与の書が印刷されています。
ここには阿部信行総理大臣の書はありません。阿部本人が書をあまり書かなかったことは『北國新聞』(1939/8/30)に載ってますが、内閣寫眞にも、揮毫しないのは筋金入りです。
なお本書は製本ミスか、内閣の政策から大臣の揮毫ページまで重複しています。
阿部内閣の記念写真…なのですが、阿部の後ろの金光庸夫拓務大臣がそっぽ向いてます。なぜこれでOKがでたのか…。
そして「賛成証」です。購入ではなく「賛成」なんですね。1部50円。
物価統計表. 昭和14年 - 国立国会図書館デジタルコレクションの38コマ目にある「内地玄米(中)」1石(144kg)が37.42円。農林水産省のPDFによる米価格は全銘柄平均60kgで約15,000円となっており、今でいうと大体5〜6万円あたりでしょうか。換算は苦手なのでイメージです。
…わずか4ヶ月でぽしゃった内閣の写真、売れたのでしょうか。
まあオチなしですが、今月はここまで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます