令和5年度総会を行いました。

2023年04月04日 | 日記
  4月2日(日曜日)に午後の総会の前に中道に集まりました。大明庵にいつものように村民の皆様が集まっておられないのに驚きました。仕方がないので、午前中はほとけの里の手入れで時間をつぶすことにしました。
  午前中は中道の津和野街道沿いにある休憩所周囲の桃園の手入れや、点検を行いました。
  例年集落の人達が集合されるのですが、今年はそれが行われませんでした。
  1200年も前からの伝承に残っている慶雲和尚を偲んで、毎年春と秋に大明庵に集まっていたのですが、さすがに人口が少なくなり集まる人も元気もなくなったのでしょうか。残念です。
 
  残念と言うより、1200年も続いた行事がここで途絶えるのかと思うと、残念でなりません。
  我々佐伯山里くらぶ会員としては、案内するお客さんに、この1200年も続いている習慣を自慢して話していましたが、今後の説明の仕方を再検討する必要があります。
  それとも我々だけでも、続けるようにするか考える必要があります。やっぱり村民の方の気持ちが大事なので、それを尊重してゆきましょう。
  集落を毎年の洪水や疫病が襲い、人口が減少し、村落の存亡の危機に、慶雲和尚が身を挺しての即身成仏をしてまでの祈りに、ほとけはこたえてこれらの災害が止まり村が救われた。大明庵のすごい話です。
  これに対して村民は慶雲和尚への感謝の気持ちを忘れないように、春、秋に全員が大明庵に集まっていた。この美しい行いが、1200年も続けられたことは、大変珍しいことであり、村民の皆様に尊敬の念と感謝の気持ちを持ってゆこうと思って参加させていただこうとしましたが、今年は残念でした。

  それにしても、なんと当日は、すごく良い天気でした。
  昼まではほとけの里の桃園の手入れをしました。

     桃園の手入れ。先日取り付けた防草シートはしっかりしていました。水仙が満開です。

  桃の花はまだ咲き始めでしたが木の周囲に一昨年に植えた水仙の花が満開でした。先日新たに植樹した樹をチェックしたり、今後どのように剪定するか、など話しながら、しばらくみんなで散策をして、一先ず解散としました。
  午後は、津田に戻って新しくできた佐伯市民センターで開催する総会に参加しました。
  例年にくらべて、参加者は少なかったが、会員数の過半数を超える参加人数を得て、総会が成立しました。
  例年通り、配布された議案書に沿って「令和4年度の活動報告、決算報告」が行はれ、承認されました。
  続いて「令和5年度の活動計画、予算」が説明され、了承され無事総会を終わりました。
昨年から始めた、旅のルネッサンス「古道津和野街道・廿日市」と題するプロジェクトが2年目に入り盛りだくさんの行事をやってゆきます。
  今年初めてでしたがどうしても参加できない参加者用にZOOMを使って大阪から参加していただきました。対面参加にはなりませんが、実際に会場に参加しているように話し合いが出来たので良かったと思います。
  少し寂しいですが、将来はこのように決まった場所に集まらないで会議が出来るようになりますね。

                  総会の様子

                                     ぼんぼん記


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