はつかいち観光協会主催のボランティアガイド研修会として津和野を訪問しました。
11月28日、朝8時廿日市市役所前に集合。津田観光のバスに乗車。 吉和、六日市IC経由で津和野駅に11時到着。
バスの中では本職のエリートバスガイドさんの説明をききながらの旅でした。さすがに本職のガイドさんはよく勉強しているもんです。われわれが知らないこともどんどん説明をしてくれます。途中誰かから「高津川の石は何故白いのか?」との質問があり、さすがに即答はできなったですが、昼休みの間に津和野からいろいろと電話してその筋の人に調べてもらいましたが、どうにも知っている人はいなかったようです。私は長い間広島にいますが、川の石は白いのは当たり前と思っていましたが。正面切って質問されるとちゃんとした知識を伝えなければならないのだということを知りました。
私たちは11時から13時までの自由時間に「郷土歴史館」にて、堀田二助の蝦夷地測量の地図の実物を観賞しました。そのほかにもたくさんの見るべきものがありましたが、時間の制約もあり、終了して昼食としました。
午後は再び全員でバスに乗車して、津和野の有名どころを回りました。太鼓谷稲成り神社、殿町の武家屋敷門、川の大きな鯉、少し離れて光明寺を視察しました。
光明寺は私自身は初めて訪れたわけですが、大変立派な禅宗のお寺です。すごく大きな茅葺屋根の本堂で、内部も全部見せていただきました。亀井の殿様が座って見た庭を拝見。さらに宝物蔵の内部も見せてもらいました。すごいものがあることが分かりました。
一通り観光した後で、商工会の会議室で津和野の観光ガイドさんと意見交換会を行いました。
その中で、我々山里くらぶの初めごろに、津和野から大型バスで津和野の皆さんが視察に来られた。その時の人たちが廿日市で大変感銘したとの話をされました。
当時は、まだ設備が整っていなかったでしたが、ウヲーキングの途中の山中に、軽トラで簡易トイレを運んできてくれたことに大変感銘を受けたとの話をしていただきました。「あのおもてなしは素晴らしかった」と、今でも津和野の人たちの間では、語り継がれているとのことでした。聞いていて涙が出るほどでした。
大変ありがたいお話でこちらがうれしくなりました。この精神は今後とも忘れないように心に決めました。
恒例の源氏巻きを孫の土産に購入して、来たときの道を帰りました。
今まで何度も津和野にはゆきましたが、このたびは初めてのところを訪れて大変楽しかった。
やっぱり、一人で旅行するより、ガイドさんがいるのは楽しいことを実感しました。
太鼓谷稲成 本堂
光明寺山門入口付近の紅葉
森 鴎外(森林太郎)の墓
光明寺本堂、 堂々たる屋根に注目
庭 亀井の殿様がいつも座って見る位置から同じ目線で撮影
ぼんぼん記