平成28年度2年さえき学

2016年11月21日 | 日記
 県立佐伯高等学校では、今年度、「さえき学、働く人の背中を見て学ぼう」ということで「密着体験取材プロジェクト(背中プロジェクト)」が開始されました。
 生徒が地域の事業所で実際に働く人々の仕事ぶりを見る、聞くことで地域の職業を知り、地域社会に貢献できる力を育成する。
また、実際に仕事を体験することで勤労観を養う。 という趣旨で実施されるもので、我がNPO法人に3名の生徒を受け入れるように要請があり、対応しました。
 9月2日から始めて11月11日までの6回で完了しました。。男子1名女子2名の3名を受け入れました。
 毎週金曜日に行い、2日は9:00~15:30までの5時間、その他は13:30から15:30の2時間があてられました。
NPO法人の観光ガイドという仕事で、予定の時間にスケジュールが合わず、ガイドをする仕事を実体験することはできませんでしたが、津和野街道のウォーキング実体験や、津田の街の名所旧跡、中道の石仏などを実際に見学し、郷土の歴史を学びました。後半の2日は各2時間にわたって座学とし、ボランティア活動について、NPO法人の仕組みとその存在意義、ガイドをするときの礼儀作法や説明の仕方、などについて学びました。
 最終日は、これまでに学んだことの復習の意味も込めて、質疑応答形式で、親しく話し合うことができました。
 予想外に、生徒さんはしっかりしており、郷土の街が人口減少に見舞われ、従来の仕事が衰退しており、将来に向けて真剣に心配していることを感じました。
 我々指導する立場からも、大変有意義な経験でした。
 願わくは、将来彼らが、この郷土のために、ここにとどまって活躍してくれることを願うものです。



  後半の座学は佐伯支所3階の市民活動センターの会議室を利用して行いました。


 真剣にメモを取り、講師の話を聞く生徒さんたち。


 講師を引き受けてくださった八木さん、河相さん

                                  ぼんぼん記


好天の中 芋煮会を楽しみました

2016年11月14日 | 日記
11月12日(土)、津和野街道の沿線、中道休憩所にて秋の芋煮会を開催しました。
9:00に岩倉ファームに集合(19名)。
①栗栖から悪谷経由中道までウォーキング組(6名) ②中道経由羅漢山頂上付近の「仏岩」参拝道の除草をし、下山しながら道々の
石佛を探索。(9名)  ③全員が食する芋煮の準備(4名)の3組に分かれて行動しました。
14:00には中道の休憩所に全員集合して、暖かい芋煮をいただいて晩秋の好天を楽しみました。山はすっかり紅葉して、明るい光の中で
輝いています。
①組の人の報告では、途中一か所道が崩れて歩きがたいところがあったが、全体に大丈夫でしたとのこと。
②組は「仏岩」への入り口の道が、夏の間に笹やぶでふさがれていたが、幅1間くらい除草して歩けるようにしました。
 このイベントは山里くらぶが、以前から津和野街道の道々の清掃を続けている活動の一環です。が、今回はファンクラブのメンバーや会員の知人友人なども参加しました。暖かい芋汁をいただきながらザックバランに世間話に花を咲かせて楽しいひと時を持ちました。
芋もおいしかったが、空気がまたおいしい。


 
集合場所の岩倉ファームの様子。 朝日に美しい紅葉が映えます。


羅漢山頂上近くの「仏岩」の前で。岩が大きすぎて全部は入りません。

羅漢山周辺の石仏の説明の様子。 画面右下に小さな石仏が見えます。このような仏さまが最初(昭和7年)は88体も据えられていました。
現在までに、約半数が発見されました。

①組のウォーキング組が休憩所に到着しました。お疲れの様子です。

芋煮会場の様子。③組の皆さんの腕前が分かりました。 立派

平成28年度 第55回 佐伯地域文化祭  創作展

2016年11月09日 | 日記
11月5,6日に廿日市市佐伯文化センターにおいて頭書の創作展が行われました。
展示品として絵画、書、陶芸、写真、手芸、工芸、彫刻、生花、その他の作品と広範囲に及ぶ展示会でした。
佐伯地域の高い文化の香りに触れることができました。
2階展示場には佐伯高等学校の生徒作品が展示されていました。
その中で津和野街道に関する展示が行われていました。内容的には前回報告した発表会と同じものですが、今回は展示品として鑑賞ができました。
展示には工夫が凝らされており、説明用の掛図が主体でしたが、演芸発表会の時の様子をVTRに編集してモニター画面に表示してあり、
観覧者は説明を聞きながら掛図を観覧できるようになっており、大変わかりやすく編集されていました。
さすがは、今どきの若者の作品と感心しました。




展示全景



Let`s walk 津和野街道  の説明パネル



津和野街道の全行程の説明パネル 

                             ぼんぼん記

県立佐伯高等学校1年生が佐伯地域演芸発表会にて 「Let's walk 津和野街道!!」  を発表

2016年11月04日 | 日記
10月30日 廿日市市さいき文化ホールにおいて、佐伯地域文化祭 演芸発表会が開催されました。主催は廿日市市文化協会佐伯支部、広島県立佐伯高等学校です。11時14分から11時35分にわたる約20分でしたが、佐伯高校の1年A組の生徒による発表です。
6月頃津和野街道の栗栖から悪谷までウォーキングを行い、その時の楽しい記憶を写真、ビデオ、パワーポイントなどの種々のビジュアルエイドをふんだんに利用してまとめて発表したものです。非常に内容が理解できる発表で、途中では適当にウィットにとんだやり取りもあり楽しい発表でした。
我々、NPO法人佐伯山里くらぶ会員はウォーキングのガイドをしたり、また雨天で外出できない日には、教室で、地域に古くから伝わる民話を紙芝居にしたものを鑑賞してもらったりしました。
大変短い期間でしたが驚くほどの吸収力で、津和野街道にかかわる物語をまとめて発表しました。
終了後会場から盛大な拍手をいただきました。
我々は、彼らの研究プロジェクトに少々の支援をさせていただきましたが、その知識の吸収力に驚嘆しました。
願わくは、これを機に、彼らが誇れる地元の宝物である津和野街道を、今後とも研究を続けて外部の訪問者に誇りをもって説明したり、また、この貴重な観光資源を保全する活動に興味を持ってくれることを願っています。



発表タイトル


発表者全員。前列は直接出演した人。後ろは、準備を行った人。
やり遂げた満足感でいっぱいの表情です。


                          ぼんぼん記