山里くらぶ 年度後期の行事日程

2018年09月22日 | 日記
  例年にない暑い夏も終わりました。早速9月18日に役員会を開催し、年度後半の行事日程を決めました。
その中で、一般のお客様が参加できる行事を紹介します。多数のご参加を会員そろって、お待ちしています。

  ① 10月14日(日): 「街中ウヲーキング」
  毎年、津和野街道の途中の宿駅であった津田の八幡神社の祭礼日に合わせて実施している行事です。
  最近都市部では、簡略化されるケースが多いい秋祭りですが、ここでは古式豊かに祭りが盛大に執り行われています。
  ウヲーキングは廿日市市峠から出発して、途中、今ではあまり利用されなくなっている昔ながらの津和野街道を歩きます。
  現在では県道が整備されており、ほとんどの人は自動車ですっとすぎてしまうところですが、この県道から一歩離れて古い道が残っています。その道を歩いてみると、歴史上知られている多くのことに出会えます。
  この間は津和野街道の中でも高原の平坦な道で、距離は約8kmですが楽に歩けます。また津田ではおまつりに参加していただき、また十王堂などを視察します。
  気持ち良い秋の風を感じながら田舎道を歩いてみましょう。




   ② 11月10日(土): 羅漢石仏巡りと芋煮会
  昭和の初期、中道集落と根木の骨(ねぎのこつ)集落の人たちが、津和野街道の旅人や集落の安全と発展を祈願して、羅漢山の頂上から裾野まで、四国札所と同じように八十八ヵ所に石仏を設置しました。人々はこれを大事にしてきましたが、度重なる道路の改修と集落の人口減少により、これらの設置場所が草木に囲まれてわからなくなっていました。
  我々「山里くらぶ」と「山里の歴史研究会」のメンバーが協力してここ数年調査を行ってきました。現在では約半数の石仏を発見し、その所在と札所番号と仏さまの名前の確認と訪問道の整備を行いました。
  これらの石仏を巡りながら、穏やかな石仏のお顔を拝観しながら、秋の羅漢山を歩きましょう。道は下り道です。
  ウヲーキングの後では、体を温めるために、会員が育てた野菜を使った、手作りの芋煮をいただいて温まります。



 是非多くの皆さんに山里の秋を楽しんでいただきたいと思います。
 お早めに参加申し込みください。
                                         ぼんぼん記