アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

ハイドン オラトリオ"四季"第2曲「来よ のどけき春よ」(合唱)

2010年06月26日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
Franz Joseph Haydn: "The Seasons"("Die Jahreszeiten"←独)より
Komm, holder Lenz!
日本名で「来よ のどけき春よ」と訳されるほか「来い,のどかな春よ」あるいは,村人の合唱「来い,のどかな春よ」さらには「来たれ、なごやかな春よ」ほかに「来よ,優しき春」,短いのでは「来よ春」というものまである(ふぅ)

オラトリオ「四季」の春より,前奏とレチタチーボの後に聞かせてくれる春の到来のありがたさ,自然の恵みや大地と神への感謝を壮大に歌い上げた,おおらかで柔らかく,心あたたまる響きについ聴き入ってしまう..と人は言う。

たぶん,25年くらいも前に,酒田混声合唱団にいたときTM先生の指揮で歌っている。
あの時は日本語だったかな?良い選曲だと思いました。さすが恩師TM先生です。
無責任な紹介になりますが,まずは楽譜から...
いずれもエアメール代の問題がありますので確認要です(あくまで自己責任でどうぞ)

di-arezzo
どう購入すべきかWebで日本担当に聞くのがベストと思います。

パナムジカ
在庫はアカペラ編曲のものしかないようです。
個人的には外国の楽譜を含めて個別に探してもらった実績がありますので,こちらも聞いてみるとよいでしょう(親切です)

詳しい話は,先人の完成されたページがあるので参考にしていただきたい。
わるたさんの床屋の内緒話

曲目解説/オラトリオ「四季」

■同じ内容でのWiki先生によるウンチク

コメットだより?Komm, holder Lenz(歌詞)

■ぜひ聴いてみたいCD:アマゾンのカラヤン版(試聴あります)

■日本フィルさんの対訳:[参考]
Komm, holder Lenz,
des Himmels Gabe, komm!
Auf unsre Fluren senke dich!
O komm, holder Lenz, o komm,
und weile länger nicht! O komm!

来たれ、なごやかな春よ、
天の恵みなるものよ、来たれ。
われらの野原に降りたまえ、
おお、来たれ、なごやかな春、おお、来たれ、
少しもぐずぐずせずに。 おお、来たれ。

実演版としては,Youtubeより以下のものを参考にした。

■Haydn Oratorio The Seasons Spring Introductio, Part.1

(5:48頃より)
聴いたときに「ゲルマンっぽくない,軽やかさ」みたいなのを直感した。
読んでみたらアーノルト・シェーンベルク合唱団?かなり洗練されすぎて,たまたま曲もウィンナ・ワルツっぽく聴こえるのですね(納得)
他の曲であればokですが,やや向いていないかもなぁ,好き好きですが。
逆に言うと,ドイツ語ははっきりしてるのが好きだ(笑)

■J. Haydn - (1/4) The Seasons - The Spring - Nos. 1 - 2

(5:34頃より)
ノイボイエルン合唱協会って言うんですか?とってもゲルマンな合唱です。
耳には少し引っかかりもありますが,私はこっちが好きですね。
技術的には,上の団体よりやや残念なところもあります...男声が荒い..雑です(バスはちょうど私と弱点が同じだ)
無関係ですが,何となく女の人の化粧が薄い(別に良いのだけど)のは,実務的なゲルマンだからなのかな?

■Haydn: The Seasons (Die Jahreszeiten) - start

(6:25頃より)
合唱指揮がバッハアカデミーとかでおなじみのヘルムートリリングで,Gächinger Kantorei(わかりません)とバッハコレギウム・シュトゥットガルト?なのでしょうか。裏山すぃ(笑)
すぐ上の合唱よりは,はるかに洗練されています。
映像見ると,ちょっと芝居がかってますが。
曲の雰囲気も出ている,けど男声(バスの高音)は随所で汚い(人のことは言えない(涙))

何度も繰り返し聴きましたが,あぁ,やっぱりまた演奏してみたい。
ただ,自分が歌うには上のDが汚くなるのでNGだし,現状では人少ないし...
ま「いずれ」ってことでしょうな。

どなたか「男声募集」してま~す。

やっと下水道工事と外構工事が完成

2010年06月26日 | 日常生活
約1週間かけた下水道工事と駐車場~玄関まわりの工事が無事に完成した。
(金額は聞かないでね,頭痛するから(笑))

まずは,タイトル写真の駐車場部分。
下水道関連でいろいろ掘り返したうえに,駐車スペース不足解消のため道路側一面がコンクリートに(スペースはこれでギリギリ..車庫入れ下手なやつが複数名いるから)

玄関まで「手前が門扉」+「スロープ」だったのを,駐車場にして門扉は後ろ(玄関側)に移設。

あわせて,使えなくなった埋め込み形ポストのかわりに,ボール式のポストを作りました。
これで,あまり植栽をいじらずに作業完了,良いことです。

ほかにも見えない部分で,裏庭の大型物置(自転車小屋)を大型クレーンで移設してもらいました。
で,本当は栗の木の撤去とリンゴの木の移設もあったのですが,枯れる恐れあり,てことでこちらは冬に持ち越しとなりました。

サッカー・ワールドカップ2010日本代表・デンマーク戦後の各方面からの声

2010年06月26日 | サッカー・野球などスポーツ系
かつてなく日本代表への賞賛が嵐のようなので拾ってみた(重複御免)

■英BBCが本田を絶賛「まるでC.ロナウドのよう」
■英紙デーリーメール「ホンダ・モーターで16強入り」
■英紙デーリーメール「日本は2本の素晴らしいFKで勝ち進んだ」と絶賛
■強豪“本気”参戦!マンCも本田獲り
■「欧州市場の目玉となり、本田がプレーを希望するスペインでもバレンシアに加えてセビリア、Aマドリードも獲得に名乗りを上げていた」
■長友 W杯で欧州から複数オファー
■長友欧州移籍へW杯でオファー殺到
■セリエAチェゼーナも長友にラブコール
■“エースキラー”長友にバーミンガムがオファー/FC東京も移籍へ後押し
■「本田の活躍」露、自国選手のように大はしゃぎ
■スポーツ紙「スポーツ・エクスプレス」は、「大会前から本田の信じられないキックは話題だったが、こうした期待が本番で実現するのはまれだ」と1点目のFKを称賛。
■大衆紙「モスコフスキー・コムソモーレツ」(電子版)は、「アジア勢が躍進」という見出しの記事で、ダメ押しの3点目をアシストした本田の動きを「相手DFを 翻弄 ( ほんろう ) し、GKをおびき出し、味方FWにボールを回した」と描写
■ニュースサイト「ウートロ・RU」は、本田のFKについて「すごい一撃は、その美しさにおいて、試合終盤の(3点目を演出した)本田自身の巧妙なトリックとしか比較できない」と大絶賛。
■合宿地ジョージの住民からも「ホンダ」コール
■今回は「反日」なし、韓国・中国もサムライ絶賛、「一緒に8強に行こう!」と声をかける韓国人の姿も
■聯合ニュースも、「『永遠の好敵手』韓国と日本がアジアサッカーの歴史を書き換えた」と伝えた。
■デンマーク「名誉なき敗退」…GKなすすべなし
■デンマーク主要各紙は、日本代表・本田のFKを「(ゴールキーパーにとって)悪魔のボール」(ポリティケン紙)などと称賛した。ゴール直後の遠藤らの写真を1面に大きく掲げた同紙は「本田は技術に優れ、速いコンビネーションプレーもできる」とたたえた。
■ベリンスケ・チデンデ紙は、「日本の『サムライ』によって繰り出された二太刀(2本のフリーキック)で試合が決まった」と指摘
■有力紙ポリティケン(電子版)「日本はデンマークをW杯からけり出した」と速報。本田のFKは「キーパーは球の変化に欺かれた」と指摘、続く遠藤のFKには「GKになすすべはほとんどなかった」とし、「キックの名手のロングシュートがごう音を立てて決まった」と称賛した。
■五輪銅・釜本さん、2失点にしのいだ堅守称賛
■パラグアイサポーターは「カミカゼ」警戒(有力紙「ウルティマオラ」(電子版))
■86年メキシコ大会得点王のゲーリー・リネカー氏は「本田の契約金ははね上がった」と評価。
■スペイン・マルカ紙は、「日本の才能、HONDAが輝いた」
■イタリアのコリエレ・デロ・スポルト紙は「ホンダが日本のヒーローだ」と大見出し。「CSKAモスクワの星が1ゴール1アシスト」と英雄扱いだった。
■ガゼッタ・デロ・スポルト紙でも「“スーパー”ホンダ、日本が進出 CSKAの超級プレーヤー 得点し、(岡崎に)得点させた」というタイトルで、10点評価で8点という高い採点
■「金髪の異端児」と紹介する韓国の聯合ニュースは、本田を「(決勝トーナメント進出の)主人公」と持ち上げた
■本田が所属するCSKAモスクワがあるロシアの大衆紙は「ホンダが日本を疾走させた」と日本の自動車メーカーになぞらえた。
■サウスゲート氏(元イングランド代表) ゴールを奪った2本のFKは種類が違った。実に興味深いシュートだった。本田のゴールはランパードが決めるような(力強い)シュート。対照的に遠藤のシュートは柔らかいシュートだった。遠藤のFKは素晴らしい。(得点の場面の)FKは止められない。さらには日本には中村俊輔もいる。日本代表のFKキッカーは競争が激しい。
■コスタクルタ氏(元イタリア代表)彼らの組織守備は大変素晴らしく、各選手が常に絶妙な感覚を保って中盤のスペースを占めていた。そして、これこそが今大会のイタリア代表に欠けていたものだ。
■シアラー氏(元イングランド代表)非常に印象に残った。日本には素晴らしい選手がいる。
■リネカー氏(元イングランド代表)準々決勝進出の可能性もある。
■レドナップ氏(トットナム監督)本田は本当に素晴らしい才能の持ち主。
■デサイー氏(元フランス代表)日本は今大会のサプライズになれるかもしれない。
■カーン氏(元ドイツ代表)日本は日韓大会以降、急成長している。日本は強かった。2本のFKが見事だった。

最後にインサイダーの忘れられない(忘れてはいけない)一言。
■田中マルクス闘莉王(試合直後のインタビューで)「日本人になれた事を誇りに思う」
これを聞いて,あちこちで嬉しさのあまりにすすり泣きがしていた。
私も胸の震えが止まらなかった。
これに対して以下のアンサーで締めたい。
□闘莉王よ,お前が純粋に日本人になってくれてありがとう。みんな誇りに思っているよ!

サッカー・ワールドカップ2010日本代表は「まさか」の決勝T進出

2010年06月26日 | サッカー・野球などスポーツ系
「ありえね~」ぐらいありがたく躍進を続けている日本代表(岡田ジャパン)だが,あの壮行試合で怒涛の4連敗だったチームとは思えないくらいの勝ちっぷり。

元来,精神性と団結力はそこそこほめられるものだったが,もちろんそれだけでは通用しないのがワールドカップ。
2002の日韓のときは「地元開催=思い切りホーム=強豪とあたらない(シード)」ってアドバンテージがあった(それ故に,南アを除き,開催国は全て決勝Tに進出してきた)が,今回は何もない,大陸も言語も半球も?まったく違う。

2006のオーストラリア戦の反省もあった。高地練習もした。
いろいろあるだろうけれど,こいつらのモチベーションは,今までとはやはり違う。
カメルーン戦で初得点し,その虎の子の1点も完璧に守りきった。

ワールドレベル(シード)のオランダとやっても,それほど難しくは感じなかった。
というか,はっきりと負けた,という感じはしない。
システムも,メンタル面も好調を維持し,予選最後のデンマーク戦へとなだれ込んだ。

そして昨日のデンマーク戦。
最初の部分では,ほとんど互角あるいはデンマーク優勢か?とも感じていた。
が,やはり均衡を崩してくれたのは本田だった。
無回転のボールが低い弾道でネットに突き刺さる(ゴール側のカメラで見ると,本当に突き刺さっていた)
この1点こそが試合の流れを大きく変える。

デンマークの選手たちは,明らかにこわばってしまい,動きの面でも無理をしてしまって,このあたりから疲れの度合いが増加していたようだった。
逆に日本は「リラックス」と言うにふさわしい,軽やかで思い通りの動きができるようになる(今まで,イメージどおりに動けたことはないが,この日は脳内イメージどおりに動けていたように見えた)
本田は良く知るオランダのトップレベル以上の動きをし,松井は軽やかにシャンパンサッカー,長谷部も動きを増し,大久保は好きに動きまくり,駒野は上がりのタイミングが良くなり,長友は止められない相手はスーパーサイヤ人くらい,阿部は全方位が良く見えて,中澤と闘莉王は鉄壁過ぎるうえに攻撃参加も激しい,それらの後ろにさらに守護神・川島がそびえ立っている。

アジアレベルならいろいろとほめられるが,ワールドでこれをスラスラ書かせる今の代表は本当に別物だ。
2点目の遠藤のFKはビューティフル,と言われた。皆が本田のキックにおびえているのをあざ笑うかのように,弾道は曲がった。
守備を徹底し,2点目を入れた頃からは,相手も焦りというより落胆の色が濃くなっていた。

そして相手にも「おこぼれ」の1点が入るが,すぐに日本の3点目。
本田のパスは,世界トップの技を見るような,必死にすがる相手の心を砕く「あざ笑ったFKの上を行く」ごっつぁんゴールを演出した。

あれだけハイレベルなことをしても,岡田も本田も自戒していた。
死んだような目をしたデンマークの選手には申し訳なかったが,日本代表は控えを含めて心をひとつに大騒ぎしていた。

次は,決勝Tのパラグアイ戦。
もう,ここからは「格下」とか「この相手なら何とか」などという国は存在しない。
ましてや,今大会初の南米相手,攻撃も守備も良い。
こっちもこぶしを握り締めて,必死に応援しようと思う。