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「月20万円でカビだらけのシェアハウス住まい」起業を夢みる若者を狙う洗脳の実態

2021-04-08 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

50人以上が暮らす一軒家のシェアハウス
引っ越しの手伝いで訪れたシェアハウス。玄関脇の靴入れには外観からは想像できない量の靴が入れられ、収まりきらない靴が床に散らばっていた。傘入れにもおびただしい量の傘が差し込まれ、昼間にもかかわらず室内は薄暗かった。
これは私が悪徳商法集団「環境」を辞めたという会員に誘われ、引っ越しの手伝いをした際に見た実情だ。
「『環境』を脱退したためにシェアハウスから引っ越します。話は付けておきますので、手伝いに来てみませんか」
Bさんに誘われた私は、都内某所にある彼らの「シェアハウス」に向かった。私がそこで見たものは、「シェアハウス」というイメージとは全く異なる光景だった。
私が最初に驚いたのは、冒頭にも書いた玄関の状態である。物件は一軒家で、インターネット上に掲載されていた間取りと面積から考えられる居住人数は多くても10人程度だった。ところが、Bさんに人数を聞いた私は、返事に耳を疑った。
「今は50人弱ですね。あまりにも多いので正確な人数は把握できていません」
この家に50人もの人間を、どうやって住まわせているのか。引っ越しの手伝いをしながら建物内を見て回った私は、その異様な住環境に恐怖を覚えながら納得することになった。
すべての部屋に配置された三段ベッド
荷物を運びながら見た部屋には、例外なく三段ベッドが複数押し込まれており、収納しきれないのか床には荷物が散乱していた。また、晴れた日の昼間にもかかわらずカーテンが締め切られ薄暗かった。これは外からその異常な空間を見られ、奇異に思われるのを防ぐためと考えられる。
私は内部の様子を窺いながらもBさんに従って手伝いを進めていたが、一通りの作業が終わったところである違和感に気づいた。
シェアハウスならば通常見られる交流スペースが見当たらないのだ。見た部屋の全てに三段ベッドが押し込まれ、食事をするスペースが見当たらなかった。脱会者によれば、私が見ていない部屋は雑魚寝状態の居室か、収納に利用されているという。
特に収納に関しては、各自の荷物のほか、「環境」で取り扱っている商品のダンボールが積まれているそうだ。毎月15万円もの買い込みを行っているため、1カ月では使い切れない商品がたまっていくのである。
シェアハウスに住んでいた脱会者のAさんから、使いきれずにあまった商品の写真を提供していただいた。これは「環境」のドリンク商品で、1本918円で販売されている。約150本ほどあり、これだけで約14万円分になる。このように、会員が大量に買い込んだ15万円分の商品の多くが、部屋のいたるところにたまっていくという。
劣悪な環境にもかかわらず家賃は4万5000円
こうした実態について、一般的に想像される「シェアハウス」とのギャップに驚く方が多いのではないだろうか。私の感覚では、シェアハウスというよりはタコ部屋という表現がふさわしかった。
ここに限らず、「環境」の物件では総じて通常では考えられない人数を住まわせている。私の取材では6畳ワンルームに3人、20畳1Kに5人、シェアハウスの15畳の部屋に5人という例があった。20畳1Kに5人のケースでは、3段ベッドと布団2組で生活しており、布団を敷くと足の踏み場がなかったという。
毎日のように勧誘を行っている住民が帰ってくるのは深夜23時過ぎで、ほぼ寝るだけの部屋である。Bさんによれば、入会後に「師匠」と呼ばれる幹部から住む場所を指定されるため、断ることはできないそうだ。
床に散乱する大量の衣服。タンスの上にはバッグなどが積み重なっており、明らかに収納スペースが足りていない(写真=筆者提供)
これは脱会者のBさんから提供していただいた、シェアハウス内の写真だ。「環境」からの脱会者へのいやがらせが多発しているため、画像には加工を施している。多数の会員が生活しているため、一人あたりの自由なスペースは3畳ほどしかないという。収納スペースなども存在せず、写真提供者は約3畳しかない自分のスペースのほとんどを、持ち込んだタンスと荷物に使っていたそうだ。
前述の物件の場合、家賃は4万5000円ほど。師匠から「自己投資の15万円を捻出するため、安く住める物件がある」と勧められる。確かに都内の家賃としては安いかもしれないが、その住環境はあまりにも過酷である。
そして、物件のオーナーも師匠であるため、15万円の自己投資と合わせて毎月20万円近くを上納することになる。通常考えられる賃貸条件とはかけ離れており、物件を所有しているのでなければこのような貸し方はできないだろう。
共用の浴室はカビだらけ
脱会者への取材を進める中では、上記の他にもさまざまな証言が得られた。
・大人数で住んでいるためとにかく汚い。信じられない程汚れた浴室を利用していた。
・掃除が満足にされていないためダニが湧く。跡が残るほど刺され、かゆみで睡眠不足になった。
・深夜や早朝に電気をつけて作業をしている住民がいるため、落ち着かず眠れない。
・洗濯物や小物がよくなくなり、金銭の盗難も発生した。
・若い男女が集団生活しているため、夜になると隣の部屋から性行為の音が聞こえることがある。
特に衛生面に関しては問題がある。シェアハウスに住んでいた脱会者によると、浴室はバスタブや床部分がカビで真っ黒になっていたという。深夜まで勧誘にいそしんだ住民は、カビだらけの浴室で短時間のシャワーを浴びていたようだ。あまりに不衛生だ。
また、彼らはコロナ禍にもかかわらず、依然として密な状態で生活しているため、クラスターとなる恐れが高い。しかも「環境」では現在も変わらず路上での声掛けや勧誘目的の食事を行い、不特定多数と顔を合わせているのだ。
冒頭の物件での手伝いが終わり、私が部屋の様子を思い返していると、道路の先から見たこともないロゴを付けたバンがやってきた。引っ越し業者だった。Bさんによると、これは「環境」関連の業者のようだ。普通の引っ越し業者に頼んでしまうと、物件の異様さに驚かれてしまうためだという。
業者と共に引っ越し先へ向かったBさんと別れた私は、念のため帰路の途中で電車を降り、街中を歩き回った後に普段とは違うルートで帰宅した。
生活を勧誘漬けにし、いままでの人間関係を断絶させる
ここまで読んでいただければわかると思うが、「環境」を既存のマルチ商法などとは大きく異なる。
彼らは長い時間をかけて、こんなセリフで会員を洗脳する。
「起業すれば夢がかなう、そのためには『絶対に起業が成功する』方法を知っている師匠に服従し、ハードな勧誘を行うとともに『自己投資』を行わなければならない。自分たちこそ外界にはない成功法則を知っている」
その過程では、生活を勧誘漬けにする。また「活動を否定するものはドリームキラー(夢を邪魔する者)」「ネットの批判は負け犬の遠ぼえ」といった思想で、批判を受け付けず、人間関係を断絶させる。
「意識の高い特別な仲間と生活でき、さらに家賃も安く済ませられる」と言ってシェアハウスに住まわせれば、起きてから寝るまで「環境」漬けの生活の出来上がりである。「この生活には意義がある」と強力に刷り込まなければ、前述のような住環境で生活させることはできないだろう。
刷り込みを行うという面では、まだ記載していない手法がある。「自己啓発セミナー」である。これは洗脳セミナーとも呼ばれ、数十〜数百人を密室に隔離し、強烈な精神的ストレスを与えるワークを繰り返し行って、「人生で起こることの全ては自分が源である」「物事には積極的に全力で取り組むのが重要」といった価値観を植え付けるものだ。
「自己投資」を続けるために借金を重ねる人も…
この形態のセミナーは、強烈なストレスによる精神的なダメージが残ってしまうことや、参加者に強引な勧誘を行わせることから、さまざまな団体が過去に何度も社会問題を引き起こしている。
「環境」ではこうした危険なセミナーへの参加を奨励しており、その際のスタッフはほとんどが「環境」の先輩構成員である。本来の自己啓発セミナーは人生の目標を前向きに考え直すものだが、彼らの洗脳セミナーは、これまでの価値観を破壊し、そこに勧誘活動の成功という目標を植え付けるものだ。
毎月15万円の「自己投資」が払えなくなった場合、穴埋めの方法は「ダブルワーク」と「借金」の2つだ。
ダブルワークでは、本業とは別に深夜まで居酒屋で働いていたり、女性の場合は性風俗業で収入を穴埋めしているケースもあった。借金では、筆者が取材したある脱会者は、借金と共にクレジットカードの支払い延滞でブラックリスト入りしてしまい、今もカードを作れないという。
ダブルワークや借金でも穴埋めができなくなった会員は脱落していく。ただ、「環境」の会員には高収入でフリーランスのシステムエンジニアが多い。この場合、長く自己投資を続けられてしまうため、多くの時間と財産を奪われることになる。
実態は起業サークルではなく悪質なカルト
私の取材では、起業を目的に「環境」の会員を続けているのに、起業に至らないまま10年以上も在籍している例が聞かれた。勧誘に成功していれば負担額は減るものの、自己投資を1年間で最大180万円、5年間で900万円、10年間で1800万円を失うことになる。
在籍期間はプライベートの時間をほとんど「環境」の勧誘に使ってしまうため、本来友人と過ごしたり、自己研鑽けんさんに励んだりする時間を組織に奪われることになる。
さらに、「環境」では勧誘の時間を捻出させるためにフリーランスや派遣への転職を勧めることが多く、その派遣会社が「環境」関連の会社というケースがある。ここまで来ると、生活の全てを「環境」にささげてしまっていることになる。
人間関係の切断や集団生活、疲労による思考力低下を狙った激しい勧誘への誘導といった手法は、カルト集団が利用してきたマインドコントロールの技術に酷似している。「環境」は、宗教団体や政治団体ほどは警戒されない「起業サークル」を自称するが、その実態はカルトであり、深みにはまり込んでしまった場合に抜け出すのは難しい。被害に遭わないよう、十分に気をつけてもらいたい。


アストラ製ワクチンと血栓に関連性も、EU「なお利点」/血栓症が発症する可能性

2021-04-08 13:50:48 | 日記

[ブリュッセル/ベルリン/チューリヒ/ローマ 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)は7日、英アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスワクチン接種とまれな脳血栓症の発症が関連している可能性があるとの認識を示した。欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)は7日、英アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスワクチン接種とまれな脳血栓症の発症が関連している可能性があるとの認識を示した(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
EMAは声明で「アストラゼネカ製ワクチン接種後2週間以内に、非常にまれな血小板減少に伴う血栓症が発症する可能性がある」と考慮するよう、医療関係者やワクチンを接種する人に注意を促した。
こうした副反応の大半のケースは60歳以下の女性に発生していると指摘した上で、「現時点で得られている証拠からは、特定のリスク要因は確認されていない」とした。
EMAの高官によると、今月4日時点でアストラゼネカ製ワクチン接種後に報告されたまれな脳血栓症の症例は3400万回の接種中169件。
しかし、EMAのエグゼクティブディレクター、エマー・クック氏は「新型コロナ感染症による死亡リスクはまれな副作用による死亡リスクよりもはるかに高い」との認識を改めて示した。
ただ、アストラ製ワクチンの利用については、感染率や代替ワクチンが利用できるかという点に基づいて欧州各国が独自に決定すべきと述べた。
英保健当局も、大半のケースでワクチンの利点がリスクを上回るとの認識を示し、「深刻な安全性への懸念というよりは最大限の注意を払い」、30歳以下へのアストラ製ワクチン接種を停止し、他のワクチンを使用するよう提言した。

世界保健機関(WHO)のワクチン諮問委員会も独自の調査報告書を発表し、アストラ製ワクチンと血小板減少に伴う血栓症との因果関係について「もっともらしいと考えられるが、確認されていない」との認識を示した。
同委は「懸念ではあるものの、非常にまれな事例であると認識することが重要だ。世界で約2億人がアストラ製ワクチンを接種し、こうした報告事例はごく少数にとどまっている」とした。
また、ドイツのワクチン委員会メンバー、クリスチャン・ボグダン氏は、アストラ製ワクチンを接種し、まれな血栓症を発症した60歳以下の女性が通常の20倍に上ると指摘。ある集団で特定期間に高い頻度で発生することは「非常に明確なリスクシグナル」だと述べた。
イタリア当局はEMAの発表を受け、アストラ製ワクチンを60歳以上に限定して推奨すると発表した。当局者によると、政府は60歳以下に同社製ワクチンを避けるよう勧告しているが、禁止はしていないという。


「だまされたのでは…?」 意外と“モヤモヤ”する葬儀代 格安お葬式の知られざるカラクリとプロの見つけ方

2021-04-08 13:30:00 | 日記

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 高齢化社会が進行する中で、「弔われる人」の数が年々増加する現代日本。内閣府の高齢社会白書(平成29年版)でも死者数は右肩上がりの予想だ。昨今、ネットでは「低価格」がアピールされ、テレビCMも流れるなど、葬儀業界が劇的に変わりつつある。業界関係者の視点から現状をお伝えする。
「どうしてあんなに高いのか」お葬式のモヤモヤ
 葬儀の当事者(喪主)になることは、人生でそう何度もあるわけではない。身内が亡くなってから慌て、考える間もなく葬儀が終わってしまい、後日冷静に振り返ると「どうしてあんなに高いのか」とモヤモヤする。そしてネットで葬儀が10万円前後でできることを目にすると、「葬儀社にだまされたのでは…」と思う。「格安葬儀」が登場したことで、そうした経験をする人は近年増えているだろう。
 ただし、安いのには理由がある。ネットでうたう「格安」には、10万円では普通の葬儀が難しいことが巧みにぼかされているのだ。
お葬式のお金は4つのことで成り立っている
 そもそも葬儀の費用は、次の4つから成り立つ。まず祭壇(荘厳壇)を設けて通夜・葬儀を行う「葬祭費」、お寺への「お布施」、火葬場などでの「食事代」、そして「火葬場の使用料」だ。そして、格安価格をアピールするサイトの費用内訳をよく見ると、勘定されているのは4つのうちの「葬祭費」のみで、お布施、食事代、火葬場の使用料は除外しているのが普通である。
 その価格を、えてして規模の大きな葬儀が多かった“一昔前”の費用を使って比較し「安い」とうたう。スタンダードな進行であれば、通夜、葬儀を経て火葬場へ行く流れだが、通夜も葬儀も省いて火葬場だけで見送るようにするなど、削るだけ削り徹底的に手間を省いているからこその価格であり、その安さだけを喧伝することは、いわば「長所」のみを強調しているにすぎない。ウソを言っているわけではないが、果たしてそれがフェアかは、判断の分かれるところだ。
親族の弁当はコンビニ? 仕出し?
 たしかに、お布施や食事代は主催する当家の状況で振れ幅が激しい。特に食事代は大変で、ベテラン担当者でも予測が外れることもある。当家の予想を大きく上回る会葬者が来ると、食事はもちろん、会場スペースは足りず、受付も混乱し、算段が大きく狂う。そして食事の金額も総額に影響を与える。
 葬儀後の火葬場で必要になるお食事を例に挙げよう。例えば家族4人だけで弔い、コンビニやスーパーの弁当(500円)にすれば2000円で済む。ところが親族30人が参列して火葬場に行き、感謝の意味を込めて3000円の仕出し弁当を振る舞えば9万円に跳ね上がる。だから食事代は、葬儀のセット価格から除外せざるを得ない。『それでもしますか、お葬式?』第1話より 
 ゆえに大切なのは、上記4つを合わせた葬儀の総額がいくらなのか? ということだが、この部分は当家の方針が大きく関わってくる。どこまで呼ぶのかという参列者の数、お経をお願いするか、映画「おくりびと」のように納棺師にお願いするのか…。こうした条件が重なっていくと、総額はあっという間に変わる。結果、「誰もが一律この金額で出来る!」という相場になるような総額を事前に算出することが難しいのである。
「追加費用」を拒みづらい葬儀の環境
 では、なぜネットでは競うように料金の安さを前面に押し出すのか。言うまでもなく、葬儀の受注が欲しいからにほかならない。ひとたび葬儀の依頼を受けてしまえば、当家はただでさえ慣れない葬儀で心身に負担がかかっている状況。「追加費用」に疑問があったとして、当家が細かく質問をしたり、拒むのはなかなか難しいのが現実である。
 ちなみにネットで格安をアピールしているのは、葬儀社よりも、葬儀代理店という事実もある。代理店に葬儀を申し込む電話があっても、仕事をするのは提携した葬儀社。代理店は手数料を取って確実に儲けるビジネスモデルだ。葬儀が儲かるビジネスなら、葬儀代理店自身が葬儀を施行すればいいのだが、それはしない。ある意味では、それが葬儀をめぐる実際のところだ。
「お経を唱えてくれないのか!」
 もちろん、格安“葬儀”の価格競争で消費者の選択肢が増えたのは事実だ。しかし安さを強調するあまり、ボタンの掛け違いで起こる不幸なこともある。
「なるべく安く」という強い希望で、通夜と葬儀をしない「直葬」を選んだのに、後から「花を多く」「お経を唱えてくれないの?」などと、予算のかかる要望を出して、板挟みになる担当者もいたりする。葬儀社への悪いイメージが先行し、最初から“戦闘モード”に入ってしまい「自分の決めた以上の金額は出さない(もちろん格安サイトの料金プラン)」と言い張って話が進まない…という話を同業者が教えてくれたこともある。こうなってしまっては、消費者も葬儀社のどちらも良いことがない。
本当のプロの見つけ方
 それを防ぐには、葬儀社への事前相談が理想だ。年老いた家族が元気でも、見積もりをしてもらい、担当者を観察して応対を観察する。食事やお布施の話も含めて、葬儀費用の総額を教えてくれるのであれば、まず信頼できる。複数の葬儀社の見積もりを取って比較するのもいいだろう。大切なのは価格だけをみないこと。本当に安いかは、葬儀をやってみて初めて分かることで、担当者を「信頼できるか」を見てほしい。
 ネットの情報も「口コミの1つ」ぐらいに、緩やかに捉えることが大切だ。そのためには、自分の目と耳で確かめて、最終判断をする…という当たり前のことをすればいい。葬儀は地域差が大きい。かかりつけの医者と同じく、いざというときに備えて、先に葬儀社を決めておくのが最大の安全策なのである。高額商品の購入時は下調べと検討を重ねるのに、葬儀はネット検索で決めるべきなのか、考えてほしいところだ。『それでもしますか、お葬式?』第1話より 集英社
 そもそも本当のプロは、自分の仕事に誇りを持っている。技術や知識を安売りしないし、依頼者の要望に応じるのはもちろん、時には依頼者すら気付かない真意をくみ取って提案もする。予算に限界があればその範囲で全力を尽くし、「当家のため」と思えば嫌がられるのを覚悟でやんわりと苦言もする。それがプロとしての仕事だからだ。
 この記事を見た人が、そんな大切な人の最後を託せるプロを見つけて欲しいと切に願う


眞子さまの結婚問題、天皇陛下のお言葉でレベルが一段上へ? 秋篠宮家には円満であってほしい

2021-04-08 11:00:00 | 日記

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国民の関心事である眞子さまの結婚問題。天皇陛下は、お誕生日の際に行われた会見で、記者からの質問に答えるかたちでこの問題に初めて言及された。陛下が内親王の結婚について、決まっていない段階で発言されるのは異例のことだという。今回の陛下のお言葉にはどのような意味があるのか。「女性自身」の記者で、皇室ジャーナリストの近重幸哉さんに聞いた。

*  *  *
「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」

 秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚について、陛下はこのように述べられた。2月23日の天皇誕生日に際し、2月19日に赤坂御所で開かれた記者会見でのことだ。眞子さまの結婚につい尋ねた質問への回答だった。

 質問は事前に陛下に伝えられていたが、記者らは当日、さらに「多くの人が納得し喜んでくれる状況に何が必要か」と関連質問を重ねた。それに対して陛下は以下のように返された。

「この件に関しましては、先ほど申し上げたこと以上のことは、今はお答えは差し控えさせていただきたいと思います」

 これらの陛下のお言葉に国民も注目。国民の間には「踏み込んだ内容ではない」というものや「眞子さまが発表したお気持ちと今回の天皇陛下のお言葉には大きな開きがある」といったものまで、さまざまな解釈があるが、これまでの経緯を踏まえると、今回のお言葉にはどのような意味があると受け止めるのが妥当なのだろうか。

 皇室取材歴30年の近重さんは、まず、今回陛下がお言葉で触れたこと自体が前例のないことだと指摘する。

「眞子さまと小室さんはご婚約内定の会見は開きましたが、それでだけは結婚が決まったといえる段階ではありません。また眞子さまは皇族とはいえ、これは秋篠宮家のご家族のことなのです。つまりまだ確定していない他家の結婚について、天皇陛下がお言葉で触れるというのは異例のことなのです。本来ならば、結婚が決まった段階で、“末永い幸せを願っております”といった内容となるのが天皇陛下のお言葉であるはずです」

 眞子さまに対する国民の心配の声が大きくなっている現状を受け、言いづらいことではあるが、陛下は敢えておっしゃったということのようだ。

 近重さんは、陛下がお言葉に込めれられた思いを次のように読み解いた。

「国民から祝福されるかたちで眞子さまには結婚してほしい、そして秋篠宮家にも円満であってほしいという気持ちがおありなのでしょう」

 陛下のお言葉は、秋篠宮さまの昨年と一昨年の誕生日の際のご発言を踏まえたものでもある。秋篠宮さまは、眞子さまと小室さんの結婚については「多くの人が納得し喜んでくれる状況」が必要だと述べられた。裏を返せば、眞子さまの結婚について現状では国民の支持を得られているとはいいがたいということ。昨年11月のお誕生日の会見では次のように述べられた。

「長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心の無い人もいるでしょう。どれをもって多くというふうに客観的に言うことができるかというとなかなかそれは難しいわけですけれども、あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」

 もちろん、眞子さまの結婚について国民の間にも賛成、反対、両方の声がある。若い世代や皇室に興味のない人たちの中には「お2人の自由意思で結婚して幸せになればいい」という意見もあるだろう。ただ、世間の反応を見る限り厳しい意見が目立つのも事実。特に、もともと皇室に関心がある国民の多くは不信感を抱いている様子だ。そうした人たちは、お相手である小室圭さんが結婚に向けて誠実な対応をしてきたという印象は持てておらず、さらにはコロナ禍にあって「眞子さまには私たちの苦しさを理解していただけないようだ」と残念な気持ちを抱いている人も少なくない。

 このような状況の、皇室にとっての意味を近重さんは解説する。

「皇室に興味がある人たちから内親王の結婚を反対されるのは、皇室としても看過できない事態なのです。国民からの支持があり、敬愛を受けてこその皇室ですから。たとえば、批判や反対の声が、一般の人々へ調査した結果のおよそ半数であっても、それは大変なことです。本来、皇室の慶事は8、9割の人が賛成というのが自然なのです」

 そうした状況下、秋篠宮さまは昨年11月、「結婚は認める」としつつも、「結婚と婚約は違います」と述べられている。これについては少し説明が必要だろう。近重さんは言う。

「秋篠宮殿下の『結婚は認める』という部分だけが世間でクローズアップされてしまった感じがありますが、ご発言の全体を理解すればもっと深い意味がわかると思います」

 憲法24条では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」と定められている。簡単に言うと、二人の合意さえあればいつでも籍を入れるという形の結婚はできるということ。一方、女性皇族が結婚する場合、一般の結納にあたる「納采の儀」を経て、「告期の儀」、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」、「朝見の儀」などの一連の儀式を順番どおりに行った後に、結婚式、披露宴を催し皇室を離脱するという流れになる。

「秋篠宮殿下のお気持ちは、父親としては2人の気持ちを尊重したいということ。そして憲法で定められた結婚は認めるということです。しかし、秋篠宮殿下が宮家として婚約をお認めにならない限り、納采の儀をはじめその後に続く一連の儀式は行えません。つまり、皇室としての結婚は、今のままでは難しいということなのです」

 今回、陛下は「ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったとおり……」とご発言。秋篠宮さまと同じ思いがあるとおっしゃったともいえるのだ。

「今回の陛下のお言葉については、上皇陛下と美智子さまにもお伝えしていると思います。上皇陛下が裁可されたのだから、反対されるのは難しいという意見もありましたが、小室さんの母親の金銭問題、小室さんのアメリカ留学などは裁可の後のことなのです。一連の儀式が延期となって以降、3年間に及ぶ国民の不信感を考えれば、上皇陛下も美智子さまも心配されているはずです」

 近重さんによると、御代が平成から令和に変わったことも大きいという。

「天皇陛下はご自身の御代に、国民の信頼を損なうような結婚は天皇としては望んでおられないと思います。今回、陛下が言及されたということは、皇室が一つになってのお言葉だということも意味します。これまでは、眞子さまにはご両親との関係で考える問題だったかもしれませんが、天皇陛下のお言葉があった以上、これまでのようにそのまま放っておくことはできません」

 つまり、これまでとはこのご結婚問題のレベルが一段上がったということ。言葉の重みを考えて、眞子さまと小室さんは国民の理解と祝福を得ることが必要になったということだ。

「そして、天皇陛下に言及された以上、秋篠宮殿下も娘の眞子さまと対話をしなければならないということです。これまでのように結婚問題については長女と口を利かないという状況ではなく、秋篠宮ご夫妻も眞子さまとしっかりと話をされ、眞子さまも秋篠宮さまと向き合われて、今、国民が不安に感じている問題をクリアしなければならなくなったのです」

 自分の気持ちや都合を相手に押し付けるのではなく、歩み寄って問題の解決をはかってほしい、相手の理解を得るために尽くしてほしいということだろう。それは天皇陛下が大事にされている姿勢のようだ。

「新型コロナウイルスに関するご発言で、天皇陛下は、『心を一つにして』という言葉を使われました。これはかつて、東日本大震災の追悼式典で上皇陛下が使われた言葉でもあります。国民に『心を一つにして』と求めるのならば、皇室もそうでなければならないという思いがあるはずです。ご家族単位でも同様に思われているのではないでしょうか。眞子さまの結婚について国民の理解と納得を得られるように、秋篠宮家も心を一つにしてほしいとお考えだと思います」

 短いながらも、深い意味が込められている天皇陛下のお言葉。国民も眞子さまと心を一つにできる日が来ることを切に願っている。

(まとめ/AERAdot.編集部 鎌田倫子


夫の暴言「結婚した意味がない」 妻の反論「私は家政婦?」

2021-04-08 08:30:00 | 日記

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少し前にネットで話題になった「刺身をパックのまま食卓に出すかどうか」問題。「用意も片付けもしないくせに文句を言うな」「パックのまま食卓に置かれると、手抜きされたような気持になる」など、ネットでは賛否両論、意見がわかれました。
どちらが正しい、間違っているとは一概に言えないこの問題。しかし、問題なのは「刺身をパックのまま出すか否かではない」と筆者は考えるのです。
元日の晩に投稿された嘆きの声
この騒動のきっかけとなったのは、読売新聞が運営する女性向け掲示板サイト「発言小町」に寄せられた、とある投稿。簡単にまとめると──
初めて夫婦2人で過ごすことになったお正月。投稿主がデパートで買ってきたお刺身を、パックのまま皿に移さずに食卓に出すと、夫が不機嫌になり、何も言わずに食べ始め、何も言わずに箸を置いた。理由を問いただすと、『お正月なのに刺身をパックのまま出すのが気に入らなかった』と夫。
それならその場でそう言ってほしかった、と投稿主が言うと、『そうすると自分がやらされるからイヤだ』。さらには『自分でやらされるなんて結婚した意味がない』とまで言われ、投稿主は『私はハウスキーパーではない。私の気がきかないのがいけないのか? それとも夫が子供っぽいのか?』と悶々としている。
──という内容です。
この投稿は、ニュースサイトやテレビのワイドショーにも取り上げられ、瞬く間に話題となりました。
大多数は夫の言い分に否定的
やはりというか、当然というか、ネットでは「夫に異議あり!」の人が大多数を占めました。しかし、やり玉にあがったのは「刺身をパックのまま出したら不機嫌になった」という、その態度ではなく、投稿主に発した「結婚した意味がない」の一言。
お正月というハレの日に、パックのママの刺身を出されてたことで機嫌を損ねたのはわからなくもない(これも百歩譲ってだけど…)。しかし、「パックのお刺身を提供されて『いただきます』も『ごちそうさま』も言う必要はない、自分でお皿に移し替えるなんて、結婚した意味がない」の一言は見過ごせません。
そこに夫の「妻は気をつかってしかるべき」という、ある種の傲慢さや差別意識が垣間見えたのではないでしょうか。
もしかすると夫には、お正月はいつもよりも華やかで豪華なテーブルコーディネートをしてほしい、2人きりで過ごすのだから、余計に特別な雰囲気を演出してほしかった…という気持ちがあったのかもしれません。
実際「発言小町」では「お刺身はお皿に移し替えて食卓に出す」とレスした人が多くみられました。
しかし、たかが「パックを皿に移す」という行為をやらされるだけで「結婚した意味がない」と言うなんて…つまり、夫は投稿主と「人生を共にしたいから」結婚したのではなく、「自分が家事をしなくて済むように」結婚したと勘繰りたくなるのも当然です。
問題は「パックのまま出すか出さないか」ではない
この話題を受け、ワイドショー番組の中には「お刺身をパックのまま出すか否か」について街頭アンケートを実施したところも。50人中35人が「皿に移して出す」と答えたそうです。
しかし、問題の本質はそこではありません。パックで出すか出さないかは、それこそ「家庭による」ものです。問題なのは、「ふと漏らした一言で、相手の『結婚に関する価値観』が見えてしまった」ことではないでしょうか。
この投稿主は、何気ない一言から、夫が
    * 自分の意のままにならないと、何も言わずに不機嫌になり、取り付く島もないような人
    * 自分のことを家政婦やハウスキーパーのような存在だと無意識に思っている
という風に認識しました。きっとこの先、結婚生活を続けていくうえで、この思いにずっと縛られてしまうのではないでしょうか。
そしてこの投稿を読んだ人たちは、「果たしてそんな人と結婚していることは幸せだと言えるのか…?」と考えてしまったはずです。いくらほかに良いところがあろうとも、優しいエピソードが公表されようとも、決して汚名返上とはならない重大な失言、といえるかもしれません。
まとめ
この問題を「刺身をパックのまま出すかどうか」という、いわば慣習の違いにフォーカスを当てると、投稿主の夫は「幼稚な人だな」という印象で終わります。しかし今回は、投稿主に発した発言に焦点を当てることで、夫が抱いている「旧態依然とした『良き妻』像」が浮き彫りになったのです。
夫の「自分で刺身をパックに出すのはイヤ。それを自分でやるのは意味がない」という発言は、裏を返すと「自分がやりたくないことをやらせるために結婚した」という風に取れてしまいます。
果たしてそんな相手と結婚する意味とは…?と思うのは、行き過ぎでしょうか。