皆さんと一緒に考えましょう

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

瀬戸内寂聴、死期を感じる? 「夜、昼の区別もなく、眠り続けています」

2021-04-29 15:30:00 | 日記

下記の記事はAERAdotからの借用(コピー)です

 半世紀ほど前に出会った98歳と84歳。人生の妙味を知る老親友の瀬戸内寂聴さんと横尾忠則さんが、往復書簡でとっておきのナイショ話を披露しあう。

*  *  *
■横尾忠則「生と死が混濁した感覚は遊戯的創造の核です」

 セトウチさん

 朝、目覚めると同時にまるで天気予報のようにコロナのニュースをテレビが報じています。この間、大阪のコロナ感染者が666人と報道されました。この666という数字が画面に描かれた時、僕の背筋に冷たいものが走りました。

 セトウチさんはご存知でしょうか。この666というのは悪魔の数字だということを。悪魔主義的な人間と言っても日本人にはピンとこないでしょうが、西洋では反キリストを指す数字として、ヨハネ黙示録には世界の終りが近くなると神が野獣と呼んだ人物が登場して、世界を支配するということが書かれています。

 そんな恐しい666という数字がテレビの画面に表れた時、僕は本当に背筋が凍(い)てつくほど驚きました。もし西洋人がこの数字を見たらどんなに驚いたか知れません。仏教徒のセトウチさんには666なんて別にどーってことないかも知れませんね。世界の終りは弥勒(ミロク)の出現で救われると仏教では語られています。セトウチさんはこの前、僕の言った終末時計よりも、自分の終末生命の音の方が身近に聴こえるとおっしゃっていました。

 われわれの年齢になると世界の終りも自分の終りもさほど変らないかも知れませんね。僕は20代の頃から終末意識が強く働いて、その意識で創作活動をやってきたように思います。1999年のノストラダムスは回避されましたが、物造りの人間にはこの終末意識がエネルギーになるという変な業のようなものに背中を押されて仕事をしてきたように思います。生きることは死ぬことだみたいな考え方にとらわれて今までやってきました。

 死は一時僕の中では浪漫主義のような甘美な思想にとりつかれた時期もありました。その頃は幻想絵画や幻想文学に憧れ小さい世界に閉じ込められていました。そこから脱却したのはセザンヌのロマン主義が純粋絵画に転向した経緯に触れたことが大きかったと思います。だけど現実世界が全てだと考える唯物主義は僕の中で否定され、この現実と分離したもうひとつの現実への認識の拡大が僕の創造領域をうんと拡張してくれました。それは思想的なものではなく、幼少時代から今日まで僕の内部に棲みついている異界体験が巻き起こすイリュージョンです。ここにいながら、もうひとつの領域にいるというバイロケーション現象です。

 普通は幼少期特有のものとして自然消滅していくものなのに、僕の場合、老境に至る今日まで、僕の肉体と精神の両域にまたがって、一向に衰えようとはしません。生と死が混濁したような感覚はいい意味で遊戯的創造の核となっています。僕の中のインファンテリズムはもしかしたら、この虚実の共存から発生したものとして、今では温存させるようになりました。そんなことから生と死は分離されたものではなく、一体化された輪廻的な原郷への回帰のような懐かしさを感じます。

 そして、そこで出会ったのがこの前にも触れました寒山拾得(かんざんじっとく)的生き方です。この存在は人というより、理念そのものだと思います。666の終末というより、弥勒的世界です。まあ、われわれは死後の世界で千年王国を見つけましょうか。

■瀬戸内寂聴「寂庵は平安時代、死体捨て場だったのよ」

 ヨコオさん

 今朝は、嵯峨野の空は、雲のかけら一つなく、実に爽やかな風が吹き通っています。

 桜はとうに散ってしまって、今は椿が満開です。

 こんなに椿があったかと、びっくりして、一本、一本見渡しています。

 お寺に椿が似合うのか、嵯峨野のお寺には、どこも椿が鮮やかです。

 寂庵の椿は、どれも自分が進んで植えた記憶はなく、それを下げてきてくれた人の笑顔や、着物の色が、花と一緒に浮かびあがってきます。

 花が咲いても、散っても、常に美しい寂庵の庭を眺めながら、こんな美しい広い庭を、一人占めして四十七年も棲み続けてこられた稀な幸福を、死の近づいた今になって、つくづく、しみじみ感じていっているこの頃です。

 ここを見つけた時、造成地で、だだっ広い、木一本なかった赤土の広がりだったことを想い出します。

 方々見回った後で、信じられないほど地代が安かったので、どうしてかと案内の人に聞いたところ、何時間か一緒に嵯峨野を巡り合ったその案内人は、ちょっと目を伏せて、私の顔を見ず、低い声で、

「この辺りは、昔、死体捨て場でしたからね。」

 と呟きました。

「昔」がどれくらい前のことか聞くまでもなく、出家していた私には、それもふさわしいと求める条件になりました。

 その頃は、まわりに家はなく、ほんとに「野」に家を建てた感じだったのです。

 地代も安くて、銀行で借りられるお金で間に合いました。

 何年かたち、ようやく棲み慣れた頃、親しくなったヨコオさんが遊びに見えて、すっかりあたりを気に入られて、近くへ引っ越してくると話が進みましたね。ところがそれを聞いた美輪明宏さんが、

「あそこへ行けばヨコオちゃんは仕事がなくなり、病気になって死んでしまうよ。」

 と止めに入って、ヨコオ夫人がびっくりして、

「でもセトウチさんはあんなに元気じゃないですか。」

 と言ったら、美輪さんが、

「あの人は坊主になったからいいのよ。あそこは平安時代は、死体捨て場だったのよ。」

 と言うことで、ヨコオ夫人がすっかり脅えて、隣にくる話はオジャンになりましたね。

 神秘的な美輪さんの言うことは、信じておくが安全です。おかげでヨコオちゃんも八十代も半ばの老境まで長生きしちゃってるし。

 ヨコオさんの話に近頃出てくる寒山拾得の居たお寺へ、昔、昔、中国旅行で行きましたよ。門を入ったすぐ右側に二人の銅像がありましたが、およそ想像と違う今様のサラリーマンのような平凡な顔をしていました。亡くなった日本の榊莫山さんの笑顔の方が似ているように思いませんか?

 そういえば莫山氏も、寒山拾得が好きだったらしく、よく彼らの風貌を描いておられましたね。

 さて、いよいよ私は死に近くなったらしく、夜、昼の区別もなく、眠り続けています。夢も見ません。起きている今が、夢なのでしょうか?

では、また。


ワクチン、インド変異株に効果  独ビオンテックCEO

2021-04-29 14:22:27 | 日記

下記の記事は日刊薬業からの借用(コピー)です

 米製薬大手ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを共同開発した独バイオ医薬品企業ビオンテックのシャヒン最高経営責任者(CEO)は28日、インドで広がっている新型コロナ変異株にも、同ワクチンが効果を発揮することに「自信がある」と述べた。
 シャヒン氏はオンラインの記者会見で、「30種以上の変異株を調べたが、ほぼ全てでワクチンは同じように効く」と強調。インド変異株は、以前ワクチンが効くことを確認した種類のものだと語った。
 ワクチンのアジアへの供給が欧米と比べ遅いことについては、独中部マールブルクでの生産拠点新設などを通じて増産しており、「日韓などもその恩恵を受ける」と語った。また、中国で7月にもワクチンが承認されるとの見通しを示した。【ベルリン時事


「健康番組の情報」鵜呑みにする高齢者の超危険

2021-04-29 13:30:00 | 日記

下記の記事は東洋経済オンラインからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

2017年に国内の雑誌に発表された、高齢者が医療健康情報をどこから得ているかの調査を図に示しました。
(画像:『自身を守り家族を守る医療リテラシー読本』より)
これは、東京都と長野県で合計518人の60歳以上の高齢者に対して行われた調査の結果で、テレビから得る情報は、「医者や専門家」から直接得る情報よりも割合が多くなっています。
調査によっては、「かかりつけ医」「健康診断」などがテレビよりも上位にきているものもありますが、どの項目も、総じてテレビが上位にきており、特に高齢者においては、インターネットの影響はそれほど高くはありません。情報を得る先として「テレビ」、「医者や専門家」に次いで多いのは、「新聞」、「友人や家族」となっています。
また、株式会社インテージヘルスケアが全国11万人に対して行った調査によると、年齢が高くなるほど「かかりつけ医」「健康診断」などの信頼できる情報源から情報を入手する割合が高くなると報告されています。
この調査では、若い人ほど、テレビCMや家族や友人などの口コミから情報を得る割合が高い、という結果でした。高齢になるほど病院にかかり、専門家から直接情報を得る機会が多いことを反映していると思われます。
依然として、テレビは大きな影響力を持っています。文字情報だけではなく、映像や音声などを駆使して総合的に情報を伝えるのがテレビといえますが、昔と比較して正確性が求められるようになったとはいえ、医療情報に関しては、番組や局によってはまだまだ玉石混淆の情報を発信しているようです。視聴者のリテラシーが試されます。
印象に残る情報に触れたときほど冷静になり、深呼吸して、自分で調べたり、さまざまな角度から検討してみたりすることが必要です。
高齢になるほど、かかりつけ医などから情報を得ることが多くなるという調査結果があるのは、喜ばしい傾向であるといえるでしょう。
最近は、薬局で薬をもらう際に、薬のことや病気のことについて、薬剤師に気楽に尋ねられる環境ができつつあります。以前は、病院でないと処方してもらえなかった薬が薬局で手に入ることも増えました。医療者と患者さん、一般の方々とのコミュニケーションを考えると、薬剤師が果たす役割は大きくなってきていると思います。何か疑問があれば、薬局で気軽に聞いてみるのも、一つの方法です。
インターネットの健康情報も怪しいもの多い
薬や病気の治療について調べたいとき、インターネットであれば「どのサイトを見るか」は非常に重要です。一つ安心できるのは、以前ディー・エヌ・エーにより運営されていたメディア「WELQ」の誤情報が問題となった際、グーグル社はSEOを変更して公的な情報や信頼できる情報が上位に表示される仕組みに変更しました。このため、本書執筆時点では多くの医療情報に関して、公的ページが上位に表示される仕組みになっています。
『自身を守り家族を守る医療リテラシー読本』(翔泳社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。
例えば、「大腸がん」をキーワードに検索エンジンのGoogleで検索すると、国立がん研究センターの「がん情報サービス」が最上位に表示され、診断や治療についての正確な情報が手に入るようになっています。
どうしても、テレビやインターネットのメディアが扱う情報は断片的になりがちです。インターネットを使って何か情報を得ようとするのなら、まずはこのような公的なページで病気について一通り調べ、基本的なことがらを把握するのがよいでしょう。
また、病気になったときに使える制度は、厚生労働省や自治体のページに掲載されています。あわせてそちらも見てみましょう。
(画像:『自身を守り家族を守る医療リテラシー読本』より)
がんをはじめとするさまざまな疾患について、現在は「ガイドライン」が出版されています。日本で診療ガイドライン作成を支援している、Minds(厚生労働省委託事業EBM普及推進事業)によると、診療ガイドラインとは、「診療上の重要度の高い医療行為について、エビデンスのシステマティックレビューとその相対評価、益と害のバランスなどを考慮して、患者と医療者の意思決定を支援するために最適と考えられる推奨を提示する文書」と定義されています。
簡単な言葉で言い換えると、さまざまなエビデンスを統合して、診断や治療に対して、どの方法がどの程度勧められるのか、あるいは勧められないのかが書いてある文書のことです。
ガイドラインでは、その診断や治療を勧めるのにどの程度確証があるかを、A—Dに分けています。一般的には、AやBであれば、その診断法や治療法は勧められるということを意味します。
A=行うよう強く勧められる。
B=行うよう勧められる。
C=行ってもよいが、十分な科学的根拠がない。
D=行わないよう勧められる。
ところで、「ガイドライン」は通常、あくまでも医師をはじめとする医療従事者が、診療の指針として使用するものであることに注意しなければなりません。
しかし、大腸がんや乳がん、子宮がん、膵がんなどでは、患者さんのためのガイドラインや、ガイドライン解説の本も出版されています。これらの本は、自分が受ける予定の治療の説明を聞くのにも参考になりますし、医師への質問や、医師との話し合いにも参考として使用できます。


秋篠宮さまは困惑、小室さんはここで失敗した 宮内庁内から聞こえてくる声を拾うと

2021-04-29 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です

眞子さまを通じて届けられた
 眞子さま(29)との結婚が内定している小室圭さん(29)が4月8日に28ページに及ぶ文書を公表されて以降、世間ではその内容の是非を問う声がかまびすしい。その直後に出てきた母・佳代さんの元婚約者への解決金支払いの提案も含め、宮内庁や皇族に関係する方々はどのようにご覧になっているのか、レポートする。
「皇族方、あるいは関係する人たちの中で、今回の小室文書を積極的に支持するという方は、私が聞いている範囲ではいらっしゃらないですね」
 と話すのは、宮内庁担当記者。
「総スカンと言ってもいいかもしれません。反応としては、あれこれ世の中で指摘されているのと同じようなものでした。要するに、国民が納得する説明を求められてきて、随分と時間がかかった割りに公表されたものがこんな内容ってどうなの? と疑問を呈するもの。小室さんや母・佳代さんの正当性を主張するものを読みたいとは誰も思っていなかったということですね」
 公表されるまでの経緯について聞くと、
「文書は眞子さまを通じて秋篠宮さま、さらには天皇陛下の手元にも届けられました。それを公表したということは承諾されたとみなし得るかもしれませんが、実際には秋篠宮さま、そして紀子さまは当初、困惑されたと聞いています。ただ、最終的には眞子さまの態度に押し切られてしまったということでした」
 どのようなやり取りがあったのだろうか。
「秋篠宮さまは、この文書で国民の理解が得られるかどうかについて否定的だったと聞きました。具体的にどう仰ったかは定かではありませんが、悠仁さまは将来の天皇陛下になられる方で、その悠仁さまの姉君にあたる眞子さまに『自覚』を促されたということではないでしょうか。もちろんそれも今に始まったことではないのですが……」
全部で9回出てくる「眞子様」という言葉
 記者はこう続ける。
「小室さんの文書には『眞子様』という言葉が全部で9回出てきますね。結婚が内定しているわけですからお名前が出てくるのは当然ではあります。ただ、”眞子様が書いてくださった文書にもありますように、私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません”といった冒頭の文言には、昨年の眞子さまによる結婚宣言を受けて今回の文書があるという流れを感じさせます」
 もう少し踏み込んで言うと、どういうことなのか?
「一般人の金銭トラブルに、眞子さまを巻き込んでしまったように見えます。実際そのように指摘する宮内庁の人たちがいました。それは小室さんの失敗と言ってもいいかもしれません」
 文書には、〈母と元婚約者の方という一般人同士の事柄が私と眞子様の結婚という全く質の違うより大きな話題に発展してしまっている〉と記し、さらに、〈借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありました〉とある。
「眞子さまと小室さんは、金銭トラブルへの誤解を解いたうえで結婚という目論見がおありだったと思います。文書でも学費は奨学金など自分の力でやりくりしたという主張をしているわけですが、小室家に入ったお金に色はついていないのは自明のこと」
 それは、元婚約者が週刊現代4月24日号でいみじくも、「そもそも小室家という家計に入ってしまえば、すべて同じおカネなわけですから、いまさら『元婚約者から学費の援助は受けていない』と言われても、困惑するばかりです」と語っていることに重なる。
「小室さんは名誉の問題と言っていますが、眞子さまと結婚した後も金銭トラブルのことは言われ続けるでしょう」
二度と戻らないという意思表示
 別の記者に聞くと、こんな答えが返ってきた。
「眞子さまの周辺にはもちろん知恵を出す人たちはそれなりにいます。しかし、眞子さまがその助けを得ようとした形跡は見られないところを見ると、そんなつもりもさらさらないのかもしれません。秋篠宮さまに文書をお見せになったのは公表までにそんなに時間がないタイミングだったようです」
 年内に結婚を考えていらっしゃるのは既成事実となっているが、だからといって1分1秒でも早くと公表を焦る必要はなかったはずだ。
「結婚には家という概念が付きものですよね。一般的にはすでに崩れてしまって久しいかもしれませんが、皇族方は家の象徴とも言うべき存在。国民の多くは皇族方がそうあってほしい、そうあってしかるべきと考えていることでしょう。眞子さまの結婚宣言から今回の文書公表、その直後の解決金支払いの申し出という一連の流れを見ていると、家、つまり秋篠宮家の中でしっかりと了解されず、なし崩し的に進んでいる印象があります。いったん皇籍離脱をすればもう皇室に未練はない、二度と戻らないという意思表示にも見えます」
 それが事実なら、先の記者の指摘にもあった通り、将来の天皇陛下の姉君であるという自覚を促す秋篠宮さまの言葉に耳を貸されていないということも腑に落ちる。
「宮内庁の中では、海外での生活を前提にされているのではないかと指摘する声も根強くあります。そう言う人たちは、”国内だと生活が落ち着くまでの一定期間ポリスボックスを置いておくこともできるし、それが抑止力になるけれど、海外でSPを付けるなんてまず不可能。生命の保障さえない世界でどうやって生活していくのでしょう”と話しています」
 駆け落ちという言葉が浮かんでは消え、消えては浮かぶようだ――。


管理栄養士がこっそり食べている健康食材ランキング!5位は卵、1位は?

2021-04-29 08:30:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

管理栄養士にアンケート調査を実施!
結果は…?
 今回は33名の管理栄養士さんにご協力いただき、日頃健康のために意識して食べている食材トップ3と食べている理由を挙げてもらいました。
 集計方法は以下の通りです。
1位・・・3点
2位・・・2点
3位・・・1点
として、それぞれ合計点でランキングを作成しました。
 5位にはあの2つの食材がランクイン!
第5位:卵、海藻類 9点
 卵を選んだ理由は…。
・安価で必須アミノ酸が多い良好なタンパク質源で、料理の幅も広いから。
・食物繊維、ビタミンC以外はほとんど含まれていて手軽な完全栄養食。
・ゆで卵にすれば、いつでもどこでも持ち歩けて間食代わりにもなるから
 海藻類を選んだ理由にはこちらです。
・カルシウムや鉄分などのミネラルの補給に、また食物繊維やβ-カロテンなども含まれているため、肥満予防や免疫力アップも期待できるから。
・食物繊維が豊富で美肌・ダイエット効果と、食前に摂取する事で 血糖値の急上昇と、食べ過ぎを予防するため。
 食べている海藻の種類はもずく酢やわかめ、めかぶ、海苔が挙げられていました。
 4位にも2つの食材が同着ランクイン!
第4位:豆乳、ナッツ類 10点
 豆乳を選んだ理由として、以下が挙げられました。
・美容、ダイエット効果がある事と、飲み始めてから生理痛が軽減されたため。
・大豆イソフラボンがとれる、いろんな料理に活用できる
・手軽に植物性のタンパク質がとれるから
 ナッツ類については食べている種類はさまざまでした。
・ピーナッツ:個人的に好きなのと、噛むことで頭が働くし、食べ過ぎの予防にもなるため。
・アーモンド:抗酸化ビタミンでもあるビタミンEが豊富で必須脂肪酸などがとれる。
・クルミ:整腸作用、頭の回転が早くなった気がするから。
 ナッツは良質な脂質もとれますが、カロリーも高いので、「素焼き」を選ぶのが余分な脂質をカットするコツです。
 3位には健康効果の高いあの野菜がランクイン!
第3位:ブロッコリー(ブロッコリースプラウトも含む)14点
 こちらは過半数の18名が回答するという結果に!
 理由としてこのようなものが挙げられていました。
・抗酸化作用が強く、疲労回復に効果的だから!
・風邪予防ビタミンCと葉酸摂取のため。
・栄養満点で、野菜の中でもアミノ酸が多めだから。
・ゆでて塩、ごま油をかけるだけで一品になり子どもがバクバク食べる。栄養価が高いから。
 スプラウト派の意見はこのようなものでした。
・生野菜として簡単に使用でき、抗酸化作用も他の野菜よりも優れている。毎日少しずつ摂取でき、肝機能も高めてくれる。
 やはり風邪予防や免疫力UP、栄養価と抗酸化力の高さがブロッコリーの魅力です。普段なかなか手に取らないという方は冷凍野菜としてもコンビニやスーパーで手軽に買えるようになっていますので、副菜やスープにちょい足しするのもよいですね。
 2位はあの発酵食品がランクイン!
第2位:ヨーグルト 19点
 こちらも18名が回答しました。
 理由としてはこのような声がありました。
・デザートの代わりにもなる発酵食品。幼い子供から高齢者まで誰でも簡単に食べられる。
・ヨーグルトによって乳酸菌の種類が選ぶことができる。
・腸内環境を整える、免疫を強くする。
・ヨーグルトは便秘予防につながる。
 中にはきな粉や亜麻仁油をプラスして、さらに健康効果を高めている方もいました。
 ヨーグルトは腸内環境改善だけでなく、カルシウムやタンパク質補給にも優れた食材です。そのままでも食べられますが、フルーツやグラノーラを入れてボリュームを出したり、料理に使ったりと活用の幅が広いのも魅力です。
 そして1位は日本の食卓におなじみのあの食材!
第1位:納豆 40点
 こちらも18名がTOP3に選んだ食材です。
 選んだ理由を見ていきましょう。
・良質なタンパク質であるため。発酵食品であり、食物繊維摂取にもなり、腸内環境の整える働きもあるため。
・栄養価が豊富。ダイエットや美肌にも効果的。安いし・食べるものが無いという時もそれだけで食べられるから。
・ごはんにもパンにもパスタにもあうから。更年期にも効果が期待できるため。
・サポニンやカリウムによる高血圧予防効果、レシチンによる疲労回復効果、イソフラボンによるアンチエイジング効果など、様々な効果が期待できるため。
 納豆は手軽に必要な栄養を補えるNo.1食材です!白米だけで食べるよりも納豆を一緒に食べた方が、よく噛むことにつながり、さらに食物繊維がとれるので血糖値の上昇を抑えられるなどダイエット効果も期待できます。
 ぜひストックして毎日の食事にプラスしていきましょう!
ちなみに6位以降はこんな食材がランクイン!
 6位以下にランクインした食材を点数の多い順に紹介します。
えごま油
玄米・雑穀類
煎り大豆
麹・塩麹
高カカオ チョコレート
生姜(パウダー含む)
鶏胸肉
甘酒
 ランクインした食材は「良質な油」、「食物繊維」、「発酵食品」、「タンパク質」、「手軽さ」がキーワードになる食材が多い印象を受けました。やはり食のプロフェッショナルである管理栄養士さんは、栄養価が高く続けやすいものを積極的にとっているのですね。
 皆さんがよく召し上がっているものはランクインしていましたか?
 ネットやテレビではさまざまな健康食材が話題になりますが、食事は毎日のことなので、健康食材も自分にとって手軽で続けられるものが一番です。今回のランキングやとり入れ方も参考にしつつ、日々の食事を整えてみて下さいね。
(管理栄養士 岡田明子)