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おニャン子クラブ新田恵利 92歳の母と「明るい介護生活」送る秘訣

2021-04-09 15:30:00 | 日記

下記の記事は日経ARIAからの借用(コピー)です

「おニャン子クラブ・会員番号4番」でデビューした新田恵利さんも早やARIA世代。アイドル時代と変わらない笑顔で、92歳のお母さんの介護を続けています。7年目になる介護生活から得た、日々明るく過ごす秘訣を聞きました。
 新田恵利さん(以下、恵利さん)は現在、TV・ラジオ出演や講演などタレント活動をしながら、神奈川・湘南の二世帯住宅の1階に暮らす92歳の実母を介護している。介護生活は7年目に入った。
 「私は母が39歳のときに生まれたので、同世代より少しだけ早く介護が始まりました。最近ようやく周囲でも本格的に介護に直面する人が増えてきましたね」。当初は戸惑いや悲しみ、つらい気持ちもあったが、ここ数年で意識は変わってきたという。「『これって自分のためにもやっているんだなぁ』と思えるようになってからすごく楽になりました」
母が骨折で入院、突然介護生活が始まった
 介護が始まったのは2014年の秋のこと。
 「母が腰の圧迫骨折で入院しました。85歳でしたからそれなりの年齢でしたが、それまでは自宅の階段を上り下りして、割烹(かっぽう)着で動き回り、私が仕事のときは2匹の愛犬の面倒を見てくれていました」。ところがその入院をきっかけに、急に認知症状が出るようになってしまったという。
 「約30年前に亡くなった父のことを『今何しているかしら』なんて言い出して……。たった20日間の入院でこんなに母が弱ってしまうなんてと、ショックと悲しみにくれました」
 いきなり始まった介護生活。介護仕様の住まいにするために家の中の衣類などを片付け中、(母のトレードマークの)割烹着をたたみながら涙があふれたこともあったそう。だが「私は、大丈夫」「たくさんの人が介護を頑張っているんだもん。私も頑張るしかない」と前を向いた。
長い時間を過ごす場所を明るくする工夫
 「同居する兄と交代で母を見て、普段はヘルパーさんはお願いせず、入浴はデイサービスを利用しています」。車いすを使う生活だが、要介護度は4から3に改善した。
 ところが20年の夏に、転倒したのをきっかけに2週間入院。「一時は、終末期となるかもしれないと覚悟をしました」というほどだったが、本人の強い精神力と家族の支えでみごとに回復した。「現在はベッドの上での生活が中心となってしまいましたが、母は食欲も旺盛で、ユーモアもたっぷりです。11月の誕生日には、私が作ったアップルパイを笑顔で完食してくれました」
 「たまには、母にも我慢してもらうこともあります」と恵利さんは言う。「みんなの手が追いつかなくて母が一人になってしまうときもありますが、母にはちゃんと言葉で伝えて、自分がそのことで罪悪感を覚えないようにします」
 ベッドの上で長い時間を過ごす生活を、明るくする工夫もよく考えるという。
 「例えば枕カバーを明るいピンクの花柄模様のものに替えたり、かわいいイラストのトレーナーを着てもらったり、取っ手が持ちやすくておしゃれな食器を買ったり……。日々のささやかなセンスで、圧倒的に楽しい1日が作れると思います」
 そんな恵利さんが7年にわたる介護生活で、身にしみて分かったのは「上手に手を抜いて、思いつめないことが本当に大事だということです」。
新田恵利 1968年、埼玉県生まれ。1985年、おニャン子クラブの会員番号4番としてデビュー。86年に「冬のオペラグラス」でソロ・デビュー。現在、実母の介護をしながら夫とチワワ2匹と暮らしている。
 「報われないこともいっぱいあるので、自分でできないことや解決しないことを考えつめない。愚痴を言いたいとき、苦しくなったときは親しい友人やパートナーにどんどん発散するようにします」
 このときのポイントはアドバイスを求めないことだそうだ。
 「私は主人に前もって『アドバイスは要らないからね。聞いてほしいだけだから』と言っておきます(笑)。特に男性って、いろいろ理性的に考えて解決策を探ろうとするんですが、基本的には愚痴を聞いてもらうだけで十分で、分析は要らない(笑)。『そうだね、大変だね、頑張っているね』という言葉で介護している人は救われるから」
 介護仲間との「介護トーク」も恵利さんにとっては貴重な時間という。「お互いの話から有益な情報が得られたり、介護の仕方を見直せたり、力をもらえたり。本当にありがたいものです。介護をしている人にしか分からない『介護あるあるトーク』は盛り上がりますよ。例えば『年寄りはなぜ“否定形”から会話が始まるのか』。ご飯まだ食べていない、とかですね……(笑)」
夢はあきらめず、「ついのすみか」をリフォーム中
 介護をしている中で何かをあきらめたり、自分が犠牲になっていると感じたりしないように努めているという。夫婦そろって旅行好きの恵利さん。新型コロナウイルスが広がる前は、車いすの母と一緒に温泉旅行にも多く出掛けた。
 数年前には、築50年ほどの民家を熱海に購入した。「『ついのすみか』だと思っています。高台にあって海を見下ろすことができ、温泉にも入れます。ときどき通いながら主人と一緒に少しずつリフォームを続けているのがとても楽しく、将来の生活を考えると夢が広がります。私が自分の人生を明るい気持ちで設計し、日々楽しく生きることは母にとっても幸せだと思います」
 そして忘れてはならないのが自分の健康。恵利さんは以前、テレビ番組の企画で受けた脳ドックで脳動脈瘤(りゅう)が見つかった。「早い段階だったので事なきを得ました。今は年に1回の定期健診で健康状態を必ずチェックしています」。最近、大腸ポリープが検査で見つかり、手術を受けた。「早期発見することは本当に大事。検査を受けられたことに感謝です」
介護の情報は自分から集めにいく必要がある
 介護生活が7年目に入っても、いまだに知らなかった介護サービスの盲点に気づくことがあると恵利さんは言う。
 「例えば要介護度が上がると、介護保険サービスの利用限度額である単位数が増えますが、同時に個別のサービスの単位数(料金)も変わります。そのため、これまでのサービスを使い続けると有利なのか不利なのかすぐには分かりづらい。そうしたことは現実になってみて初めて気づきました」
 介護に関するさまざまな知識は、すぐ使えるものもあれば、体験しないと得られないものもある。「本当に難しいですね。TVの健康番組のように介護の番組もしょっちゅうあればいいのにと思います。情報を自分から集める努力をしないと情報弱者になってしまうんです」。積極的に行政に足を運んだり、専門家に質問をしたりすることが大事だという。まだ介護が始まっていない人でも、これからのことが不安であれば「お住まいの地域を管轄する地域包括支援センターなどを訪れると、親身になって相談に乗ってくれると思います」。
 日常生活には大変なこともあるが「介護によって得るものは多くて、いい体験をさせてもらっていると思います」という恵利さん。「『悔いのない見送り方』というのはなかなか難しいと思うのですが、これだけ母のそばにいて、母とコロコロ笑いながら楽しい会話をいっぱいできていたら、別れた後もこの体験がきっと私の残りの人生の糧になると思うんです。母はとても人間ができていて、『私は幸せ者だ~』が口癖。そんな母に接する私の方こそ幸せ者だなと思いながら過ごしています」


「座りっぱなしで死亡リスク40%増」医師が"朝は立食、椅子は背もたれなし"を実践するワケ

2021-04-09 13:30:00 | 日記
下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

腰がラクになる座り方
国内で行なわれたある疫学調査(集団を対象に病気の頻度や要因を統計的に調べること)では、デスクワーク(事務職)の人の42~49%が腰痛を自覚しているという結果が出ています。つまり、デスクワークの人の半数近くが腰痛を感じているということです。
重たい荷物を持ち上げるわけでもないのに、なぜそれほど腰痛が多いのかといえば、長時間同じ姿勢でいることが多く、体を動かさない生活になりやすいことに加えて、座っている時の姿勢の悪さがあるのだと思います。
ありがちなのが、ひとつは、背もたれに寄りかかって背中が丸まってしまっていること。私も、腰痛がひどかった頃には、背もたれにどかっと寄りかかって座っていました。また、パソコンで長時間の作業をしているうちに、顔が前に出て肩も背中も丸まってしまう人も多いですよね。
ただ、自分の姿勢というのは意外とわからないものです。一度、家族や同僚にふだんの座り姿勢を写真に撮ってもらってみてください。画像で確認すれば一目瞭然です。
おすすめエクササイズ「エア・ボート漕ぎ」
おすすめの座り方は、まずは背もたれを使わないこと。そして、「エア・ボート漕こぎ」をしたあとでそのまま腕を下ろした姿勢、と患者さんによくアドバイスしています。
「エア・ボート漕ぎ」とは次のようなものです。
①座ったまま、ビルの5階くらいを見上げるように上を向き、目線の先に腕を伸ばす。この時に、お腹を突き出して反り腰にならないように、お腹に軽く力を入れる。
②顔は“5階”を見たまま、ボートを漕ぐように両腕を後ろに引く。
これが、「エア・ボート漕ぎ」です。胸を開き、肩甲骨をギューッと寄せるようなイメージで行ないましょう。
「ちょうどいい座り方」のコツ
「エア・ボート漕ぎ」は、デスクワークで上半身が丸まりがちな人にぜひ行なってもらいたいエクササイズ。ふだんあまり使わない肩甲骨まわりの筋肉を使うので、肩こりの人にもおすすめです。仕事の合間、ちょっと疲れたなという時に数回ボートを漕いでみてください。気分転換にもなりますよ。
そして、エア・ボートを1回漕いだあと、後ろに引いた腕を下ろして太ももの上に置き、お腹に軽く力を入れたまま、頭の位置を変えないように顔を正面に戻します。その姿勢が、ちょうどいい座り方です。
自然に頭が背骨の真上に乗っかって、太ももと上半身でつくる角度が90度よりも少し広くなります。それが、もっとも腰に負担がかからないラクな座り方なのです。
なぜ座りっぱなしだと病気になりやすいか
最近、「座りっぱなしは良くない」と、よくいわれます。有名なのが、「1日に11時間以上座っている人は、4時間未満しか座らない人に比べて死亡リスクが40%高くなる」ということを示したオーストラリアの研究です。
この研究は、45歳以上のオーストラリア人、22万人強を対象とした大規模なものでした。1日のうち座っている時間の合計が「4時間未満」「4時間以上、8時間未満」「8時間以上、11時間未満」「11時間以上」という4つのグループに分けて調べたところ、座っている時間が長くなればなるほど、がんや心疾患、肺炎などにかかりやすくなり、死亡リスクも高くなるという結果が出たのです。
なぜ、座っている時間が長いと病気が増え、死亡リスクも高まるのでしょうか。
理由のひとつは、長時間同じ姿勢でいると血流が滞るからです。全身に酸素と栄養を運んでいるのが血管なので、血流の低下は全身の臓器や組織の健康にかかわります。血流が滞れば、もちろん筋肉も硬くなり、こりやすくなって、肩こり、腰痛といった問題も出てきます。
また、座りっぱなしで筋肉を動かさないと、血液中の糖を筋肉に取り込む働きが鈍くなります。このような状況が長期にわたれば、肥満や糖尿病、さらに高血圧や動脈硬化が進むので、心筋梗塞や脳梗塞などの発症とともに死亡のリスクが高まります。
がんのリスクが高まるメカニズムについては、まだ明確にはわかっていませんが、血流や代謝の悪化とともに免疫力が低下することが関与している可能性が考えられます。
こうしたことから、長時間同じ姿勢でいることや座りっぱなしでいることは体に良くないといわれています。
私は「家ではほとんど座らない生活」
医者という仕事も、デスクワークの人と同じように座っている時間の長い職業です。外来診療中は基本的にずっと座っているので、気をつけなければ朝から夕方まで座って過ごすことになります。
だから、家ではほとんど座らない生活をしています。まず、朝食は基本的に立食です。手づくりの野菜ジュースとヨーグルトとコーヒーが定番なので、野菜ジュースをつくりながら、キッチンで済ませます。そのため、朝起きて仕事に行くまでの間に座っているのは、トイレのなかくらいでしょうか。
池谷敏郎『腰痛難民』(PHP新書)
さらに夕食も、日によっては立食スタイルで済ませます。つくり置きの料理や買ってきたお惣菜を食べる時もあります。そういう場合は、お惣菜は皿に移し、キッチンのカウンターに並べて、お酒も添えて、妻と2人で立ち話をしながら、まるでバーで食事をしているかのような気分で楽しんでいます。
妻がつくってくれた日には、食後の後片付けが私の担当です。夕食後、キッチンで洗い物をして、お風呂に入り、軽くストレッチをして寝るというのが日課です。
もちろんテレビを見てゆったりする時間も多少ありますが、家のソファーでも背もたれは使いません。ソファーに座るにしても、どかっと身を預けるのではなく、浅く腰かけて腰を立て、腹筋や背筋を使っています。
そんなふうに、仕事中に座っている時間が長い分、家にいる間は座りっぱなしにならないように気をつけています。
仕事は「背もたれのない硬めの丸椅子」で
もうひとつ工夫しているのが、仕事中の椅子。
以前、それこそ腰痛時代には背もたれのある椅子を使っていましたが、今は、あえて背もたれのない硬めの丸椅子を使っています。背もたれに寄りかかる姿勢が良くないことはすでに説明したとおりですが、なぜ硬めの椅子を使っているのかというと、座り心地が良すぎないものをあえて選んだからです。
それと同じで、座面が少し硬い分、しばらく座っていると立ち上がりたくなるので、座りっぱなし防止に役立つのです。実際、今の丸椅子に替えてから、診察が終わって次の患者さんがいらっしゃるまでのほんの少しの合間に立ち上がって、1回エア・ボート漕ぎをしたり、伸びをしたりすることが増えました。
喫茶店でも椅子の座面が固いと、しばらくしたら立ち上がりたくなりませんか。お店によっては、回転率を上げるために、あえて座り心地が良すぎない、固めの椅子を選んでいるそうです。
腰に良い椅子と聞くと、立派な背もたれと肘置きがついている椅子を思い浮かべる人が多いと思いますが、私は、むしろ背もたれのない、座面が少し硬めで、長時間座っていると立ち上がりたくなる椅子のほうが、腰にとっても全身にとっても健康的だと思います。
ぜひお試しください。

追記:私も腰痛です。昔買ったピアノ椅子を使ってパソコンを打っていました。散歩の帰りにニトリに寄ったらなんと多くの椅子がありました。背もたれが固定でなく後ろに伸びるのがありました。それを買って使っています。
姿勢も意識して腰を伸ばしていますが、いつの間にか腰を背もたれに着けてしまいます。このニトリの椅子は背もたれに柔軟性がありますので以前より楽です。話はそれますがピアノは売ってしまいました。ピアノは買うならヤマハです。30年使っていたものが半額で売れました。

小室圭さん「私や母は借金を踏み倒そうとした人間だったことに」「切実に名誉の問題」28ページ文書ににじむ“自らの正しさ”4/9

2021-04-09 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です


「令和2年(2020年)11月13日に公表された、眞子様が書いてくださった文書にもありますように、私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」
 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が、全28ページにわたる文書を公表した。小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者の男性との間で起こった金銭トラブルについて、改めて説明する文書だ。文書は「文書の概要」4ページ、「本文」11ページ、「脚注」13ページからなる。2017年5月17日、勤務先で取材に応じた小室圭さん 
「これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正」
 小室さんからの発信は、2019年1月22日に文書を公表して以来2度目。今回の文書を公表した目的については、「これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正すること」として、報道や人々の認識の誤りを是正したいという強い思いが伝わってくる。2017年9月3日、婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん 
 この間沈黙を貫いてきたのは「元婚約者の方のプライバシーを必要以上に晒すことになる可能性」があり、「元婚約者の方とお互いの認識についてきちんと話し合い、ご理解を得たうえで解決したいと考えていた」からだという。文書全体を通して、小室さん側が把握しているトラブルと話し合いの経緯、録音した音声データなどをもとにした双方の発言などが時系列とともに詳細に記されている。
 長大な文書のなかでも、小室さんが「自身の名誉」について綴った箇所が印象に残った。
私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります」
〈借りたお金であろうがなかろうが一括でお金を渡せば済む話なのになぜそうしないのか、といった意見が当初からあることについては承知しています。どのみち支援を受けたのは事実なのだから元婚約者の方がお金を返して欲しいと言うのであれば渡せばよいではないか、たとえ元婚約者の方のおっしゃることが事実でないとしても支援に感謝しているのならお金を渡すべきだ、といった意見もあったと思います。それでもそうしなかったのは、どのような理由があろうと、早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできないと考えたからです。借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。小室圭さん 
 そうは言っても、現在まで続いている報道の状況をみると、お金をお渡しして借金だったことにされる方がまだ良かったのではないか、と思われる方が多いかもしれません。しかし、名誉を傷つけられるような疑いをかけられ、その疑いが事実でないにも関わらず早く苦しい状況から抜け出したいと思うあまり事実でないことを事実として認めるのと変わらないことをしてしまえば、一時期はそれで良くてもそのことが一生重く付きまといます。いろいろと悩みはしたものの、一生の後悔となる可能性のある選択はできませんでした。この考え方を理解出来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、あらゆる可能性を考えたうえで決めたことでした〉
 この箇所を読んで、長年にわたり「なぜ事実と異なる内容が真実であるかのように報じ続けられているのか等々疑問点は多くありましたし、恐怖も感じました」という小室さんの心情を推し量るとともに、小室さんにとっては自らの正しさを証明することが何よりも重要なのではないかと感じられた。そして、パートナーとなるはずの眞子さまや、そのご家族である秋篠宮ご一家への思いやりや配慮のようなものが伝わってこないことに驚いた。「結婚に関する具体的な事柄に触れることはしていません」と前置きはしているものの、果たして小室さんは眞子さまとどのような結婚や生活を望み、思い描いているのだろうか。
小室さんは「これまでの事情を理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」
 眞子さまと小室さんの結婚延期発表から丸3年が経つ。眞子さまは小室さんと学生時代に知り合われ、今年10月にはそろって30歳の節目を迎える。2018年8月7日、アメリカへ向けて出発する成田空港での小室圭さん コピーライトマーク時事通信社
 眞子さまと小室さんの結婚をめぐっては、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」という秋篠宮さまのご発言(2018年11月、誕生日会見)をきっかけに、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」(国民からの祝福)がひとつのポイントになってきた。
 そして秋篠宮さまは、昨年11月30日の誕生日を前にした記者会見で、「あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております」と述べられた。
「国民からの祝福」というキーワードに呼応するように、小室さんは「私が沈黙してきたことにより私や母に対して不信感を覚えている方もいらっしゃると思いますが、この文書をお読みいただくことによって、これまでの事情を理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」と述べられているが、多くの人からの納得や祝福ではなく、1人でも理解してくれる人がいれば、というなかばあきらめにも近い気持ちを抱いているのかもしれないと思った。小室圭さん 
 昨年末には宮内庁の西村泰彦長官が定例会見で、小室さんの母・佳代さんと元婚約者の男性を巡る金銭トラブルについて、「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要」と述べ、「異例の苦言」とも報じられた。その後の会見で西村長官は小室さん側の代理人とも面会したうえで「認識を共有している」と話した。今回の文書を受け、西村長官は「非常に丁寧に説明されている印象」と定例会見で述べたという。
宮内庁に届く反対の声「税金である一時金を支払わないでほしい」「一時金を辞退すべきではないか」
 今年2月、天皇陛下が誕生日を前にした記者会見で、「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と、眞子さまと小室さんの結婚について初めてご意見を述べられた。国民からの懸念や反対の声が根強く残る状況を、天皇家の“家長”というお立場から、陛下は非常に心配しておられるのだろう。だからこそ、「多くの人が納得し喜んでくれる状況になること」が望ましいとあらためて強調されたのではないか。2月19日、記者会見をなさる天皇陛下 宮内庁提供
 以前、ある宮内庁関係者は、「眞子さまと小室さんのご結婚についての意見は、宮内庁への電話だけでなく宮内庁ホームページのご意見・ご感想フォームからも寄せられます。反対の声や批判的な意見としては、『小室さんは眞子さまの結婚相手にふさわしくないのではないか』『税金である一時金を支払わないでほしい』『一時金を辞退すべきではないか』など、様々です。最近でも係が別の電話に対応中で、すぐに出られないこともあります」と話していた。今回の文書は、再び大きな波紋を呼びそうだ。
 眞子さまは、一途に小室さんとの結婚を願われている。「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」というお言葉は切実だ。しかし、今回の小室さんの文書を受け、眞子さまのご結婚の行方について、より一層ご心配申し上げる思いを募らせた国民は、少なくないのではないだろうか。2020年1月、新年一般参賀での秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さま 
「この文書は私と母の一方的な言い分を記したものだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それでも、色々な事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」と再び文書のおわりに記した小室さん。5月にはロースクールを修了し、アメリカで司法試験に臨む予定とされている。この文書をもって、眞子さまと小室さんのご結婚はどのような進展を見せるのだろうか。


亡くなった人の銀行預金をおろす方法

2021-04-09 08:30:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

コロナ禍では、お金を増やすより、守る意識のほうが大切です。
相続税は、1人につき1回しか発生しない税金ですが、その額は極めて大きく、無視できません。家族間のトラブルも年々増えており、相続争いの8割近くが遺産5000万円以下の「普通の家庭」で起きています。

凍結された銀行口座からお金を引き出す
 相続が発生すると、その方の預金口座は凍結されます。預金の払戻しを受けるためには、相続人全員の同意と印鑑が必要でした。
 そのため、「相続人同士の仲が悪い」「遠方にお住まいのため共同で手続きができない」ときなどは、故人の預金を引き出すことができず、当面の生活費や葬儀に充てるための費用を工面できませんでした。
 そこで2019年7月より、預金の払戻し制度が始まりました。これにより、相続発生後に凍結されてしまう銀行口座について、相続人の同意がなくても一定の金額を払戻すことができるようになりました。
 一定の金額とは、各銀行の相続開始時の預金額に3分の1と、その相続人の法定相続分を乗じて計算した金額とされており、その金額が150万円を超える場合は150万円が上限となります。
 例えば、相続人が子ども2人であれば、各相続人の法定相続分は2分の1。仮に預金額が600万円であれば、600万円×3分の1×2分の1=100万円となるので、100万円を払戻すことが可能です。
 もし、預金額が1200万円であれば、1200万円×3分の1×2分の1=200万円となり、150万円を超えているので、払戻せる金額は150万円になります。
 また、遺産分割協議が難航し、調停や審判を行う場合で、家庭裁判所が必要性を認めた場合には、この金額を超える部分の引き出しも認めてもらえるようになりました(仮分割の仮処分の要件緩和)。
知っておくべき注意点
 当初、使いやすそうな制度に思えたのですが、実際の手続きには、法定相続分を明らかにするために、亡くなった方の出生から死亡時までの戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本が必要です。申請してから振込までに2週間以上かかる銀行もあるので、葬儀費用に充てるには間に合わないですね。
 ただ、葬儀費用のためではなく、当面の生活費の確保のためということであれば、とても有効な制度と言えます。
 なお、この払戻したお金を葬儀費用に充てる場合はいいのですが、もしも、相続人の自分の生活費に使った場合には、相続放棄ができなくなってしまいます。そういった面でも、この制度の利用は慎重に考えなければいけないですね。
 ちなみに、ちょっと悲しい話ですが、葬儀費用を誰が負担すべきかを争った裁判は過去にいくつかあります。裁判の結果、①相続前から葬儀社との間で負担者が決まっていた場合にはその人、②相続人の話し合いで負担者が決まればその人、③話し合いで決着がつかない場合には、喪主負担とすることが通例となっています。
 このあたりの知識も持っておいて損することはないですね。
相続争いの大半は「普通の家庭」で起きている
「相続争いは金持ちだけの話」ではありません。
 実は「普通の家庭」が一番危ないのです。
 2018年に起こった相続争いの調停・審判は1万5706件。そのうち、遺産額1000万円以下が33%、5000万円以下が43.3%。つまり、相続争いの8割近くが遺産5000万円以下の「普通の家庭」 で起きています。
 さらに、2000年から2020年にかけての20年間で、調停に発展した件数は1.5倍以上に増えており、今後もさらに増えていくことが予想されます。
 相続トラブルはなぜ起こるのか? なぜ、普通の家庭で相続争いが起こるのでしょうか?
「財産がたくさんある家庭」が揉めると思われがちですが、それは間違いです。

 揉めるのは 「バランスが取れるだけの金銭がない家庭」 です。
 例えば、同じ5000万円の財産でも、「不動産が2500万円、預金が2500万円」という家庭であれば、一方が不動産を、もう一方は預金を相続すれば問題ありません。
 しかし、「不動産が4500万円、預金が500万円」ならどうでしょうか? 不動産をどちらか一方が相続すれば、大きな不平等が生じます。こういった家庭に相続争いが起こりやすいのです。
橘慶太(たちばな・けいた)
税理士・円満相続税理士法人代表